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■ 王滝渓谷から天下峰へ 2013 秋 その2 先日、地元にある王滝渓谷へ行き、その足で天下峰まで歩いてきました。 (この記事はその1からの続きです。) この渓谷において、紅葉は若干ピークを過ぎてしまっていたのは残念でした。それこそ、真っ赤な楓を探そうにもなかなか見つからないどころか、予想していたよりも落葉が進行していたわけで・・・。 であるならば、敢えて足元に目線を向けてみるのも悪くないですよね?幸いな事に、この日は天気に恵まれました。おかげで、木々に覆われ、山陰に隠れがちな渓谷の底部にも強い日差しが差し込んでいてくれました。 記事はその3へ続きます。 |
里山散策・クライミング
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■ 王滝渓谷から天下峰へ 2013 秋 その1 先日、地元にある王滝渓谷へ行き、その足で天下峰まで歩いてきました。紅葉を見ながら散策をしようと思ったわけです。 ここ数年、私はこの場所に毎年訪れています。この場所の紅葉が結構好きなわけです。でも、毎年同じ場所で、同じ時期に写真を撮っていても芸が無いかも・・・と思う気持ちを抱かなかったわけではありません。というか、他の場所の紅葉も見たいと思ったりもするわけです。そこで、今年の秋は奥三河方面の山へ紅葉を見に行きたいと思っていたのですが、思うように都合が付きませんでした。 そこで、やはり毎年訪れている王滝渓谷だけは外す事はできないなぁ・・・と、結局この場所に来てしまったというわけですね(^^; そんなわけで、これから数回に分けて撮影してきた写真をUPしたいと思います。(写真は必ずしも撮影順で掲載してはおりません。) 今回は11月の最終週に現地へ訪れました。今年の夏は猛暑だった・東海地方への台風の上陸回数は少なかった・秋から冬にかけてのこの時期に寒波の影響があまりない・・・といった状況から、 「この時期に紅葉のピークが訪れているのではないか。」とか、「寧ろ、ピークは翌週くらいの可能性もあるのでは・・・。」 なんて思って訪れたのですが、その読みは思いっきり外れてしまいました。現地の紅葉のピークは既に過ぎてしまっていたんですねえ・・・(^^; どうやら訪れた日より1週間前くらいがピークだった模様。という事は、例年に比べて早くピークが訪れていたと思われます。毎年訪れている場所であろうとも、紅葉のタイミングを読むのは難しいものですねえ・・・。それでもこの場所は、何かと興味深い光景が見られる場所なので、特に落ち込む事なく、先へ先へと歩いてゆく事にしました。 記事はその2へ続きます |
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■ 三ツ瀬明神山を登る その7 三ツ瀬明神山の山頂で小休憩をとった私は、下山する事にしました。その際、登りとは異なる道を歩いてみたかったので、「栃ノ木沢コース」を使って下る事にしました。(山頂には道・北・西・南の3本の道があります。) 山頂から少しだけ西斜面を降りると、かなり開けた分岐ポイント(写真3)に出くわしました。今回は此処で左折します。その後、南斜面を暫く下りてゆくと、「乳岩ルート」に合流する事になります。(途中で、「中道コース」への分岐もあるのですが、今回は使用しませんでした。) このコースは広範囲の区間で木が伐採されていました。足元も整備されており歩き易くなっていました。その分、登りで使った「乳岩ルート」とは大きく印象が異なり、特に面白みのある道ではありませんでした。 しかし、そんな印象が変わる場所が出てきました。というのも、途中まで下りた場所で、突然「道」が途切れてしまったのです。それこそ、突然道が ”消失した” ような状況だったのです。そういえば、このコースは道が不明瞭な場所があるので注意が必要という事前情報をネットで得ていました。しかし、その様子が此処ま判り辛い状況だとは理解できませんでした。 そこで手元の地図と現在地を照らし合わせてみますが、あるべき場所に道らしい痕跡が見当たりません。そこで栃ノ木沢の倒木(写真6)の左横にある、なんとなく人によって踏み固められたようなフラットな場所を探して進んでみる事にしました。 結果、倒木エリアを越え、岩盤の上に水が流れる栃ノ木沢の川沿(写真7・8)いを歩いてゆく事となったのですが、何処まで行っても道らしい道はありません。それどころか、この川の両岸は結構な斜面になっており、木の根や岩を頼りに降りてゆかなければならない状況が続きました。しかも結構下った場所で、水が大量に落ちているような轟音が聞こえてくるではありませんか。慎重にその先の様子を伺うと、かなりの崖が現われ川が完全に切れ落ちていました。流石にこのまま進むのはマズイと、私は来た道を登り返す事にしました。 時間と労力を再び費やし、道が判らなくなってしまった場所に戻った私は、もう一度周囲を調べ直してみました。すると先程とは別の場所に、人が通った跡がある登り道をなんとか見つけ出す事が出来ました。どうやら太陽が傾く事で周辺の陰影が強くなり、薄っすらと残っている踏み跡が判りやすくなったようです。それに、このような場所で再び登り直すという事を、私が十分予想出来ていなかったため気づきにくかったようでした。 その登り返しを過ぎると、再びはっきりとした道が現われました。この間の時間と労力の事を思うと拍子抜けしてしまう程でした。この上り返しの場所にこそ、案内板の一つでもあってくれれば判りやすかったのですが・・・他人のせいにしてはイケマセンね(^^; なにはともあれ、これで無事に戻れる目処が立ちました。しかし時間のロスはかなり大きなもの。既に太陽は傾き、周りは薄暗さすら漂っています。(写真1枚目) しかも、まだこの周辺は(記事その4)で紹介した「傘岩」よりも高い場所。これは急いで下らなければなりません。実際、登山口まで下りてきた時には辺りは真っ暗な状態。当然ながら、駐車場には車の姿は一台もありませんでした。 それにしても、今回の下り道での行為は、多くの点で反省しなければなりませんね。それこそ、一歩間違えればプチ遭難の危険性すら孕んでいた行為だったかもしれません。やはり迷ったなら、その場所でもっと粘って検討するか、試しに進むにしても、10分、15分程度で早めに切り上げる必要がありましたね。そして、それでも判らなければ山頂まで戻り、登りに使った道を使って下るくらいの気持ちが必要だったのかもしれません。 それこそこのロスによって、帰りに立ち寄ろうと思っていた「乳岩峡」に向かう時間的余裕も無くなってしまいました。自業自得とはいえ、これは本当に残念でした。そんなこんなで、色々とトラブルや残念な思いをしてしまう部分も沢山あったのですが、それでもこの山は、この地方のものとしては十分見応えや登り応えのある楽しい山容だったと思いました。それこそ可能であれば、他のコースも歩いてみたいという思いもあるので、何時かまた登りに来たいと思います。 |
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■ 三ツ瀬明神山を登る その6 「馬の背」を越えてからも、山頂までは痩せた尾根を歩く事になります。それこそ、斜面に張り出した木の根っこが足がかりとなったり、岩を上り下りするような箇所もありました。しかし、斜度はそんなにきつくなく、寧ろアスレチック気分で楽しいくらいです。そんなこんなで、道を進むと、目の前に金属製の赤い展望台が姿を現しました。そう、ようやくにして三ツ瀬明神の山頂(1,016m)に到着です。 山頂には、「明神」と彫られた岩が祀られていました。この山が古くから地元の信仰の対象であった証というべきものでしょうか。私はその岩に御参りした後、展望台に登ってみました。 手元のガイドブックには、この展望台からは360度のパノラマが楽しめると書いてあっただけでなく、晴れていれば、南アルプスの姿や富士山すら拝める日もあるとの事でしたが・・・当日の様子はご覧の有様でした。 道中で懸念していたとおり、雲が空を覆っていただけでなく、大半の部分が霞んでしまっており、遠くを綺麗に見渡せる状態ではなかったのです。また、展望台の高さを越えるまでに育った木々も多く、西南方向は完全に視界が遮られていました。ちなみに展望台には大きな双眼鏡が備え付けられていました。しかし、覗いてみても真っ暗で、全く見えませんでした。(せめて、霞んでさえいなければ、もう少しクリアな写真が撮れたとおもうんですけどねえ・・・・。) まあ、それでも分厚い雨雲などによって視界が完全に遮られていなかった分、マシであったと思うべきなのかもしれません。でも、正直なところチョット残念でした(^^; |
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■ 三ツ瀬明神山を登る その5 「胸突八丁の頭」を越えて暫く進むと、「三ツ瀬川ルート」(東側ルート)との合流地点(写真7)に到着しました。この場所は、この山の六合目に当たるのだそうです。(此処から先は、「乳岩ルート」(南側ルート)と「三ツ瀬川ルート」は同じ道を共有した形で登ってゆく事になります。 その、合流地点からは、一旦尾根を下ってゆく事になりました。その下りの部分の道は歩きやすい路面だったとはいえ、ここに来て下りが含まれるのは悩ましいものですね。その道を更に進むと、1つ目の鎖場(写真6)が登場しました。そこから更に進むと、もう一つの鎖場が登場。この場所は、先程の鎖場よりも長さも高さもあり、鎖が上下に2本用意されていました。(これらの鎖場は、クライミング経験者なら鎖無しでも登れるものだと思います。とはいえ、雨等で岩が濡れた時や、下りの時の安全性を向上させるためか、2つめの鎖場には、エスケープルートも設けられていました。) その2つめの鎖場を登ると、この登山道の入り口付近で出会った、ご年配の夫婦に再び出会いました。どうやら昼食を其処で取られていたようです。その方々と再び挨拶を交わしたところ、これから下山するとの事。でも山頂までは登っていないそうです。なにやら、この先にある「馬の背」と呼ばれるナイフリッジ状の部分と、それ以降のルートの事を考えると、体調的に不安を感じられた模様。確かに危険がある箇所らしいので、不安がある場合は無理をしない方が良いのかもしれませんね。 そのご夫婦と別れ更に道を進むと、鉄梯子(写真4)が登場しました。そこで私も先の事を考え、その梯子のたもとでパンとお茶の昼食を取る事に。そして、鉄梯子を登り、このルートの山場となる「馬の背」(写真1)と呼ばれるナイフリッジ状の部分に登りました。 「馬の背」の幅はおよそ2mくらい。(実質的に歩ける道幅は1m前後?だと思います。)長さは10mあるかないかといった感じです。(これらの数値はあくまで個人の感覚によるもののです。念のため。) このように聞くと、別になんて事は無い感じですが、岩の尾根の左右は見事に切り立った断崖絶壁で、落ちたらただでは済まないレベルなのです。 その分見晴らし(写真2)も良かったりするのですが、この付近の尾根は遮る物が無い分、風が若干吹いていたので、私はじっと見ている気にはなれませんでした。(^^; そのため、慎重に足を進め、無事に「馬の背」を通りを通る事が出来た時、私はほっとしました。ちなみにこの鉄梯子と「馬の背」辺りで、八合目位にあたるのだとか。山頂まではあと少しです。 (何やら、北西ルートには、この場所よりももっと長い別の「馬の背」が存在するそうですね。ちょっと怖そうですが、機会があれば私も歩いてみたいですね。) |


