古代オリエント博物館古代オリエント博物館は文明発祥の地といわれる西アジア・エジプト地域の古代文明を紹介する目的で、1978年、我が国最初の古代オリエント専門の博物館として開館しました。展示ばかりでなく、現地調査や研究を積極的に行っている博物館として知られています。
研究分野: 古代オリエントに関する考古学、美術史、文献史学、博物館学等の研究 特別研究: 1)南ウズベキスタンの考古学的調査 2)シリアにおける発掘調査 ■ 公式HP 先日、仕事がらみと、夏休み?を兼ねて、東京へ行ってまいりました。1泊2日、少し間を空けて2泊3日と連続してのもの。この際に、少しでも多くの興味ある催しモノや、施設を見学したりしてこようと計画。重い荷物を運びながら慣れない電車(本当にワケわかりまへん〜!!)で移動しまくるという強行軍でした。おかげさまで足がくたくたでした。 最初の1泊目は仕事がらみてつぶれ、翌日はフリー。そのフリー1日目は、池袋からスタートです。アムラックス等は以前何度か行った事もあったので、とりあえず池袋のサンシャイン60の隣、サンシャインシティへ行ってまいりました。有名なプラネタリウムを観たくて行ったのですが、直ぐ観れるのはポケモンのプログラム(子供用)だったので、その間、同じビル内にある、このオリエント博物館と水族館を先に見学する事にしました。 はてさて・・・古代オリエントとはなんでしょう??ローマ帝国が栄えた時代、そのギリシャより東の地域を総称したものだそうです。エジプト周辺から中東・インド、果ては中国から日本まで。シルクロードに関わるエリアの総称といっても差し支えが無いもののようでした。 そんな非常に広域のエリアを指すオリエントの博物館・・・何が展示してあるのだろう?と、いった感じです。 さて、展示室の正面には有名なロゼッタストーンの模型があり、シャンポリオンによる楔文字の解読の経緯が説明されています。「お、エジプトからみの何やら楽しげな内容から始るのかな??」と、期待が膨らみます・・・が・・・地味・・・。古代オリエントと聞くと、特定のエリアの宗教や彫像文化や豪華な調度品の数々にかこまれた王国や帝国の繁栄を期待してしまうもの・・・仮にそういった期待値を差し引いてみても・・・地味・・・地味すぎる・・・。 主な展示は王国や帝国といったものよりも、どちらかというと、ウズベキスタンやシリアにおける発掘調査の成果が殆ど。庶民の生活にまつわる住居跡と、そこから発掘された調度品がメインなのです。 確かに一部エジプト王朝の豪華な調度品のレプリカ等や、貴重な宝石類で作られた動物をかたどったアミュレット(護符)等はありました。が、そういったものは、たまに名古屋でも開催されるエジプト展等に行けば必ず展示されているようなものばかり。うむ〜。 ただ地味なだけでなく、この博物館でなければ観れないといったものが・・・殆ど無い・・・。先日、岡崎で見たアラビアンナイト代博覧会で展示されていた、現地の生活風景と何ら変わらないレベルのものとは・・・。ま、今も昔も砂漠に住む一般の方々の生活は大して変わらないものだという事の表れなのかもしれませんが・・・私にとっての新たな発見と言えるものが・・・無い。これには流石に寂しさのようなものを感じました。 で、展示室の最後の辺りに、2人の女の子(アルバイト)がいて、イベントに参加しませんか?との事。 「楔文字のハンコウで、自分の名前が作れますよ」との事。あと、「民族衣装を体験できますよ!」とも。おいおい・・・スーツ姿から、民族衣装に着替えろって言うんですか・・・。しかも聞いたら、男性用の民族衣装は現代の生地・・・丁寧にお断りしたのですが、お客さんが少ないみたいで、なんだか参加しないと可愛そうな感じすらしてしまい・・・。とりあえず、楔文字のハンコウだけ体験させていただきました。で、ここで疑問が・・・ Q1)楔文字のハンコウはアルファベットと対応して作成されていたのですが、本当にこんな風に対応しているのか?それともこの博物館で独自に作ったもの? Q2)楔文字は中国の漢字と同様に象形文字から発達したものだけど、漢字と同じように、それ単体でも意味があったり、組み合わせる事で単語を作ったりするの?そういった際の発音って、どうなってるの? Q3)楔文字は右読み、左読み? で、その女の子に尋ねてみましたが、判らないとの事で、学芸員の方がワザワザ出て来ていただけました(^^; で、その方いわく、 A1)アルファベットと楔文字の対応はきちんとした学術的なもの。しかし、日本語にある音と、無い音があるので、一部をこの博物館で組み合わせた。との事。 A2)楔文字はそれ単体で意味があるが、組み合わせる事で単語となる事は漢字と同じ。但し、その組み合わせの法則には漢字以上に複雑なものがある。 A3)楔文字は右読みも、左読み、たて読みもある。鷲の顔が右を向いていたら、右から読む。逆に左を向いていたら、左から読む。顔の向きは左右違えども、文字としての意味は同じ。日本語には母音と子音があって、母音の方が重要視されるが、エジプト語には子音しかない。との事でした。 うむ〜。メモを取れる状況ではなかったので、完全にどこまで記憶が合っているか断言しにくいのですが、こうした話を学芸員の方から直接聴けたのは良しとしたいところです。って、言ってもこの学芸員の方、声が小さく、その上早口で、一方的に喋る方だったので、その辺は・・・って所もありましたが・・・(^^; また機会があったら訪れるか・・・と、言うと・・・です・・・。もともとプラネタリウムの上映時間を調べる事なく訪れた私が悪うございます・・・と、いうところでせうか・・・(^^;
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博物館・資料館
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愛知県瀬戸市にある、愛知県陶磁資料館へ行ってきました。この資料館は、私の住んでいる街から比較的近い場所にあり、その存在は何度か耳にする事が多かったのですが、なかなか伺う機会が無かった存在でした。先日、用事がありたまたま瀬戸市へ行く機会があった際、その道のりでこの資料館があるのを見かけ、ちょっと寄ってみた次第です。伺ったのは何週間か前なのですが、昨日、中京TVの「PS」という、中部地区(特に愛知)の地元のグルメを紹介する番組で瀬戸市の飲食店と瀬戸物が合わせて特集していたので、この資料館の事が思い浮かんできたのです。※本当は直ぐに記事をUPしようとしたのですが、ヤフーブログ調子悪くて、何度も投稿が撥ねられてしまいました(><; 愛知陶磁資料館の外観は意外な程に大きなものでした。近隣の豊田市美術館より大きいかもしれません。(県がバックだから当然?)しかも建物は本館・南館・西館とあるだけでなく、茶室「陶翠庵 〔Tosui-An〕」やレストランもあります。そして、実際に陶器の作成を体験出来る施設もありました。(私は時間が無くて、そこまでは観れませんでしたが)実際に館内に入ってみると、展示室のいくつかが、工事をしていて全てを見る事が出来ないとの事。少し残念に思いつつも、館内は本当に広く、現状であっても十分なボリュームがありました。 今回この資料館を見学して驚いたのは、猿投焼きなとどいう、有る意味ローカルな焼き物があったのを知った事です。地元の愛知は瀬戸焼や常滑焼は有名なのを知っていましたが、猿投焼はその存在すら知りませんでした。それもそのはず、発祥は瀬戸物とほぼ同時の時期であったようですが、早くに廃れてしまい、今は焼き釜の後や、土に埋められた(捨てられた)猿投焼が僅かに残っているだけだそうです。 それでは、知る機会はなかなかないですよね。ちなみに私にとって猿投とは、以前MTBで走ったりした猿投山のある土地であり、初詣に行く猿投神社もある正に地元といった場所なのです。そういえば雨の中をMTBで走った時、猿投山の土は粘度質の高い赤土だったなァ。などと思い出してしまいました。 さて、資料館の全体を巡ってみると、展示品は縄文土器や瀬戸焼だけでなく、常滑焼、信楽焼などの国内のものや、中国の派手な壺や、諸外国の近代芸術家による、人の背丈程ある巨大な作品等、様々でした。(こま犬だけの資料館などもありましたよ)でも、私が一番気を惹かれたのはギリシャやペルシャの古い食器類でした。それらの国の食器は、古くとも非常に色鮮やかで、魚の絵が描かれていたりして、土地の食文化というか生活を強く感じさせてくれるものでした。 多分、子供の頃にこの資料館に来ても、退屈して何も楽しめなかったと思います。ですが、こうして大人になって初めて訪れてみると、美術館と同様の楽しみを与えてくれる存在なのだと認識できて、ちょっと嬉しかったです。 ※資料館の許可を得て、いくつか食器類の写真を撮らせていただいたのですが、暗い館内のため、携帯カメラでは綺麗な写真が撮れませんでした(><; UPした写真は、資料館の外観です。
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