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■ THE STONE ROSES 久しぶりに洋楽の記事を書いてみたいと思います。今回ピックアップするのは、ザ・ストーン・ローゼズです。 1983年結成の彼らは、当時において僅か2枚しかアルバムを発表していません。しかも2枚目のアルバムはあまり出来がよくなく、ファンからも評価されていなかったりしました。にも関わらず、彼らは所謂マンチェスタームーブメントにおいて、中心的な存在として認知されていたバンドです。それというのも、1stアルバムの出来があまりにも良く、完成されたサウンドであったからです。 私にとって、彼らの曲の歌詞は、はっきり言って意味不明でした。というか、歌詞カードの和訳を読んでもなかなか共感出来なかったくらいです。それこそボーカルは気だるく、ロックらしい力強さも皆無だったりします。 それでも尚、彼らのサウンドを耳にした時、一瞬にしてその独特なグルーブ感の虜になった事を覚えています。ノイジーな轟音と、そこに共存在する不思議な透明感、それらのサウンドをとりなすメロディラインにすっかり魅了されてしまったわけです。それこそ、ロックでありながら「浸っていたい」と思わせる独特の空間が其処に広がっていたのです。(従来において、ギターサウンドのみならず、ボーカルの歌いっぷりを重視して聴いていた私にとって、こうしたサウンドが耳に心地よいと感じるようになったのは、一つの事件と言えるものでした。) ちなみに個人的には、彼らの代表曲である「I Wanna Be Adored」はもとより、「Waterfall」のサウンドが特に好きでした。(ヘッドフォンなどの対策をとり、大きなボリュームで聴いてみてください。) ■ The Stone Roses - I Wanna Be Adored そんな彼らの事を、何故今回に取上げようと思ったかというと・・・それはジャケットの絵の事を話したいと思ったからです。このジャケット、よく見ると誰かの絵に凄く似ていると思いませんか?そう、ポーリングやドリッピングで描かれたこのジャケットは、モロにジャクソン・ポロックの世界であるわけです。でも、ポロック自身が描いたものではありません。実はポロック芸術から多大な影響を受けていた、ギターのスクワイアが彼の作風を真似て描いたものだそうです。 そんなわけで、久しぶりに彼らの曲を聞いてみたのですが、やっぱり良いですね。それに、ポロックの作品に触れた後で、彼らのサウンドを耳にすると、何故こうしたモチーフをジャケットに用いたくなったのか凄く判るような気がしました。(ちなみに愛知県美術館のスタッフ・ブログに詳しい話が載っているので、興味のある方はご覧になってみてください。また、googleでTHE STONE ROSESの画像検索をすると、それらのアルバムやシングルにおけるジャケットを見る事も出来ますよ。) |

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