荒子観音 円空仏を求めて■ wikipedia:荒子観音
荒子観音(あらこかんのん)は、愛知県名古屋市中川区荒子町にある天台宗の寺院。尾張四観音のひとつ。観音寺の歴史は古く、奈良時代の729(天平元)年に泰澄和尚が創建した。当初はここから北に1キロほどのところにあったが、その後戦乱などで荒廃した。その後、1536(天文5)年に多宝塔が再建され、1560(永禄3)年に現在の場所で再興している。 延宝・貞享年間(1680年頃)、この寺の当時の住職と意気投合した円空は当寺を数回訪れ、山門の仁王像や1,200体を超える木彫仏像を残した。 日本全国で現存が確認されている約4,500体の円空仏のうち、実に4分の1以上が当寺にある。なお、円空仏を見せ物にはしたくないという住職の思いから、毎月第2土曜の午後1時から4時の間にだけ本坊で公開されている。 先週の土曜に、名古屋市の荒子観音へ訪れました。以前から興味が募っていた円空仏が日本一数多く納められている場所であるとの事。その場所へ、ようやく訪れる事ができました。 ■ 山門(仁王門)
この記事のTOPにUPしている画像です。このお寺、名古屋市の下町にあるお寺で、周りは一般の住宅に囲まれています。最寄の地下鉄の駅から、歩いて10分程度(もっと近いかも)でした。この門の左右に円空の作としては最も大きな仁王像が納められていました。ちなみに、本堂もなかなか立派で、ご本尊である聖観世音菩薩が安置されていました。 ■ 多宝塔(二重塔) 国の重要文化財。470年程前に建てられたのだとか。昭和47年に当時の住職が、この多宝塔にあった木箱から、1020体にもおよぶ円空仏を発見をしたのだそうです。 ■ 荒子観音寺本坊 こちらの本坊の奥の間に、円空仏が納められていました。ちなみに拝観料500円がかかります(笑) この本坊の入り口の右に、このような像が立っています。思わず円空像がこのように無造作に(その分、日常的な親しみをこめて)納められているのか?と、思いきや、こちらは円空によるものではなく、模して作られたものだそうです(^^; ちなみに本坊内の円空仏の撮影は禁止されていました^^; ■ 阿像と護法神 大きな像の方は、山門の中に納められている仁王像の阿像です。(この画像は、拝観料を払うと頂けるリーフレットの画像です。) 彫る対象が大きくなろうとも、荒々しいまでに彫り跡が浮かび上がっているのはいかにも円空による作品といった感じです。むしろ大きくなる事で、その荒々しさが小さな仏像よりも目立たないくらいかもしれませんね。ちなみに大きさは3mを越すそうです。実際には山門の外から覗ける隙間は非常に狭く、暗すぎて、とてもこのように明るく見える状況ではありませんでした。護法神は、本坊の奥の間において、多くの仏像や神像、そして人物像と一緒に納められていました。こちらは、57.8cmなのだそうです。 1000体以上の円空仏と聞くと、一体どのように彫られ、どのように納められているのだろう??と想像してしまいますよね。実態としては、本坊の奥の間に別室が設けられ、その場にこじんまりと凝縮して納められていました。それこそ、不動明王やら、観音様やら、護法神だの、実在の人物像だの納められており、仏だの神だのの縛りに拘らず、何でもアリの人だったようです。実際、その彫りのスタイルも相当に自由度の高い人ですよね。 とはいえ、それぞれの立場を明確に位置づけするポーズだの、仏具だのの所謂必須アイテム的なものを表現するというルールは守っていたのだそうです。また、一木彫りのイメージが強かったのですが、不動明王の背後に設けられた火炎は別のパーツであったりしたのは意外でした。 あと、1020体に及ぶ仏像というのは、それこそ3〜5cm程度の木片を削って作られたミニチュアサイズの仏様たちでした。こちらの仏像たちは、あまりに小さく、そして数が多いせいか、流石にショーケースに入れられ、横になって並べられていました。これは、山門の仁王像を制作するにあたって出てきた木片から生み出されたものだとか。とても可愛らしかったです。目を向ける心があれば、そんな木片にすら仏は見出す事が出来るという事なのでしょうか。 でも、ちょこっと疑問が無かったわけではありません。何故公開するのを1回/月に限定しているのだろうという疑問です。それこそ円空は、変に格式高くなり、民衆から離れていく仏門に疑問を感じていた部分があったのではないでしょうか。だからこそ、多くの民衆に少しでも多く仏に触れて欲しいという思いもあって、多くの像を彫ったのでは。また、民衆もそれを気持ち良く理解して、円空仏を場合によっては子供の遊び道具や、川で泳ぐ最の浮き輪代わりにする位親しんできたという逸話が残っているくらいなのではないでしょうか。まあ、今の時代は、円空仏が有名になり過ぎて、それだけを目的にくる人(私のように^^;)が増えすぎてしまったり、無防備に展示していると、盗難にあってしまう心配も多いのでしょうね。 とはいえ、こうした公開の仕方が、見世物化していないとは言い切れないように感じてしまったのも事実。実際、その場に居合わせた多くの拝観者は、本堂ではなく、この円空仏を目当てにしているのは明らかで、その何人かは、ツアーか何かで訪れているようでした。それに、そのツアーのガイドらしい方が、「この周辺には、お土産に最適な饅頭や、円空仏を模した仏の販売をしているお店もよかったらご案内しますよ・・・」なんて本坊内で言ってたくらいですし・・・。 まあ、お寺や神社のからみで商売するのはどの地でもある事ですし、そうした地元の方々の後援があってこそ、長きに渡り、その地にこのお寺が存続出来たのであろうと思います。なので、決して悪い事とは言い切れません。でも、なんだか妙な気持ちになってしまったのも事実だったりしてしまいましたw また、いくら数が多く、小さい仏様が多いからとはいえ、その多くが横たわっている(立っていない)のは少々寂しさを感じたのも事実でした。 まあ、私自身、仏教を厚く信仰しているわけでもなく、今回の訪問も円空仏を見たいというだけの一見さんなので、偉そうな事が言える立場ではないんですけどね^^; |
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先日訪れた愛・地球博記念公園の敷地内にある施設です。もしかすると万博開催時に最も話題になった施設かもしれませんね。今でも予約制をとっており土日の人気は高い状況だそうです。この日は外側から眺めれれば十分というつもりで訪れたのですが、平日だったためか、たまたま30分後の観覧枠が開いていたようでした。であるならばとチケットを購入(有料制なんですよね^^;)。覗いてきたというわけです。 見学はA班、B班に別れ、中の見学組みと、外の撮影組みが15分単位で入れ替わるという行程になっていました。ちなみに中の撮影は禁止されていました。懐かしい品々で埋め尽くされた中の様子を楽しむ人達の邪魔をしないようにするための配慮だそうです。また一部の貴重品のある部屋(お父さんの書斎)や、2階には立ち入れないようになっていました。 お父さんの書斎です。壁の左側には、メイによる手描きのカレンダーが飾られていました。(ちょうど5月になってました) 軒先ですね。 そういえば、この窓にサツキが腰を掛けていたシーンがあったような気がします。 この台所には色々懐かしいものが多くて、物色するのが楽しかったです。和室の方のタンスには、昔のクレヨンとかが収められていて大変懐かしかったです。でも、もっと面白かったのは、奥にある五右衛門風呂だったりしました。ちなみに私が子供の頃には、両親の実家(おじいちゃん、おばあちゃんの家ですね)に五右衛門風呂がまだ残っていて、入った思い出があります。(温度調節がけっこう難しくって、熱いんですよ。)そのんな事を思い出させてくれたので、撮影したかったのですが、中にあるので出来ませんでした。 こうした手押しポンプのある家が、私が子供の頃にはまだ見掛けた事があります。その当時の井戸水は、一般の水道よりも水が冷たくって美味しかったですね。(この場所に設置してある井戸水は飲めません) みんなで乗っていたお父さんの自転車って事でしょうか? このバス停は、サツキが始めて大トトロと出会うシーンのバス停を模したものだそうです。 遠巻きにみると、こんなレイアウトでした。 ちなみにこの施設、どこかの家を移築したり、改修したものではなく、アニメに出てくる昭和30年代の家をゼロの状態から再現したものだとか。よくぞこれだけの雰囲気をかもしだせたものです。また、中にあるタンスや押入れ、家具類の引き出しを自由に開けてよく、そこに収められた調度品も好きに手にとって眺めて良い事になっていました。アテンダントの方の説明によると、サツキとメイが履いていたような靴や、かぶっていた麦藁帽子などを模したものも仕舞われているとの事。その為、見学者はそこらじゅうの扉を開け、物色しまくっていていました。まるで『ドロボウごっこ』をしている気分ですw また、アニメに直接関係ないモノも、今となっては懐かしく、貴重なものが殆ど。正直な話、特別見たいと思っていた施設であったわけではないのですが、それらを手にとって見れるだけでもかなり楽しかったです。この施設は万博閉幕後、愛知県に寄贈されたかと思いきや、今もジブリの管理下にあるような事をスタッフの方が言っており、あと2年経った後に、この建物がこの地に残り続けるのかは未定であるとの事。仮にアニメに興味の無い方でも楽しめる要素(笑)があると思うので、都合がつく方がいらっしゃいましたら是非立ち寄ってみてください。 |

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先日訪れた愛・地球博記念公園の敷地内にある施設です。 ■ 日本庭園
万博に訪れた諸外国の来賓に喜んでもらうために「力」を入れました。という感じが伝わってきます(笑)でもその分立派な日本庭園になっていました。枯山水でもあれば、もっと面白かったように思いますが、お寺じゃないので、そこまですると行き過ぎになってしまいますかね^^; ■ 茶室「香流亭」 門構えからして立派です。この建物だけでも魅力的だったりします。 中の雰囲気はこんな感じでした。 出てきた茶菓子は「道明寺」というものでした。下側の白い部分が米粒を乾燥させ、保存食としても用いていた道明寺粉で出来ており、甘く味付けされていました。緑色の寒天?の緑の部分は抹茶によるものだそうです。この茶菓子は初めて口にしましたが、想像以上に甘かったです。でも、公園を歩き疲れた私の体には丁度良かったかもしれません。 周りのお客さんも少なく、非常に落ち着いた雰囲気で、気持ちの良い空間でした。それこそ、この万博跡地の中で最も豪華な空間かもしれません。本当ならゆっくりと堪能したかったのですが、側にある施設の入場時間のリミットが差し迫っていたため、惜しみながらもこの場を後にしました。
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愛・地球博記念公園へ行ってきました。この地を訪れるのは本当に久しぶりです。実は旧・青少年公園時代以来だったりしています。カラッとした天気に恵まれ、気持ちよく散歩を楽しむ事が出来ました。 この公園はかなり広大なエリアとなっており、愛・地球博記念館をはじめ、話題を集めた「サツキとメイの家」、日本庭園茶室、温水プールや、アイススケートリンク、フィールドセンター、総合グラウンド、愛知県児童総合センター、愛知国際児童年記念館といった施設があります。それこそ、全部を歩いて回ろうとすると、1日では足りないくらいです。そんな中で、気になったものを幾つか写真に収めてきました。 ■ モリゾーとキッコロ
愛知万博のマスコットキャラクターですね。西エントランス広場に居ます。本物の植物を用いて作られているため、胴体の一部分がハゲてしまってますが、プラスチックのオブジェよりはこちらの方が好きです。ちなみに背後に見える大きな建物(TOP画像)は、温水プールとアイススケートリンクの複合施設です。 ■ 池 この公園はこのような池が幾つか点在しています。 ■ 日本庭園 人工的に霧を発生させる装置が設置されていたりします。(そこまでするの?と、驚いてしまいました・・・) ■ オブジェ 公園南西にあるフィールドセンターの傍にあるフレーム状のオブジェです。 ■ 渦 日本庭園の傍にある渦状の人工滝です。 ■ 大観覧車 ■ グローバルループ 万博会場のパビリオンを繋ぐ遊歩道の一部跡だとの事。 ■ 日本の塔・月 夢童由里子氏によって作られた時計モニュメントだそうです。からくり人形が内蔵されており、毎正時になると東儀秀樹氏の作曲・演奏による、オリジナル曲に合わせ、5分30秒の"演技"を披露してくれるそうです。 この写真には収めてませんが、他の有名施設もきちんと堪能してまいりました(笑)それらのレポートも順次させていただきたいかと。 ちなみに現在も拡張工事が続いており、施設はますます充実する模様でした。現在でも相当充実していて、これ以上手を入れる必要があるのか疑問も感じるところもあります。そもそも環境博を叫びながら、公園整備の為に木を切り倒したり、せっかく作ったパビリオンを壊したり、ナリモノ入りで導入したリニアモーターカーのリニモも閑古鳥が鳴いている状況だったりと、何かと問題が残っているような気もするのは私だけでしょうか。逆に言えば、貴重な資源を使って作ったこれらの施設を有効に使っていく必要があるのかもしれませんね。それこそ、利用しやすくする為に、駐車場の料金500円も無料化していただけると嬉しかったりします(^^; |

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蔵ヶ池アートサロンに訪れた際、隣接する旧豊田喜一郎邸にも立ち寄って来ました。立派な建物ですよね。外からしか見学する事が出来ないのが残念です。 ガラス張りの温室は当時としては贅沢で、珍しかったのではないかと・・・。(中に入ってみたいところですが、案の定立ち入り禁止となっておりました)
半地下の部分の壁面は、19世紀末の近代建築家アンドニオ・ガウディの作品のような洞窟風意匠としているのだとか。個人的にはインドア・クライミングジムの人工ホールドのようにも見えてしまいました(笑) 背後にある玄関はこんな感じです。このアーチ状の屋根が可愛らしいですよね。 側面には、このような可愛らしい水道もあります。洒落てますよね。 背後の全景はこんな感じです。 先日の井上家 西洋館といい、これらの建物を当時別荘として使えていたご身分というものはどんな感じのものだったのでしょうね。
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