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書庫音楽 (洋楽)

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見逃してしまいました(><;

昨日のTV番組。
あの人は今・・・みたいなやつ。

新聞でとあるアーティストの名を見て、
「おお!」
と思い、昨日は朝からCDを取り出し、聴いたりまでしていたのに。
(あ、持ってるCDはこのジャケのものとは違うんですけどね)

誰って?
ノーランズです。
って、タイトルで判りますね・・・(^^; 

私は小学4年の頃にAMラジオ(当時で1500円位のナショナルの手のひらサイズのやつ)をお年玉で買ってから、ラジオが大好きで、TVそっちのけでラジオを聴いていた時期がありあす。
で、その時に初めて洋楽の洗礼を受けたのです。
それが、ヨーロッパのディスコソングだったのです(笑)

今から思えば、なんでまあ、そんなジャンルからって思うんですが、当時は流行ってたんですよ。
「ビートルズや、ストーンズがオレの音楽の始まりだった。」とカッコ良く言えない所がちょっと寂しいのですが(笑)

ちなみに当時はTVの音楽番組なんて、ザ・ベストテンの放送が始ったぐらいの時代。
そんな時、土曜の夜にやる洋楽の音楽番組を聴くのが大好きでした。
何処の国の音楽なのか、全くわからないまま、外人の歌って、なんて明るい音で楽しげに歌ってるんだろう。って思ってました。
当然詩の意味なんて全然判ってません。って言うか、今でも判んないんですが(苦笑)

そんな中、当時の日本で大ブレークしてたのがノーランズだったんです。
何週もラジオ番組のチャートにランクインしてて、NHK総合でもその人気が取り上げられて、今で言うPVが流れたのを観た時は感動ものでした。

こんなに綺麗な姉妹が実在して、しかも歌を歌ってトップチャートを走ってるなんて、外国人ってカッコイイなァ。と。(今の価値観で観ると全然ピンと来ないでしょうが、当時は垢抜けてたんですよ。でも子供ながら、ちょっと化粧が濃いなァって思ってましたw)
確か、日本の国内チャートでも1位を取った事があったはずかと。
でも、その感動を友人に伝えようにも、当時洋楽を聴いた事のある友人など殆どいず、ちょびっと寂しかったです・・・。

さて、その後、中学に上がってから、洋楽の好きな友人がボチボチ出来始めた時、ノーランズとかの話をすると、みんな「SEXY MUSIC」を代表曲として挙げてました。
私は「I'M IN THE MOOD FOR DANCING」の方が好きでした。
って、言うか、本当は「アラベスク」の「恋にメリーゴーランド」の方が好きでしたが(^^;
あと、「ジンギスカン」の「ジンギスカン」と「目指せモスクワ」(どんなタイトルだ〜!)もタイトルからしてワケわかんなくて好きでしたね〜。
そういえば、時代が過ぎてノーランズは、日本人(山口百恵とか)の音楽を逆カバーとかしてましたよね。

で、そのノーランズが久々にTVに出るっていうので、正直かなり楽しみにしていたのです。
だいたい一発屋って紹介は失礼だ!って思ってました。
が、今日は疲れてて・・・
新聞では番組告知の一番に出ていたのに・・・
全然出てこなくて・・・そのうちだんだん眠くなって・・・

「はっつ!!!」

って、気づいた時には、21時54分。
たった今、番組は終わってました・・・。

不覚!!!

ちゃんとビデオに撮っておけばよかった・・・(><;

どなたか、ご覧になった方、ノーランズがどんな様子だったか教えてください・・・。

MADONNA - Beautiful Stranger -

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MADONNA - Beautiful Stranger


オースティンパワーズ・デラックスという映画ご存知でしょうか?サイケデリックな60年代の世界を舞台に、独特のナンセンスギャグの入り混じった007のパロディのようなスパイコメディシリーズの2作目です。マイク・マイヤーズが主演で、彼は、前作同様、この映画でも敵味方の何役も一人でこなしています。

私は大学生の頃、ジミヘン、ジャニス、ドアーズ、クリーム、ZEP、等の 60〜70年代ロック・ブルーズ、サイケデリックミュージックにハマッていていました。また、小学4年の頃からAMラジオで、ノーランズや、アラベスクをリアルタイムでも聴いた事のある私としては、昔のディスコソング系も決して嫌いでは無いのです。

なので、それらの多少なりとも、サイケやディスコ系の匂いを使ってプロモーションをしていた1作目には興味を持っていました。また、ハリウッドのセレブ達が数多くカメオ出演して、オースティンは最高♪セクシーすぎる♪との前評判もCUT等の映画雑誌でも取り上げられていたので、なおさらです。なので、ちょっと、怪しいかなァとも思いつつも、どこかMTV的というか、PV的な音楽と映像の融合を楽しみにして、1作目はビデオが出た時に拝見しました。

さて、その1作目の感想は・・・はっきり言って、アメリカ人のギャグのセンスは寒い。(笑)と思いました。(ファンの方すみません・・・)中途半端で、全然サイケしていないし。本当にナンセンスでアホや・・・と。そののせいで、2作目・3作目はビデオでも借りる気にもならなかったのです。

しかし、正月深夜、TVで2作目が放映されるという事なので、ついさっき眠い目を擦りながら見てしまいました。(苦笑)何故、2作目を見る気になったのか?それは近日中に3作目も地上波でやるらしいので、この際見ておくか、という気になったのと、この2作目の主題歌をマドンナが歌っていたので、どんな風に映画で使われているのか気になったからです。

ようやく、マドンナの話題にもってこれましたね(笑)

私は、ジャンル・アーティストを問わず持っているCDの枚数は楽に500枚は超えますし、マドンナをデビュー時から知っていて、ずっとファンだったりしますが、彼女のCDはこの1枚しか持っていません。昔からのファンだった為、初期のアルバムはテープへのダビングばかりで、CDを買う機会がなかったのです。(学生の頃はお金が無くて・・・)

で、唯一CDを持っているのがこの映画の主題歌のBeautiful Strangerなのです。このシングルのPVを観た時は私にとって衝撃的でした。

映画の主題歌という事で、マドンナ自身の主義主張や、実験的な要素を強く出しているわけでもなく、ストレートに70年代風のサイケでキャッチーなディスコソングといった感じで作られています。出だしの電子オルガン的なキーボードのフレーズがたまらなくカッコ良く、ダンスをしながら歌うマドンナは、なんて楽しげに歌ってるのだろうと感じました。


■ MADONNA - Beautiful Stranger



どこかで会ったことがあるわね 美しき旅人さん
あなたなら危険と戯れてきた私を 楽しませてくれそう

利口な人なら逃げるけど 私は違う
この見知らぬ美しい男に 賭けてみよう

あなたの目を覗き込んだ瞬間 私の世界は、崩れおちたわ
あなたは不幸をももたらす男 だから、私は歌を唄うの

あなたを知ることとは あなたを愛する事
あなたはどこにでもついて来るのね そして誰にでも知られているのね
あなたを愛するという事は あなたの一部になるという事
私はプライドを捨てて あなたの涙と共に代償を払いましょう

Da♪ Da♪ Da♪ Da♪ Da♪
Da♪ Da♪ Da♪ Da♪ Da♪
美しき旅人よ


注)歌詞カードを元に意訳が入っています。訳が間違っていても責任は負えませぬのであしからず。

当時、ちょっと落ち目?というか、歳を感じさせていた感もあるマドンナが、こんなポジティブな音を鳴らしているのを見て、流石というか、何だか嬉しくなってしまいました。既に地位も名誉もあるマドンナなら、あえてこんな映画(失礼!)に曲を提供する必要もないのでしょうが、逆にリラックスして楽しんで曲を作っているのではないかと感じで、何か吹っ切れている感じがして、聴いていてとても気持ちが良いのです。

そういえば、最近は、ABBAのGimmie! Gimme! Gimme!のサンプリングが話題のマドンナ。ちょっと前には、MUSICなどのディスコソング等もやってましたね。これらの曲は、決してマドンナの代表曲って感じではないんですけど、この傾向の音楽性のマドンナ、結構好きだったりします。

そんな訳で、この曲が主題歌の映画がTVでやるなら、まあ、見てもいいかなァと。1作目と違い、マドンナが絡んだくらいだから、結構マシになっているかも・・・と。そうは思いつつ、まさか、新年1発目に見る映画がコレになるとは思っていませんでしたけど・・・。

で、実際の映画の感想は・・・やっぱり、おバカな映画でした(笑)

それに、映画の中では、本当にホンノチョットしか使われていなくって(涙)なんだか、朝まで起きて見てて、疲れてしまいました(苦笑)でも、クセになって、3作目も見てしまったりして・・・。ちなみに、私はこの映画を見ていて、何故かパタリロを思い出してばかりいました・・・(^^;

A VERY SPECIAL CHRISTMAS

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A VERY SPECIAL CHRISTMAS

皆さん、今年のホワイトクリスマス、どうお過ごしでしょう?楽しまれていますか? 家族・友人との楽しいパーティー?それとも、思いを告げたばかりの相手とのデートで、嬉しくてしかたがない状況だったりするのでしょうか?

そんな時、皆さんはどんな音楽を共に過ごすのでしょう? マライア・キャリー の All I Want For Christmas Is You ? ドリカム の Winter Song ? ワム の ラストクリスマス ? ジョン・レノン の Happy Xmas(戦争は終わった)? どれも素晴らしい曲ですよね。私の場合は、昔に買ったこのアルバムを聴いたりします。


■ A VERY SPECIAL CHRISTMAS 
邦題:クリスマス・エイド POCM-1501
1. THE POINTER SISTERS  ”Santa Claus Is Coming To Town”
2. EURYTHMICS  "Winter Wonderland”
3. WHITNEY HOUSTON  "Do You Hear What I Hear”                
4. BRUCE SPRINGSTEEN AND THE STREET BAND  "Merry Christmas Baby”
5. THE PRETENDERS  "Have Yourself A Merry Little Christmas"
6. JOHN COUGAR MELLENCAMP  "I Saw Mammy Kissing Santa Claus"
7. STING "Gabriel's Message"                
8. RUN D.M.C.   "Christmas In Hollis"              
9. U2  "Christmas (Baby Please Come Home)"
10. MADONNA  "Santa Baby”
11. BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND  "The Little Drummer Boy"
12. BRYAN ADAMS "Run Rudolph Run"               
13. BON JOVI "Back Door Santa"                
14. ALISON MOYET "The Coventry Carol"            
15. STEVIE NICKS "Silent Night"


87年に発売されたこのアルバムは、「スペシャル・オリンピック」への企画アルバムでした。スペシャルオリンピックとは、知的発達障害のある人が、様々なオリンピック形式のスポーツ・トレーニングや競技会に年間を通じて参加できるようにすることにより、彼らが健康を増進し、勇気を示し、喜びを感じ、家族や他のアスリート、そして地域の人たちと能力、技術、友情を分かち合う機会を継続的に提供することです。このアルバムは、数あるチャリティーレコードの歴史の中でも古く、かなりのビッグネームが、素晴らしい楽曲をよせています。

全ての曲かは判りませんが、プロモーションビデオ化もされたようで、個人的には、2. 6. 8. 9. の曲がお気に入りです。2.は幻想的でありながら、大人の落ちついた雰囲気を醸し出しています。6.はジョンクーガーメレンキャンプ の愛娘が最後に歌うシーンが可愛いらしく、アメリカのちょっとカントリー的なアットホームさに浸れます。8.はラップでのクリスマスソングというものを始めて聴いた曲で、今や大御所のRUN D.M.C.による楽しくカッコいいパーティーソングといった感じです。そして、9.はジョシュアツリーツアーでアメリカを席捲し、乗りに乗っていた頃の U2 によりもので、当時の彼らのストレートさが前面に出ている滅茶苦茶カッコイイ・ラブソングです。このアルバムはアーティストもプロデューサーも無料奉仕のボランティアで、アルバム売上の純益はアメリカのジョセフ・ケネディ基金を通じて、「スペシャル・オリンピック」へ寄付されたそうです。

ちょっと堅苦しい話になってしまいますが、日本という国は、キリスト教を信仰する人々の多い国ではないので、ある意味可笑しな風習なのかもしれません。かく言う私も、無宗教者のくせに、年始になると神社へ初詣へ向かうような人です(^^; 影響されやすい、流されやすい、商業主義に走っている・等、あるのかもしれませんが、世界には様々な国・人種・宗教・立場の人がいる事を認識し、平和を、今ある生を感謝しつつ楽しく過ごしていきたいものですね。とは言いつつ、寂しいクリスマスを過ごす事になりそうな私です(^^;

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== U2 − SUNDAY BLOODY SUNDAY ==

先日は多くの方が訪問していただけたようで、大変有難い事である。多分、記事のタイトルに騙されて?ジーンズや可愛い女の子の関連記事と勘違いされたのだろう。と、冷静に分析している。ま、今回のタイトルは誤解される事はないであろう。ゆえにヒット数は期待できるとは思っていない。今回もあくまで私的に、とあるシングル曲を、とあるニュースに絡ませて取り上げてみたい。

ボノ(Vo) エッジ(Vo・G) アダム(B) ラリー(D) の4人からなるアイリッシュロックバンドのU2。今回取り上げる曲はは、80年代の最強の名を欲しいままにした黄金期の先駆けともいうべき時期のシングル曲である。彼等の歴史における、この中期のかれらの姿こそが、私にとっての最も愛すべきU2であり、その頃の彼等の姿は今も目蓋に熱く焼き付いている。

時に静かに情熱をささやき、時には悲痛に怒りを叫びあげる。まるで殉教者がごとく、探求的で、誠実な世界を求める彼等の熱い姿そんな彼等に当時の私は感動していた。
そんな U2 の超名作であるライブビデオ RUTTLE AND HUM −魂の叫び− のクライマックスに流れる曲。それが、この SUNDAY BLOODY SUNDAY である。

元々はアルバム WAR の曲であり、ライブでの演奏は相当アレンジが加えられている。アルバムのオリジナルの方はとても冷たく、無機質がごとくのサウンドとボーカルで、冷たく渇いたパンクサウンドのようにすら感じる。が、ライブの方はこれでもかという程の怒りをストレートにエモーショナルに表現している。可能であれば、是非ライブ版での演奏を聞いてみていただきたい。


■ SUNDAY BLOODY SUNDAY

http://jp.youtube.com/watch?v=c9c4lLnY0rA

今日のニュースが信じられない
目をふさいでも、追いやる事が出来ない
いつまでこの歌を歌いつづけなければならないのか
今夜一つになろう
我々は一つになれるはずだ

子供の足元に壊れたビン
死体が通りに散らばっている
僕は戦いの音など聞きたくない
僕は何もすることができないでいる
血の日曜日に
血の日曜日に


今回何故この歌を取り上げたいと思ったのか。それは、下記の yahoo!ニュースを読んだからである。

【ロンドン28日共同】北アイルランドのカトリック過激派アイルランド共和軍(IRA)は28日、声明を出し、同日午後4時(日本時間29日午前零時)をもって、武器の放棄と武装闘争の終結を
メンバーに命じたと発表した。ブレア英首相はIRAの発表を高く評価するとの声明を出した。IRAの武装解除が進まないことから機運が後退してきた北アイルランド和平は、IRAの武装闘争放棄宣言で、再び進展する可能性が出てきた。しかし、北アイルランドのプロテスタント勢力が求めていた解散要求をIRAは拒否しており、今後は実際にIRAの武装解除が進むかどうかが焦点となりそうだ。と、ある。

皆さんはIRAをご存知だろうか。IRAとは、Irish Republican Army(アイルランド共和軍)の略で、カトリック系過激派組織だそうだ。北アイルランドのイギリスからの独立を主張している。イギリス人からみるとテロ/民族主義ゲリラ集団。だそうだ。私も正直詳しい事はわからない。民族紛争・宗教戦争・領土問題・貧困 色々な事が絡んでいて、軽んじて言えるしろものではないようである。

話が長くなったが、U2のSUNDAY BLOODY SUNDAY は、72年に北アイルランドのデリーで起きた”血の日曜日事件”を発端とするイギリスとIRAとの報復劇を非難した歌である。絶えがたい現状を打破すべく、栄光の革命と命うって活動するIRA政治活動はもちろん行うのだが、その過程であってはならない武力行使を重ねるIRA革命運動による死を栄光ある死とするIRAその行為は栄光でもなんでもなく、結局は同胞が、同朋を死に至らしめているのだ。その悲劇を痛み、憎み、祖国を愛する者として、1つになろう。と歌っている。

私はこの歌を始めて聴いた時、個人の悲哀の感情を通り超えた、なんとなんと悲痛な歌なのだろうと感じた。そのIRAが武器の放棄と武装闘争の終結をメンバーに命じたと発表した。と言うのだ。武装解除まで応じるのかは判らないが、今までの長い戦いに一つの区切りが見えてきたわけで非常に喜ばしいと思う。この曲の終盤において歌われた「いつまでこの歌を歌いつづけなければならないのか」という言葉に、ピリオドがうたれる日となるなのかもしれない。そう思うと、その記念日である今日にこの歌を取り上げてみたいと思ったのだ。

実は、IRAが武力行使を止める判断のきっかけは、先日のイギリスサミット開催中に起きた地下鉄同時多発テロ等を踏まえ、今後イギリスはいかなるテロを許さず断固戦っていくという姿勢を懸念しての事だったという情報もあるらしい。テロがテロを押さえる結果となったのか…。世界では未だ貧困・差別・戦争・テロが続いている。そのテロはさらに凶悪化し、多くの犠牲者が出てしまっている。

願わくば、このようなプロテストソングの存在意義が、真の意味で失われる日が訪れるようにと祈るばかりである。


(追伸)
2005年8月14日に血の日曜日事件をIRAによるテロと表現していたのを訂正。この歌の起因を血の日曜日等を起因とするIRAのテロ活動を非難するものと訂正。(2006年10月29日 ジヤケット写真をライブDVDのものに差し替えました。)

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INDIGO GIRLS

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== INDIGO GIRLS ==

最近かなりヘビーなネタを扱い、正直、結構重い気分であった。もともとクライミング以外も取り扱う気持ちで始めた私的なブログである。そこでお気に入りの音楽のについて書こうと思う。

今回は昔からのお気に入りで、ダウナーな気持ちを吹き払う時や、アウトドアに向かう道中の車の中でもよく聴くアーティスト「インディゴ ガールズ」の1stアルバムを取り上げようと思う。

男性にも負けない骨太でワイルドな声で、アコースティックギターを掻き鳴らしながら歌う黒髪の エイミー・レイ (ジャケット左)と、繊細でいかにも女性的な心情を巧みな技巧で奏でながら歌う金髪の エミリー・セイリアーズ(ジャケット右)。学生時代に知り合った2人は85年に自主制作で Strange Fire というアルバムを作成。EPIC SONYより1989年にメジャーデビューし、アメリカでは絶大な人気を誇るフォークロックの女性ディユオである。1stアルバムはグラミー賞のフォーク部門の最優秀レコーディングアルバムも受賞。デビュー当初より、REMやホットハウスフラワーズとも親交があり、サラ・マクラクランの提唱したリリスフェアにも参加している。その二人のメジャーデビューアルバムはグループ名と同じく Indigo Girls と名づけられている。デビュー当時のエイミーは25才、エミリーは26才である。

エイミーは祖父が牧師であった影響か、キリスト教の教義に関わるような求道的な内容や、プロテストソングのような批判精神、または熱く苦しく悲痛な程の恋愛感情などを、時に自分自身でも押さえきれないかのように熱く激しく切なく歌う。一方、エミリーの方は、日常生活から受けるストレスに影響を受けてしまいがちな人の弱さや、素朴で素直なな疑問を通じ、より良く生きる道を探す様子や、繊細で感受性が高く時には夢見がちな女性らしい心情をやさしく軽やかに歌い上げる。それぞれが独自の世界観と音楽性を持ちつつも、お互いの音楽性を尊重し、その持ち味を生かし合う事で、オーソドックスになりがちなフォークロックという世界においてその存在感を際立たせている。

人によっては一部の宗教的な表現や芝居じみた表現が鼻につく方もいるかもしれない。が、それはなにも彼女等固有のものというより、アメリカのフォークやカントリーとかの世界ではよくある事かと思う。(いわゆるお国柄の違いというやつかと)トラックリストは以下の通り。

■ Indigo Girls 
ESCA-7693
1. Closer To Fine
2. Secure Yourself
3. Kid Fears
4. Prince Of Darkness
5. Blood And Fire
6. Tried To Be True
7. Love's Recovery
8. Land Of Canaan
9. Center Stage
10. History Of Us


ほとんどの曲が2人のアコースティックギターを主軸とした音作りがされており、アルバム作成に伴うバンドサウンドもうるさくなる事はない。それぞれの曲が2人の若く無垢でイノセンスな輝きをあらわし、聴きやすくも存在感がある。時に1・3・8は今でもライブに取り上げられる事が多い。私がこのアルバムにおいてもっとも好きな曲は1である。

http://jp.youtube.com/watch?v=l8gjJg1klbE&feature=related

■ Closer To Fine
どうやら私の人生とは白と黒では割り切れないものみたい。
あなたが私にしてくれた一番の事はそんなにシリアスになる必要はないと仕向けてくれた事。
どうせただの人生なのだから、と。
私はいろいろな所(医者・山・湖・B級映画・聖書・仕事)へ出向き、
色々体験するにつれて紆余曲折に対する答えは一つでない事を知った。
決定的なものを深追いするのをやめるにつれて、
だんだんと、気持ちが楽になってきたの。
だんだんと、気分が良くなってきたの。


この他の曲も軽やかで、情熱と繊細さと兼ね備えている。アコースティックな曲作りとあいまって、小さなライブハウスで目の前で聞いたり、キャンプファイアーを囲みながら皆で合唱したくなるよう雰囲気を持っている。実際、彼女等の自主制作アルバムは Strange Fire と名付けられており、1stライブビデオはとても小さな地方のライブハウスの1発取りである。ライブに定評のある彼女達のライブビデオも必見である。本当に歌唱力・演奏力があるのだ。ちなみに彼女達は共にレズビアンである事をカミングアウトしている。(お互いがパートナーというわけではないらしい)

アメリカでは本土を巡るツアーはいつも大盛況らしいが、残念ながら日本における知名度は低い。また、2人とも飛行機嫌いの為、来日どころか海外ツアー自体滅多に行わないらしい。(ちなみに私は2ndアルバムが出た1990年からのファンである)もしも興味を持っていただけたなら、偏見なく、是非聴いてみていただきたい。

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