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■ 2013年下半期から2017年の年始にかけて見たアニメ作品 その2



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2013年下半期から2017年の年始にかけて見たアニメ作品の感想をまとめて書こうと思います。今回の記事ではガンダムのOVAとTVシリーズの話を取り上げようと思います。



■ 機動戦士ガンダムUC episode 1〜7


SF・アクション小説作家の福井晴敏氏が原作のガンダム作品です。OVAとしてepisode7まで制作され、劇場公開もされたそうです。この作品、OVAリリースのCMがTVで結構な回数流れていたんですよね。そのせいもあって、「こんな作品が今の時代でも作られてるのか」と興味を持ちました。

ちなみに私は最初のガンダム(1stと言われるやつ)は、子供の頃に本放送で見た事があるクチです。映画館にも行きました。当時はアニメ雑誌まで買った事もあります。そのため、初期のガンダムは結構詳しく知ってます。でも、後に出てきた沢山のシリーズの事はそんなに詳しく判りません。シリーズ化が進むにつれ、画もストーリーも初代のものからどんどんかけ離れていったんですよね。それこそ、アムロやシャアが出ないとなると、興味が無くなっていったといいますか。

しかしながら、このUCのTVCMをみたら、金髪+マスク+赤い服の謎の男が出てるじゃないですか。しかも声はあの「シャア」と同じ人。「これは一体どういう事だろう?」と興味を持ったわけですよ。しかもTV地上波放送の深夜枠で、ep1と2が特別に放送されるとの事。作品に対する予備知識など全くなかったものの、試しに見てみようと思ったわけです。

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そうしたら、思いのほかep1と2の出来が良かったんですよ。最近のアニメは画が本当に綺麗ですね。モビルスーツ(ロボット)も昔の感覚では追いつけないほど良く動くので驚いてしまいました。また、サウンドトラックの出来が素晴らしかったのも印象的でした。一部のシーンでは、そのOSTの効果も相まって異常なほどの盛り上がりを見せてくれたわけです。そして、ep1や2でこの出来栄えならば、この後の話も見てみようと思ったわけです。

勿論、ストーリーも興味深い部分がありました。本作は歴代のガンダム作品で最重要と言ってもよいキーワードである「ニュータイプ」の事について、色々な論議が展開される作品だったからです。

ニュータイプは過去の富野作品において「直観力や洞察力に優れ、他人と理解しあえる人=戦争などしなくてよい人」と説明される事もあった特殊な能力。しかしながら、作中で出てくるニュータイプ能力を持った人達は、その殆どが戦場におけるエスパーのような形で能力を発揮しており、大きな矛盾点が存在していたわけです。結果として、その能力については、原作者である富野監督ですら上手に説明できていなかっと言っても過言ではないでしょうか。

それをガンダムの大ファンであった小説家がオリジナルストーリーとして本作の原作小説を書きおろし、「ニュータイプとは・・・」と、延々と説明するわけですよ。それ故、どのような形でオリジナルの作品群と辻褄を合わせたり、一般のファンを納得させるのだろうと、興味を持ったわけです。

でも、面白く感じたのはep3くらいまででした・・・。その後は最後にどういう形でこの話にケリをつけるのかを見届けるために、惰性で見たような感じだったかもしれません。

それこそ「ニュータイプとはなんたるものぞ」という定義づけのために、登場人物たちが幾度も長い台詞回しをするので、すごく会話が不自然に見えるんですよね。そして本作で定義づけられるニュータイプ論というものは、私が子供の頃に見たアニメ雑誌などで議論されていたものの範疇を超えるようなものでもなかったわけで・・・。

それに本作に対して興味を抱く切っ掛けとなった、「マスクをした赤い服の男の正体」とか、作品中に出てくる「ラプラスの箱」という謎の存在の正体が段々判ってくると「なんだ、その程度の謎なのか」といった感じになってしまい興味が薄らいでしまったわけです。しかも最後の決戦シーンは期待外れであっただけでなく、エヴァンゲリオンのATフィールドのようなオカルト的バリアーのようなものまで出てきたので、正直いってゲンナリしてしまったくらいでした。

(個人的には、「ラプラスの箱」の正体が、ミノフスキー粒子を完全無効化させてしまう新技術とかだったりすると面白くなるのに・・・と思ったりしたんですけどねぇ。)



■ 機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ


この作品は所謂1stガンダムのキャラクターデザイン、作画監督を務めた安彦良和氏による1stリメイクコミックをアニメ化したものです。現在、そのコミックにおける若きシャアの物語を舞台としたアニメ映画が3作されており、今後も続編(番外編)が作られる予定があるとの事。上記のUCと違い、初代TVシリーズを手掛けた主要人物が手掛けた話なわけです。しかもシャアが主人公なわけですから、気にならないわけがありません。しかしながら
、正直言って、私にはイマイチな作品でした・・・。

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このアニメの原作となるコミックを描いた安彦氏は、作画・動画といったアニメに関する高い技量と、キャラクターデザインなどに関する抜群のセンスを持ち、多くのファンを引き付けてきた人物。ファンはもとより、アニメの制作現場の世界でも「天才」と評されてきた人であるわけです。

しかしながら、安彦氏はガンダムのみならず、アニメの仕事そのものが好きではなかったと公言してきた事でも知られています。それは、集団で仕事をするのが苦痛であったため、アニメの仕事に馴染む事が出来なかったからなのだそうです。それこそ、人に指示されるのも、指示をするのも苦手な性格なのだとか。寧ろそんな性格なのに集団作業のアニメの世界で仕事をしてこれたものだと自分自身で感じてきたくらいなのだそうです。そのため、アニメ界から離れ、一人で仕事をする漫画家になる道を選んだのだそうです。

しかし、漫画家の道に進んでも「ガンダムのキャラクターデザインを描いた人」として紹介されてしまう事に悩んできたのだそうです。さらに安彦氏は、原作TVシリーズの制作中に大病を患い、作品の後半の話数の作画監督を手掛ける事が出来なかったそうですよね。それで、ここまで語り継がれる事となったガンダムに中途半端な形でしか関われていなかった事を気にしてきた部分もあったのだとか。そこで、アニメの製作会社のサンライズから、初代ガンダムのコミック化を持ち掛けられた際、渋々でありながら承諾したと聞いています。

そうした話が示すように、安彦氏はガンダムに対して深い思い入れがあったわけではないようなのです。それこそ、コミック化する際に、改めてTVシリーズを見たり、関連情報を収集した事によって「自分が手掛けたガンダムという話は、実はこんな話だったんだ」という事をはじめて認識できたといった事を言われていたようなのです・・・。

そうした経緯で成されたコミック化であり、アニメ化であったためか、安彦氏のオリジンに登場するキャラクターたちの性格・行動・言動などに対して違和感を感じる事が凄く多かったように感じました。それこそ、「こんな台詞はシャアが言うとは思えない」とか「アムロには内向的な面はあったけど、ここまでナヨナヨした性格ではない」と感じる事が多かったわけです。また、他のキャラクター達も違和感を感じる事が多かったため、全く感情移入できませんでした。

しかもアニメ THE ORIGINの1話は、主人公であるはずのキャスバル(シャア)よりハモンの方ばかり目立ってて「クラウレ・ハモンの大冒険」といった感じになってるのも違和感が強かったです。さらに第2話、3話に登場する青年のシャアなんて、まるでサイコパス。利用できるものは利用し、不要な存在は容赦なく消すなんて、単なる殺人鬼にしか見えませんでした。

特別な環境の元に生まれ、周りの大人の都合で不遇な生活に落とし込まれ、心に深い傷を負ってしまったが故に心を閉ざし、自らの運命を生き抜くために仮面をつけ、クールに装いながら生きるしかなくなった男の悲しき性というものが丁寧に描かれる事を期待していたんですけどねえ・・・。

そうしたTHE ORIGINのシナリオ展開は1stの監督である富野氏や、当時のシナリオライターの方々は一切関わっていないのだそうですね。そのためか、富野監督も、「あれ(THE ORIGIN)は(自分の考えている)ガンダムじゃない」といった事を述べているようで・・・。富野氏がそう言いたくなるのも判る気がしました。

また、安彦氏はキャラクターの描き方も変わってしまいましたね。以前は強弱のメリハリが強く、滑らかで生き生きとした線で描いていたのに、最近の画でシャーペンで描いたのかと思えるような、同じような線になってしまいました。しかもキャラクターの表情も、異常にきつく見えたり、神経質に見える事が増えてしまい、なんだか悲しくなってしまいました。

さらにシャアの声にも違和感を感じずにいられませんでした。声優はオリジナルキャストである池田秀一氏が演じています。しかしながら、池田氏は現在67歳。無理に若々しい声を出そうとするあまり、弱弱しい声のシャアになってしまってるシーンが多くて馴染めませんでした。残念ながら本作に対してはこうした違和感ばかり感じてしまったため、、今の時代に映像化する必要があったのだろうか?とすら思ってしまいました。



■ 機動戦士ガンダム サンダーボルト 1.2.3.4


もうガンダム作品はお腹イッパイだからイイや・・・。と思っていたのですが、とある情報を切っ掛けにこの作品も見てみる事にしました。それというのも、このサンダーボルトというアニメは、太田垣康男が手掛けたコミックが原作だと耳にしたからです。

太田氏はハードでリアルな設定がウリのSFコミック「ムーンライトマイル」の作者として知られる人です。そのような人が、自身オリジナル作品のムーンライトマイルを休載し、いままで遠ざけてきたはずのガンダムのようなエンターテイメント系のロボットSF世界を描いていると知って驚いたわけです。そして、そのようなコミックがOVAになったと聞いたので、試しに見てみようと思ったわけです。

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では、本作はどのような印象の作品だったかというと「非常に濃い」作品であったと思います。絵柄も演出もハードボイルドを意識しているだけでなく、ジャズ系のサウンドでGBMが構成されており、かなり気合を入れて作られているのが伝わってきました。

また、登場するモビルスーツもザクやドムといった馴染みの深いものを現代的にアレンジしているものが多く、中年となった往年のファン層を強く意識した作品作りをしているようでした。

でも・・・でもね・・・「リユース・サイコ・デバイス」ってなんですか・・・。切断されてしまった四肢の神経をモビルスーツに直接つないだら、とんでもなく反応速度が高くなるってなんですか・・・。なんだかそういう設定はBMIというより、エヴァとか攻殻っぽい印象でちょっと安っぽい感じでした。それに、「ガンダムっていったい何号機まであるんですか・・・。」そりゃ連邦側の主人公が乗る機体がジムでは様にならないのかもしれませんけど、やりたい放題後付け設定しすぎな気もしました・・・。



■ ターンAガンダム

これだけ最近のガンダム作品を一気に見たのだから、本当に本当にもうガンダム作品はお腹イッパイ。もう見る事は当分ないだろう・・・。と思っていました。

しかしながら、このターンAガンダムは原作者である富野監督が手掛けたガンダムシリーズの集大成といえるTVアニメであるとの事。多くの人からこの作品は見ておいた方が良いという話を聞き、惰性で見る事にしました。(近年、レコンギスタというTVシリーズも作られたそうですね。あちらは駄作なので見る必要は無いとの話がもっぱらのようで・・・。)

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で、その感想なのですが・・・はっきり言って歴代のガンダムの事なんてほとんど関係の無い話でした。でも、悪い物語ではなかったかもしれません。

それこそターンAという名の主人公ロボットのデザインはガンダムらしさなんて皆無なわけです。それどころかヒゲが付いてるんですよ、ヒゲが!いくらなんでもロボットにヒゲは可笑しいでしょ!(何故わざわざシド・ミード氏に依頼する必要があったのか理解できません。)

でもね、本作を観続ける事によって、そうした事なんかどうでも良くなってしまいました。だいたい本作の戦闘シーンは非常にアッサリしていて、ロボットのプラモデルを売る気すらないのではないかという感じなわけです。「ニュータイプ」だなんてヤヤッコシイ話も全く出てこないんですよ

それこそ、富野氏はそうした「ギミックなどもうどうでもいい。むしろ、新しい物語を創造したい。ロボットだの、キャラクターだのの設定に凝って、そうしたものに振り回されてどんどんヲタク化してゆくファンを増やしてしまうより、普通の子供たちに対して、普通に楽しめる良い物語を届けてみたい。」いとう想いが強くなったのかもしれませんね。

そんな思いによって生み出されたせいか、SFロボットの物語というより「ナウシカ」や「ハウスの世界名作劇場」の世界に、時折「イデオン」の群像劇を足したような雰囲気が漂っていた不思議な作品となっていました。でも本作はイデオンのような悲劇で終わるのではなく、大団円を迎えるんですよね。この終わり方は良い意味で富野監督らしくなく、多くのアニメファンが評価するのも頷けました。

でも物語は色々と込み入っていて、決して単純明快じゃないんですよね。それに、製作費の予算を十分確保できなかったのか、全体を通して作画のレベルが低かったのが気になりました。(戦闘シーンの盛り上がりが欠けたのは、そこに一つの理由があるような・・・。)という事で、監督の思いとは裏腹に、大人にはある程度ウケても、今の時代の子供たちにウケる作品とはならなかったようですね(^^;



その3へ続きます


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