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■ JR東海 リニア・鉄道館 その1



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先日、愛知県名古屋市の金城ふ頭にある「JR東海 リニア・鉄道館」へ行って来ました。この施設は今年の3月14日に出来たばかりの真新しい鉄道博物館です。JR名古屋駅から電車で約30分の「金城ふ頭」駅の目の前にあります。オープンしてからまだ間が無いため、混雑しているのではないか?と思わなかったわけではないのですが、平日にちょっと時間を作る事が出来たので覗きに行ってきました。これから数回に分けて、その様子をUPさせていただきます。



■ C62 蒸気機関車

まずはC62がお出迎えです。1954年、狭軌鉄道の蒸気機関車として、世界最高速度(129km/h)を記録したのだとか。私はこうしたSLが実際に走っている姿を見た事はありませんが、その重厚感ある独特の姿はカッコイイなァと思います。展示車両の脇には、機関室を覗き込む事が出来るステップが用意されています。様々な形状のバルブやレバーが目白押しですね。こんなに操作器具があると、何がなんだか混乱してしまいそうです(^^;そういえば、この機関車は、銀河鉄道999のモデルになっている車両でもありますね。

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■ 世界最高速度を記録した高速鉄道のシンボル車両

C62が展示されている部屋には、他にも、995式新幹線試験車両・MLX01超伝導リニア車両も展示されています。中央にある995式(300X)は1996年に電車方式による当時最高速度(443km/h)を記録した実車両なのだそうです。そして右にあるのは、2003年に山梨リニア実験線で581km/hを達成したリニア実験車両だそうです。(愛地球博にも展示されたものだそうです。)

ちなみにMLX01には運転席らしい窓が無いですよね。実際にこの車両には運転手はおらず、管制室による遠隔コントロールで走行するのだそうです。また、一定の速度に上がるまではタイヤ走行し、その後リニアによって空中に浮かんで走行するのだそうです。

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当時の世界最速の車両と一口で言っても、その形状が随分変化しているのが面白いですよね。それだけ生産技術・空気力学・駆動方式などが進歩し、デザインに大きく影響を与えてきたという事なのでしょうね。でも、僅か50年あまりの間にこれだけの変化を遂げてきたというのを見せられると、改めて驚いてしまいますね。でも、効率などを無視すると・・・やっぱりSLが味があって良いですねえ。 

(ちなみにこの部屋は全体的に暗く・・・というか、車両以外は真っ暗で、光学式手ブレ補正の無い私の旧式コンデジでは手ブレ写真が連発でした。しかもSLと新幹線とのコントラストが強すぎて、露出制御も上手くいかず、白飛びしまくり・・・折角の機会なのに、意図するような精細な写真が撮れなかったのが残念でした。)







■ ヤマザキマザック工作機械ギャラリー



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■ ヤマザキマザック公式HP


先日、ヤマザキマザック美術館に訪れた際、ヤマザキマザックギャラリーも覗かせていただきました。


■ ヤマザキマザック工作機械ギャラリーとは

ヤマザキマザックは自動車部品や医療機器など、身の回りの様々な工業製品を高精度で加工する工作機械を世界へ送り出しているメーカー。この工作機械ギャラリーは、同社の工作機械の歴史、加工部品、最新の工作機械などを紹介する目的で、名古屋市新栄にある「マザックアートプラザオフィスタワー」という自社ビルのオフィス棟1Fに設けられているものです。見学は無料。一般の人でも気軽に立ち寄れます。(ヤマザキマザック美術館の出口付近で、ギャラリーの案内をされている程です。)



■ 2人乗りオープン・スポーツカー「K.O 7」

世界的なデザイン工房「ピニンファリーナ」に在籍し、フェラーリ・エンツォのデザインを手掛けた事で有名な日本人カーデザイナー奥山清行氏。その奥山氏がデザインを手掛けた2人乗りオープン・スポーツカー「K.O 7」の姿が見えます。車体はアルミとカーボン素材を使い、塗装はあえてせず、素材の質感を出しているとの事。車重は750kg。排気量2リットルの国産エンジンを搭載。世界99台の限定生産なのだとか。

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ヤマザキマザックの工作機械は、こうしたこうした高い加工技術が要求される自動車部品の数々や、人体に用いるチタン製の人工関節(チタンは加工が難しい金属素材の一つ)など、削り出しの必要な様々な工業製品の加工機械を作っているメーカーであるとの事。それこそ、F-1で有名な英マクラーレンに1999年から無償で技術・工作機械のスポンサー提供も行っているのだとか。これはそうした最先端の技術が争われる世界における高い信頼性を世界にPRする目的で行われているのだそうです。



■ フェラーリF-1エンジン

驚いた事に、、M・シューマッハがフェラーリ在籍中、2001年F-1鈴鹿GPで優勝した際、実際に使用していたエンジンがディスプレイされていました。(そんなに目立たない位置にポンと置いてあるので、本当にホンモノ?と、意外に感じた程です。)伊フェラーリは市販車の製造にあたり、マザックの工作機械を使用しているのだとか。そうした縁があり、特別に展示する事が可能となったのだそうです。(フェラーリによるエンジンの社外展示は、通常は無い話なのだそうです。)

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他にも、巨大な金属の塊を削り出し、エンジンブロック(フェラーリではない)を削り出してゆく様子を表したディスプレイなども展示されていました。



■ 工作機械

クルマ関連のモノばかり紹介していますが、この場所はあくまで「ヤマザキマザック」のギャラリー(ショールーム)。無論、マザックの工作機械そのものも展示されています。(というか、こちらが本来のメインですね)
デザインがお洒落な巨大なハコが2コ見えますよね。実はこのハコの中に削り出しを行う構高性能な工作機械が入っているのです。というか、このハコ全体をもってして、工作機械(本体)というべきでしょうか。実はこの外観をデザインしたのは、先に紹介してあるK.O7をデザインした、奥山氏なのだとか。むさ苦しかったり、汚いイメージの工場のイメージを一新したいという思や、工作機械としての販売競争力の強化の狙いで、奥山氏のデザイン会社とデザインコラボレーション契約を結び、こうしたスタイリッシュなデザインを実現しているのだそうです。

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その中の1台は電源が入っており、実際の削り出しまでは行わないものの、機械が動く様子を小窓から覗く事が可能になっていました。その機械が様々な角度で金属を加工するために向きを変えるわけですが、その動きが本当に素早いのです。あれだけ速く動いて、しかも高精度を誇るという事に驚かされますね。しかも可動音は、その昔工場見学に出向いた時に見た工作機械と比べて遥かに静かなものでした。(実際に金属加工していると、もっとウルサイのかもしれませんけどね。)ちなみに現在においては、削り出しする際の摩擦熱を逃がし、削りカスを洗い流す液体には、特殊な水(金属が錆びない成分)を用いているのだとか。(その昔、工場見学で見た古い機械の場合は油を使っていたような・・・そうした部分にも進歩というものがあるのですね)

ちなみに、これらの工作機械は、一台数千万円から1億円近い値段がするものなのだとか。(大きさや、加工精度などによって値段が変わる)新工場や、新生産ラインの設立などの話があると、数台から、数十台売れてゆくそうです。自動車の組み立てラインに並ぶ、工業用組み立てロボットもそうですが、こうした生産加工技術の高さが、日本の高度なモノづくりを支えている面があるのだなぁと思い知らされますね。(成る程、会長さんという立場があるとはいえ、あれだけの美術館が建てられるだけの個人コレクションを集められるだけ儲かるのも判る話です。)



■ 工作機械を取り巻く現状と、その対応策

正直な話、今の日本において、ガソリン車の販売台数は頭打ち。日本モーターショーなどにおいては、出展企業も、展示台数も激減し、国内自動車産業は先行きが不透明な部分も多い状況です。それに、こうした工作機械が他国で可動する事で、ライバル国の製造技術が向上したり、技術流出などが起きてしまうのではないかとの懸念も沸いてきます。それこそ、販売した工作機械が、知らぬ間に転売されたりして、軍事利用(兵器の開発・製造)などにも転用されてしまわないか?という懸念すら出てきます。そこで、そうした状況に対し、マザックとしてどのように対応されているのか伺ってみました。

すると、こうした回答をいただく事が出来ました。現在の日本においては、一時のような大量受注というものはなかなか無い状況なのだとか。しかし、中国をはじめとするアジア諸国からの引き合いが多い状況なのだそうです。無論、技術流出、転売などによる軍事利用には強い警戒を持っている。そこで、こうした工作機械を設置した場合、少しでもその場所から移動しようとすると、センサーが働き、その機械が2度と作動出来なくなるようなセキュリティシステムを採用しているのだそうです。また、出荷先の国などによっては、工作機械の工作精度を、あえてレベルダウンしたモノに制限して販売しているのだとか。これ以外にも法的な縛りや色々な知恵や工夫を凝らして、出来るだけの対応を行っている。との事でした。また、これらの機械は何も自動車だけでなく、医療機器など、あらゆる工業製品の加工に用いる事が出来るので、そうした新たなマーケットの拡大をもって、これからも存続してゆく事を目指したいとのこと。ちなみに、こうしたギャラリーをオープンさせたのは、、ヤマザキマザックというメーカーの存在や商品のみならずそうした企業努力なども広く一般の方にも知ってもらいたいとの願いからなのだとか。

成る程、そのようなセキュリティ体制が敷かれていると知り、ちょっと安心すると供に、こうした機械のおかげで、我々の豊かな生活が支えられている部分があるのだなぁと、感慨深い思いにもなりました。また、ものづくりの街である愛知県には、トヨタ自動車の「トヨタ会館ミュージアム」や「産業技術記念館」など、製造技術などを紹介する博物館施設もありますし、各地で工場見学なども行われていますが、こうした工作機械そのものをフィーチャーした施設が、名古屋市の市街地のど真ん中にあるというのも面白いのではないかと思いました。

*写真は、スタッフの方にブログでの使用の許可を得て撮影しています。


http://x5.nabebugyou.com/bin/ll?06541410d
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HAYABUSA BACK TO THE EARTH



■ HAYABUSA BACK TO THE EARTH



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■ 私たちと宇宙をつないだ探査機
■ HAYABUSA BACK TO THE EARTH トレイラー
■ はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン
■ とよた科学館体験館プラネタリウム

■ 「はやぶさ」は2003年5月に日本から打ち上げられた小惑星探査機です。「はやぶさ」の任務は、「イトカワ」という名の小惑星に向かい、その表面の岩石を採取して地球に持ち帰ることです。「イトカワ」に無事到着した「はやぶさ」は岩石を手に入れるため、「イトカワ」への着陸を敢行しますが・・・。波乱と感動に満ちた「はやぶさ」の冒険の旅が、実写と間違えるほどのリアルなCGでドームいっぱいにひろがります。



本日、地元にあるとよた科学体験館へプラネタリウムに出かけてきました。このプラネタリウムは、以前にも訪れた事のある「とよた科学館体験館」にあるプラネタリウムで、コニカミノルタ製の投影機が備え付けられている施設です。でも、今回の訪問の目的はそのプラネタリウムそのものによる投影映像が目的はありません。「はやぶさ」の帰還に向けて「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」というCG映像プログラムを、特別上映していると耳にしていたからです。

それこそ、いよいよ今夜、7年という月日を経て「はやぶさ」が地球に還ってくるとの事。その帰還カプセルの中に、人類史上、月の石に継いで2度めとなる他の天体からの岩石採取が成功しているのか気になるところですね。実のところ、採取作業の際、小惑星イトカワへに打ち込まれるはずであった弾丸の発射に失敗しており、その可能性は未知数であるようですが、小天体との接触並びに、地球への帰還を果たそうとしているだけでも立派な事だと思います。それこそ、想定していたスピードをオーバーしてイトカワと接触してしまった事によって発生していた様々な機器の破損(燃料漏れ、姿勢制御の不安定、完全な通信断絶)などの障害を乗り越えての帰還なわけですから。困難なミッションを長年に渡りコントロールしてきたJAXAにとっても、感無量なのではないでしょうか。(その技術力の凄さは、ニコニコ動画でUPされているこちらの動画を見ると凄くよく判ります。ホント、脅威的なほどですよ)そんな日であるからこそ、そのCGプログラムを見てみたいと思ったわけです。

実際、その映像は見事なものでした。未知の空間へ挑む科学探査の姿と宇宙空間の映像美は、冒険心をかき立てられるものでした。それ以上に良かったのが、シナリオだと思います。先にも述べたように「はやぶさ」の帰還はある意味奇跡と呼べるほどのもの。その奇跡を呼び込むために様々な尽力を尽くしてきた人々への想いと、それに応えた「はやぶさ」への深いオマージュが込められていたものだったからです。その心泣かせるような演出の連続は、まるで一級のドラマを見せられているかのようでした。というか、「はやぶさ」は、作り物の物語の産物ではなく、本当にこの世に存在し、今正にこの地球に戻ってこようとしているんですよね・・・。真実のドラマというだけでなく、なんだかその姿がとても健気な存在に見えてきて、いつの間にか私は、思わず泣いてしまいそうになってしまいました。無事に返ってきたら、「おかえりなさい」を言ってあげたいですね。

ちなみに私は、プラネタリウムという空間では、あくまで星を投影するプラネタリウム本体の映像と、それを的確に解説する解説員の存在が主役であると思っているクチです。でも、今回の映像は、「コレはコレでアリだな」と思わせるもの。というか、これだけの一級の作品であれば、プラネタリウムの中であっても、その星の投影にとって替わる日があったとしても十分に納得がいくものであったかと思います。実際、今回の上映では、解説員によるオープニングでの約1分程度解説時以外、プラネタリウムによる星の投影は行われていませんでした。というのもこの「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」は、43分間もの上映時間があるというのも理由なんでしょうけどね。ちなみにこの「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」 はBlu-rayやDVDにもなっているようです。

そんなワケで今回は出番が少なかったプラネタリウムの投影機ですが、この科学体験館のプラネタリウム自体も、決して悪い設備ってワケではないんですよ。また、以前にも記事にさせていただいたように、この施設の運営は色々と気を配られていて、とても感じが良かった印象を持っています。って事で、今回は写真で様子だけでもご紹介をさせていただこうかと思います。



■ 統合型プラネタリウムシステム「ジェミニスターⅢ」

コニカミノルタプラネタリウム株式会社製 光学式プラネタリウム「インフィニウムS」
一般恒星数 15,000個(1等星〜7等星)天の川を含め 約26万5千個
●デジタル映像システム「SKYMAX DSⅡ」
●ドーム径 19.5m(傾斜15度)ドーム高 11.8m 
●座席数:固定席 160席、移動席:5席 (車椅子5台と共用)
●総工費:ドーム、投影機、上映プログラム等の総費用を含め、約4億5千万円


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■ プラネタリウムドーム 内観

内観はこのような感じです。ドーム自体はそんなに大きくはないのがちょっと残念ですが、段差状に傾斜をつけた床に個別シートが設けられています。左右に通じる中央の通路より前の席にはリクライニング機能があり、頭上のスクリーンでも見やすくなるように工夫されています。(通路より後方には、その機能はありませんが、映画館のように前の人の頭の影が目障りになるような事は少ないというか、殆どないと思います。


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■ 名古屋市科学館 プラネタリウム




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■ 名古屋市科学館 公式HP
■ 関連記事:街中に巨大なドームが出現
■ 関連記事:2010年 世界最大のプラネタリウム設置 / 名古屋市科学館新館



2011年の春に新館をオープンさせるべく、着々と工事が進められている名古屋市科学館。先日の記事にも書かせていただいたように、その新館に設けられるプラネタリウムの外観はかなり姿を現してきています。直径35mにも及ぶこの球体の中に設置されるのは、カール・ツァイス製の光学投影機「ユニバーサル9型」と、コニカミノルタによる全天周映像装置。ホント、その新しいプラネタリウムの映像がどのようなものになるのか、今から待ち遠しいですよね。

でも、現状のプラネタリウムもそう捨てたものではありません。実際、この中部地方ではもっとも集客実績の多いプラネタリウムですしね。その現行プラネタリウムも、このリニューアル工事をもって、今年の8月で現役を引退してしまうわけです。そこで、先日空いた時間に、久々にこのプラネタリウムを覗いてきました。



■ 名古屋市科学館プラネタリウム

・ ドーム径20m フラット型 同心円配列450席 「ツアイス4型プラネタリウム」
・ 名古屋市科学館のプラネタリウムは、1962年に開館。最近では年間約25万人という日本でトップクラスのプラネタリウム見学者数を誇ります。
・ 名古屋市内は勿論、近隣地域の小学生が学校教育で訪れています。そうした事もあり、来場者の7割近くが、前にも見たことがあるという、いわゆるリピーターが多いプラネタリウム施設です。(公式HPより)

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確かに機械としては古くなってきているので、星の投影数では、最新のモノには及びません。でも、その代わりと言っては何なのですが、投影される星をよく見ると、土星には輪っかが描かれていたり、アンドロメダ星雲は、おぼろげながら渦状の形をしていたりして、親近感を感じたりします。何より、ここの科学館は、解説員の方による、生解説を聞きながら、星空を見る事を楽しめるのが魅力なんですよね。それこそ、その上映内容は、全て学芸員の手作りのコンテンツになっているのです。無論、今回の上映プログラムにおいても、手作りの解説映像が多数投影されていて、非常にアットホームな雰囲気で楽しませていただけました。(詳細は此方のリンクをご参照ください。


■ 5月の上映プログラム 「宇宙カレンダー」

毎月上映プログラムが変わるこのプラネタリウム。今回の上映プログラムは、「宇宙カレンダー」というものです。その内容は、ビッグバンから、現在に至るまでの137億と言われる宇宙の歴史を、我々の地球でいうところの1年というスパンに当てはめてみてみようといったものでした。また、5月の星空に浮かぶ惑星として、金星、火星、土星、木星などの位置がどの辺りにあるかといった解説もされていました。



■ 新館概要

今回の上映に関しては、新しく出来る新館についての解説も含まれていました。新しく出来るプラネタリウムの内側は、既に投影面となるパネルが貼られ始めているとの事。それは、アメリカの専門業者によって製造されたものを、運び込んでいるのだそうです。そのメーカーにとっても、このサイズは世界初のものであり、慎重に慎重を重ねて工事が行われているのだとか。また、そのパネルを張るために建物内に作られたやぐらの高さは20mにも及ぶのだそうです。

また、カールツァイス製の投影機本体に関しても、従来のモノよりも大きなドーム(直径が従来のおよそ2倍に近い広さ)に投影する事から、光源としてはさらにその倍にあたる従来の4倍程の強さで光を収束したまま放つ事が出来るものを新たに作る必要があったのだそうです。ちなみにシートは、全て独立式。従来2人分として確保していたスペースに1脚を設置。しかも、約20度程度、左右に方向が変えられるのだそうです。これによって、全方位の星空を見る上で妨げになるものを最小限にしようとしているのだとか。そして、そのために必要な空間などから試算する事で、今度のプラネタリウムに必要な大きとして、直径35mは欲しい・・・という事になったのだそうです。

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また、1985年以来、屋上に設けられていた直径65cm口径の望遠鏡も現役を引退。今まで使われていたプラネタリウムと供に、新館の中に移設され、保存展示される予定だそうです。そして、新たに直径80cm口径の望遠鏡が屋上に設けられる予定になっているのだそうです。(望遠鏡での天体観測会は8月までも定期的に開催しているので、HPなどをチェックしたうえで、是非とも覗きに来て欲しいとの事。ちなみに昼間の星を見る観測会も開かれているそうです。)

無論、新館にはプラネタリウム以外の展示物も新たに用意される事になっています。大型展示として、地球上の水の循環をモチーフとし水に触れて楽しめる「ウォーターアトラクション」。高さ8mの「人工竜巻」。150万ボルトの放電が可能な大型テスラコイル2機がある「スパークランド」。マイナス30℃を体感できる「極寒の部屋」が予定されているのだそうです(名称はいずれも仮称)。



■ 「H-Ⅱロケット」のメインエンジン

ちなみに、この科学館のエントランスホールには日本初の純国産ロケットH-IIのメインエンジン、LE7が置かれています。このエンジンは、液体水素と液体酸素を燃料としています。そういえば、金星探査衛星「あかつき」を載せたH-IIAロケット17号機の打ち上げが、5月21日に成功しましたね。

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とはいえ、事業仕分けの絡みでこうしたJAXAの仕事も様々な岐路に立たされているようですよね・・・。確かに、科学系の独立行政法人などにも、無駄な研究をしているというか、趣味に走っているような意味不明な研究開発を行っているなあと感じるものは多数あるように思います。(例えば、TVで幾度も紹介されていた、農村風景を投射した映像をみて、人が田舎の風景の何処に安らぎを覚えるのかなんて、何の意味がある研究がサッパリ判りません。)でも、こうした惑星探査の為の研究は、何とか存続してくれると嬉しいなあと感じますね。

それよりも、最近TVで話題のテムザックのロデムのように、ロボット技術の研究を生かして生み出された、今までに無い自由度と機動力をもった電動車椅子とかの開発支援とか、許認可制度の整備とか、そういう点でもっと本腰を入れて欲しいというか・・・。あと、幹部の天下りの廃止とか、そういう事をやった上で、改めて本当に今後の日本と世界のために必要な研究とは何か、そのためにどのようにお金をつぎ込むべきなのか、考えていって欲しいなあと思ったりします。それこそ、この名古屋市科学館における新館においても、未来に生きる子供達に、科学の素晴らしさと、その必要性を伝えるために作られるはずですしね。




  
■ 街中に巨大なドームが出現

・ 名古屋市科学館新館・プラネタリウムドーム



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■ 名古屋市科学館 公式HP
■ 関連記事:2010年 世界最大のプラネタリウム設置 / 名古屋市科学館新館
■ 関連記事:名古屋市科学館 プラネタリウム



最近、名古屋市街の中心地に、巨大なドームが姿を現しつつあると、何かと話題になっています。名古屋市科学館の新館に儲けられるプラネタリウム用のドームです。築40年余りが経過し、建物や設備の老朽化した天文館と理工館にとって変わるものとして、現在新館の建築と共に工事が進められているものです。

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何より話題を呼んでいるのは、この巨大なドームの直系が35mもある点。これは、世界最大の大きさのプラネタリウムドームになるのだとか。しかも、そのドームは下部も球状に形づくられ、左右の建物に支えられながら宙に浮いた形で作られています。

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また、カール・ツァイス製の光学投影機「ユニバーサル9型」と、コニカミノルタによる全天周映像装置が備え付けられる事になっているそうです。そうした最新鋭の装置を用意しつつも、従来から名古屋市科学館の売りであった、館の解説員の方による「生の声」による解説プログラムはきちんと継承してゆく予定なのだとか。

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ちなみに、当初は2010年6月にリニューアルオープン予定だったものの、建設工事は若干遅れており、新館の完成・開館は2011年の春とされています。建設工事中も2010年の夏休み終了までは通常どおり開館し、2010年秋から新館開館までの約5カ月間のみ閉館する予定なのだそうです。(COP10開催に併せて《平成22年10月11日(月曜・祝日)から10月31日(日曜)は生命館を開館するそうです。)

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このプラネタリウムでは、いったいどのような映像を見せていただけるのでしょうね。それにプラネタリウム以外の展示装置も、どのようなものになるのか楽しみですね。



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