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■ X-MEN/2000年公開/アメリカ/104分 ■ X-MEN X2/2003年/アメリカ/135分 ■ X-MEN The Last Stand(ファイナル ディシジョン)/2006/アメリカ/105分 ■ 監督:ブライアン・シンガー(1・2)/ブレット・ラトナー(3) ■ 出演者:パトリック・スチュワート/イアン・マッケラン/ヒュー・ジャックマン/ハル・ベリー/ファムケ・ヤンセン/レベッカ・ローミン=ステイモス/ジェームズ・マースデン/他 ■ wikipedia:X-MEN *画像は1作目のポスター X-MEN series 1-3意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私はX-MENシリーズがかなり好きです。マーベルコミックのヒーローモノだからというわけではありません。話によると、コミックと映画とでは、様々な面で設定が異なると耳にした事がありますが、私は映画版しか知らないくらいです。それこそ、マーベルコミックも持ってなければ、何かしらのコレクターグッズを持っているわけでもありません。 でも、このシリーズは好きなのです。彼らの戦う姿がカッコいいと思うからです。それは、派手に能力を使う姿がカッコいいと思うからだけではありません。彼らミュータントが戦う目的が、偽善ではないと感じるからです。そう、あくまでミュータントとしての自らの存在に誇りを感じ、自らの住みよい社会を勝ち取ろうとして戦う姿がカッコいいと感じるからです。 偶然にして特殊な能力、異様な外観を得たミュータント。本人の意思とは無関係に獲得してしまった能力ゆえに、元は同じであった人間から恐れられ、虐げられてしまう存在。それは、家族においても同様である。自らの能力ををひた隠しにし、戻れるのならば、元に戻りたいと願う者も居る。その状況において、何も恥じる事などないと、自らの能力を誇りとするも、さらに強い風当たりを受ける者も居る。何れにせよ、その能力に翻弄されるミュータント達。そうした心の弱さを乗り越え、自らの生きる権利を求め、誇りを賭けて戦う彼等。その姿がカッコいいと感じるのです。 それこそ、決して一枚岩の集団でもないんですよね。敵の親玉であるマグニートと、X-MANの創始者であるプロフェッサーとは、元は親友であったりするくらいですし。目指すべきものは同じなのに、各々の信じる方法論故に、袂を分かれた者達の苦悩も描かれていて、演出として上手いなあと感じるわけです。 勿論、彼らの戦闘シーンもカッコいいと思ってます。それこそ、敵味方に関わり無く。例えば、敵キャラのミスティーク。変身能力しかないのに、あれだけ基本的な戦闘スキルが高いのは、スゴイですよね。 しかも、あんな外観で迫られたら、男は参ってしまいますw というか、仮に外見だけ変えられる能力しかないのだとしても、その能力があるだけで、一体どれだけの事を行える可能性があるのかという事を考えるだけも興味深かったりしますし。 とはいえ、マグニートにせよ、ウルヴァリンにせよ、ストームにせよ、得意、不得意の分野があって、決して無敵なわけじゃないんですよね。でも、お互いが夫々の能力を活かす事で、フォローし合う姿もまた魅力的だったりするわけです。(そりゃあ、全面CGの作品というわけではないので、他のヒーローもの戦闘シーンに比べて迫力に欠けるというか、シリーズ1作目だと、少々ショボイシーンが目につくのも事実ですが、そうした部分がこの映画の評価を決めるものではないと思っています。) ちなみにこの作品を見ていると、私が大好きな永井豪のデビルマン(原作漫画の方)を思い起こさせるんですよね。デーモンからのテレポート攻撃を受けて、不本意に悪魔人間(デビルマン)となった一般の人達。世間から疎まれ、蔑まれ、デーモンと同様に攻撃の対象となってしまうデビルマン達。 それこそ、人間社会に潜在的なデビルマンが居るのではないかと、魔女狩りにも似た行為を繰り返すようになる人間達。果たして悪魔の心を持っているのは、デビルマン達ではなく、人間の方なのではないか・・・。そんな人間達と、デーモンとの間に立ち、苦悩を抱えながらも、自らの存亡を賭けて戦うデビルマン達。ホント、その本質的な部分において、凄く近いものを感じるのです。 世間では、このX-MENシリーズは思った程人気が無いようですが、個人的にはもっと評価されても良いシリーズなんではないかと思ってます。
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