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■ 名古屋市科学館 リニューアルオープン その5 先日、リニューアルしてまだ間もない名古屋市科学館へ行ってきました。この記事はその4からの続きです。今回の記事では、以前からある生命館と、目玉の一つとして追加された放電ラボを中心に紹介したいと思います。 ■ 生命館1階 : 休憩室 今回建物半分の建て直しを含め、大幅に生まれ変わった名古屋市科学館ですが、生命館はその大半が以前からある建物をそのまま利用して展示されています。しかし、何も代っていないというわけでもありません。従来1階にあった科学館への入り口が廃止されて、大きな休憩室に変わっています。休憩室と言うあけあって、館内で唯一ジュースやパンなどの自販機のある場所にもなっています。 そんな場所にわざわざ行く必要もないと思われるかもしれませんが、ここには巨大な「フーコーの振り子」の展示物(写真上)があったり、理工館の1階と繋がっている廊下には、元素記号が書かれたコインロッカーなどが設けられていたりしているので、立ち寄ってみるのも悪くないのではないかと思います。ちなみに科学館建物の南側のガラス壁面には、壁面緑化も施されていたりもしています。 ■ 生命館2階 : 地球の姿 生命館の2階は地球環境で繰り広げられる現象と生命の歴史とについて考えるフロアだそうです。このフロアの中央には、以前このブログの記事にも取上げた肉食恐竜「マプサウルス」の親子の全身骨格の復元モデル(レプリカ)が展示されています。と言っても、恐竜の化石はこれだけしかありません。(アンモナイトや貝類などの化石は展示されてますけどね。)それでも大型動物の化石の展示が全く無かった状態からすれば、随分と見栄えがよくなったのではないかと・・・。 って言っても、化石ファンの人からすると、まだまた物足りない状態なのでしょうね。まあ、そういう人は、「豊橋市自然史博物館」とか、岐阜県の「瑞浪市化石博物館」や、蒲郡の「生命の海科学館」に行ってくださいって事かもしれませんね。それでもダメなら、石川県の「北陸恐竜化石博物館」や、東京の「国立科学博物館」などに行ってねって事になるんでしょうか(^^; ■ 生命館3階 : 生活のわざ わたしたちが生きていくために必要な衣・食・住について解説し、体験しながら理解できるようにしたフロアだそうです。実物大の一般住宅のカットモデルが展示してあるのが特徴的なのではないかと思います。この手のタイプの展示は他の科学館ではあまり見かけないような気がします。(寧ろ、「ル・コルビュジエ展」のような、建築デザイン系の展覧会や、ハウスメーカーなどのサンプル展示で見掛ける事の方が多いかもしれませんね。) これらの展示物の中で面白いのが、「遮音」の実験装置(写真左下)です。3重構造の窓を開け閉めする事で、室内の生活音が漏れるのをどれだけ防げるか(外からの音を遮音できるか)を体験出来るものです。見てのとおり装置自体は窓が3つ重なってるだけのなんて事はないものなのです。 でも、この装置で聞くことの出来る「音」というのが「イビキ」だったりするのがミソなのです。ほんと、異常な程大きなイビキで、「ゴ・ゴゴゴ・ゴー・・・・ゴ・ゴゴゴ・ゴ・・・・ズズ・・・ゴ・ゴゴ・ゴー・・・」って感じで、延々とリピートしているのです。苦笑してしまうというか、聞くのが嫌になってしまうほどの音で、異常に印象に残るんですよね。そのため、以前からある装置なんですが、この科学館に来ると毎回この場所を訪れてしまいます(^^; このフロアには、自転車のペダルを漕ぐ事でどれだけエネルギーを発生させる事が出来るか体験出来る装置とか、食事診断をしてくれる装置などもあります。また、理工館の6階に出来た「極寒ラボ」程ではないものの、地球上の寒い地方の気温や、砂漠地方の気温などを擬似体験出来るような展示装置もあったりします。そのためか、このフロアは園児や小学生のみならず、社会見学に来ていた女子高生も楽しそうに見学していました。 ■ 生命館4階 : 人体のしくみ 生命館の4階はミクロコスモス(微小な宇宙)と言われる人体の神秘的なしくみを、身長25mの巨大な展示の各部で解説したフロアであるとの事。生命館の3階、4階は今回のリニューアルで最も変わっていないフロアかもしれません。フロアに寝そべった巨大な人体模型などもあるにはあるのですが、いささかコンセプトや作りが古臭かったりするんですよね・・・(^^; そんなフロアではあるものの、全く見るものが無いわけではありません。寧ろ、若いカップルなどは、上の写真に掲載しているような人体模型や、お母さんの体の中で赤ちゃんが大きく育ってゆく様子を再現したディスプレイなどに関心を寄せている光景を見かけました。(そういえば、「人体の不思議展」に用いられている人体標本は本物の人間の臓器なんですよね?あの展覧会は倫理的に問題はないのか?と疑問を抱いてしまいます。) ■ 放電ラボ 新たに設けられた大型実験施設の一つで、今回のリニューアルの目玉の1つです。聳え立つ2基の「テスラコイル」から、激しい放電音とともに4mもの電気火花が放たれる様子を間近に見る事が出来るというものです。 この装置は人工的に高い電圧をかけて放電させる事で凄まじい光と音を発生させていますが、こうした放電現象は意外と身の回りでも発生しています。そう、冬時などにセーターを脱いだり、車に乗ろうとする時に「バチッ」と音や傷みを感じたりする静電気ですね。
このテスラコイルでは、そうした静電気とは比べ物にならないほど高い電圧をかけて放電させるため、危険が無いようアースが施されている金網によってシールドされています。とはいうものの、放電時に発生する雷のような破裂音はかなり大きな音で、事前に巨大な音がすると判っていても、1発目の音を聞いた時にはドキリとしてしまいました。 ちなみに放電現象は観客席で座って見るだけでなく、テスラコイルの後ろ側に設けられたステージに行く事で、より近くで鑑賞する事もできたりします。 実は、私は以前、豊田市美術館で開催された「ヤノベケンジ-ウルトラ展」でもこうしたテスラコイルによる放電を体験した事があります。実はあちらで体験した時の方が音は凄まじかったような気がします。でも、こちらの方がシールド面での信頼性が遥かに高く、安心して見ている事ができました。でも、折角ならYoutubeに沢山の動画がUPされているように、テスラコイルで演奏とかもしてくれたらいいのに・・・・って思ったりもしましたw (特別な装置とかないと演奏までは難しいんでしょうかねえ?)
記事はその6へ続きます。 |

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