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軍事利用が進むロボット(2)


先の記事に列挙したのは、ほんの一部。まだまだ数多くの軍事ロボットが開発されているとの事。しかもアメリカのDARPAは自らの国の兵士までロボット化を進めたがっているようにすら見えます。このようなニュースを目にすると、DARPAの非人間的な思考に嫌悪感を感じますね。それこそゲームボーイを軍事目的に利用しようだなんて事も凄い発想なワケで。子供のオモチャすら使えるものは、使っとけという事ですか?

しかし、こうした研究開発や実戦投入は何もアメリカだけではないのです。ヒズボラ然り、中国然り。特に中国のインプラントによるロボット鳩なんか気の毒な話で・・・。(WIERDの記事を辿ると、結構ショッキングな映像もあったりします・・・心臓が悪い方は見ない方が良いかもしれません)それこそ、現実社会において使い道があるのか全く判らないような生物歩行を模しただけのロボットの基礎研究などを行うよりは、目的意識はハッキリしていると言えるのかもしれません。しかし、その目的が大問題なワケですよね。

夢のあるロボット技術。人の出来ない事、大変な事を助けてくれる存在。しかし、現実にはこうした一面があるのも現実。因みに平和憲法を唱える日本において作られるロボットアニメの殆どは、軍事利用のロボットが主人公だったりしてますし・・・。我々はロボットに何を求めてゆくのでしょうね。

■ BLEEXは77kgのパワードスーツ

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■ ニュースソース:スラッシュドットジャパン
カリフォルニア大バークレー校 ロボットティクス研究室がBLEEXという下肢強化外骨格を開発したと発表しました。(プレスリリース) 外骨格が装着者の動きを捉えて増幅し、約45kgの外骨格と約32kgのバックパックが2kg程度に感じられる、とのこと。研究自体はDARPAの助成を受けているが、軍事のみならず、民生でも需要の高い技術。なお、日本でも筑波大学 機能工学系 山海研究室でHALという、ほぼ同様の下肢強化外骨格が開発されているが、こちらの重量は約23kgとのこと。
三井物産と大田区産業振興協会の共同で実用化に取り組んでいる。

■ 戦場でLANを構築するロボット『LANdroids』

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■ ニュースソース:WIRED VISION
機械いじりが好きで常識はずれの連中が集まる米軍研究機関、米国防総省の国防高等研究計画庁(DARPA)が、こんどはWiFiロボットを戦場で展開しようとしている。DARPAでは、使い捨てロボット『LANdroids』を使って移動式のメッシュネットワークを構築する計画に関して入札を募っている。実現すれば、兵士たちが移動中にロボットを置いていくことにより、音声とデータの強固なネットワークが瞬時に構築される。

■ DARPA、『ゲームボーイ』を軍事用携帯スパコンに

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■ ニュースソース:WIRED VISION
DARPAでは、すべての軍人、すべての海兵隊員を「高度なセンサー・プラットフォーム(PDFファイル)」に変えたいと考えている。この構想の実現のために、DARPAは最も高度なチップ――1秒間に1兆回の浮動小数点演算を処理できる(「テラフロップス」と呼ばれる)もの――並みの性能を持つプロセッサーを内蔵したハンドヘルド型コンピューターを考案する必要がある。DARPAの予算書によると、これには「任天堂のゲームボーイをはじめとする携帯ゲーム機の高速幾何学計算に現在使用されているような、市販のグラフィック処理装置(GPU)のハードウェアとソフトウェアを利用する」予定だという(ただし、ゲームボーイの後継機種、『ニンテンドーDS』への言及はない)。

■ 米国防総省、兵士へのマイクロチップ埋め込み計画

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■ ニュースソース:WIRED VISION
マイクロチップを兵士の体に埋め込んで戦場の負傷に対応しようという米国防総省の計画に、プライバシーを懸念する声があがっている。

■ 想像以上にハイテク化、ヒズボラの軍事力

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■ ニュースソース:WIRED VISION
イスラム教シーア派組織ヒズボラは、偵察用無人飛行機、光ファイバー、携帯電話盗聴技術などを駆使していると報告されている。イスラエルによる電子的攻撃やネットワーク攻撃も何度か乗り切っているという。

■ インプラントでコントロールされる「サイボーグ鳩」

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■ ニュースソース:WIRED VISION
『人民網』オンライン版が今年2月、中国の研究グループがハトの脳に微小電極を埋め込んで、ハトの動きをコントロールする実験に成功したと報じている。

軍事利用が進むロボット


最近何かと取り上げさせていただいているロボットやBMI(MCI)技術。これらのニュースに関心を抱くと、必ずといって良いほど、とある米国政府の機関の名前が浮かんできます。DARPA 防衛高等研究計画局 アメリカ国防総省の研究・開発部門。この機関がスポンサーとなって、ロボット等のテクノロジーの開発が進められているケースがあまりに多いという事実。そう、軍事利用の目的でロボット開発がされているワケです。

そして実際に、実戦投入されているだけでなく、無人ロボット兵器による殺害も起きていると伝えられています。インターネットで、「軍事・ロボット」等と検索すれば、ありとあらゆる軍事用ロボットの話題が出てきます。下記に列挙したのは、ほんの一部にも関わらず、これだけの軍事ロボットが既に開発されているのが現実なのだそうです。

■ 米陸軍、史上初 ロボットを対人戦闘に投入

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■ ニュースソース:Technobahn
【Technobahn 2007/9/11 23:56】
米国防総省は8日、イラクに配備している無人攻撃機「MQ-5B/C Hunter」を対人戦闘に初めて用いて、道路に爆発物を仕掛けようとしていた2名の敵性戦闘員を殺害したことを発表した。米国防総省の発表によると今月1日、イラクのQayyarahの近くで爆発物を所持していた敵と米軍地上部隊との間で戦闘が勃発。その後、地上部隊の支援要請を受けて武装した Hunterが投入され、Hunterに装備された精密誘導兵器による攻撃の結果、2名の敵性戦闘員が死亡したと述べいる。米国防総省では無人機による敵兵の殺害は米陸軍の歴史上、初めての出来事だとも述べている。Hunterは米軍の無人戦術航空機システム。本来の用途は偵察用。画像を拡大する

■ 機関銃搭載の兵器ロボット、イラクに初配備

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■ ニュースソース:WIERD VISION
米軍は今まで、爆弾処理ロボットのみをイラクに配備してきたが、このほど機関銃を搭載した遠隔操作の兵器ロボットを初めて実戦配備した。

■ 無人偵察船がお目見え、時速50キロで走行可能

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■ ニュースソース:Technobahn
英大手軍需メーカーのQinetiQ社が発表した無人偵察船「Sentry」大きさは、長さ3.5メートル、幅1.25メートルでちょうど、大型のレジャー用ジェット・スキーと同じ位。操縦はパソコンを使ったリモートコントロール方式を採用しており、地上から操作することによりウォーター・ジェット方式の推進機関で海上を時速50キロメートルの速度で進むことが可能。 レーダーの反射率が少ないステルス性能も兼ね備えるこの無人偵察船、QinetiQ社では港湾などのパトロールや、戦場での偵察任務などでの利用を見込んでいる。

■ 機関銃を装備して自律走行するロボット車両


■ ニュースソース [http://wiredvision.jp/blog/dangerroom/200706/20070615143943.php WIERD VISION]
『Defense News』紙のオンライン版によると「米陸軍は、まもなく全長約6.1メートル、6輪のロボット車両の試験を始める」という。試験の目的は、「でこぼこの地形の走行、機関銃の発射、約860キログラムの積載物の運搬について、兵士が逐一遠隔操作しなくとも作動するかどうかを確認すること」だ。重さ2.5トンのこのロボット車両は「Multifunction Utility Logistics and Equipment」(多機能兵站および装備)の頭文字を取って『MULE』と呼ばれている。Defense News紙はこれを、今から「10年から15年後に、陸軍のあらゆる軽歩兵中隊と行動を共にするようになるロボット」と見ている(ただし、陸軍の将来のプランからロボットは次々と切り落とされているから、実際にどうなるかは分からない)。

■ 戦場で活躍するか?「ロボットろば」


■ ニュースソース [http://wiredvision.jp/blog/dangerroom/200707/20070720134328.php WIRED VISION]
貨物運搬用ロボットが軍事目的での実用化に向け、着実に歩みを進めている。長年にわたる四脚ロボットの開発を経て、米Boston Dynamics社のロボット作成チームは、最高4000万ドル規模の大型契約を米軍と結んだ。

■ 軍事用『超小型無人飛行機』(MAV)、各国が開発中

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■ ニュースソース WIERD VISION
イスラエルは、スズメバチ大の攻撃型『超小型無人飛行機』(MAV)を開発している。英軍の特殊部隊は、すでにMAVをアフガニスタンでの偵察に使用している。一方、米軍では、電子機器を効率的に破壊するための、導電性の煙爆弾を搭載するMAVなどの開発が進められている。

「脳で操作するゲーム」が登場、危惧の声も

頭で考えるだけでコンピューターを操作できる「ブレイン=コンピューター・インターフェース」(BCI)を使ったデバイスのメーカー数社によると、BCI技術は2008年にも、医療分野から消費者向けゲーム市場へ進出を果たせる状態にあるという。米Emotiv Systems社や米NeuroSky社などの企業は、すでにBCI対応ソフトウェアの開発キットをリリースしたと述べている。となると、2008年にはゲーム会社からBCI対応ゲームが本当に発売されるかもしれない。

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だがその一方で、多くの研究者が、ユーザーの脳に悪影響が及ぶことを心配している。たとえば、BCIデバイスは時としてユーザーの脳波を遅くすることがある。その後、注意を集中させるのに困難を感じたというユーザーの報告もある。「脳波の活動が遅くなるゲームをした人が、その状態のまま車を運転したらどうなるか。事故を起こすかもしれない。可能性としては低いと思うが、一般に利用される前に検証すべきだ」。BCIの医学的応用分野の権威である独立系研究者、Niels Birbaumer氏はこのように話す。

一般向けのBCIには、頭皮に取り付けて脳波パターンをモニターする非侵襲性の脳波計(EEG)を用いる。脳波信号はコンピューターが情報として処理できるよう、増幅、デジタル化される。BCI技術は、体内に装置を埋め込む侵襲性のものも非侵襲性のものも、四肢麻痺の患者を対象としたテストでは成功を収めており、患者がコンピューター画面上のカーソル移動や、スイッチのオンオフ、車椅子の操作などを行なうのに役立っている。

しかし、BCIが純然たる娯楽に使用された場合、ゲーマーにニューロ・フィードバックの影響が生じることを研究者たちは懸念している。ニューロ・フィードバックとは、脳波の活動をリアルタイムでグラフィック表示することにより、意識の覚醒度を高め脳波をコントロールできるようにするテクニックだ。血圧、皮膚温度、心拍数などの生理学的な情報を用いるバイオフィードバックと同様の働きをする。たとえば、『SMART BrainGames』という技術を使い、医療目的で制作されたストレス軽減ゲームがある。
これは、プレイヤーがリラックスしている時にのみ、レーシングカーの最高速度が出せるようになっている。

米食品医薬品局(FDA)がこのデバイスを認可したのは、リラクゼーションと「筋肉の再教育」という用途に対してのみであり、SMART BrainGamesを開発する米CyberLearning Technology社も、この技術は単なるゲームとしては利用されるべきではないと考えている。

Emotiv社とNeuroSky社は医療技術から始まった企業で、NeuroSky社のマーケティング担当副社長Greg Hyver氏によると、大学の研究者が同社の技術を使って、注意欠陥障害(ADD)、うつ病、中毒症、恐怖症を治療するテストを行なっているという。しかし、両社が娯楽だけを目的とするゲームの開発キットをリリースしたことに、医療関係者たちは憤っている。Emotiv社のDo氏は、ワイアード・ニュースに寄せた電子メールの中で、次のように説明している。「Emotiv社の技術はまったく別の基本概念に基づいたもので、社内の研究チームで大規模な開発と研究を行なっている。従来のようなバイオフィードバックやニューロ・フィードバックはまったく用いていないため、そうした懸念は当てはまらない。双方向の相互作用もなく、当社の技術はどんな形であれ、脳を訓練して所定の状態にさせることはしない」

独立系研究者のBirbaumer氏は、こうした技術を長期間利用した人がほとんどいない現状では、どのような副作用が出るか誰にもわからないと話す。

■ ニュースソースWIRED VISION 「脳で操作するゲーム」が登場、危惧の声も(1)WIRED VISION 「脳で操作するゲーム」が登場、危惧の声も(2)

脳をコンピュータや、機械と直接繋いで考えるだけでそれらを操作出来るようにしようとする BCI(ブレインコンピューターインターフェイス)=BMI(ブレインマシンインターフェイス)技術。今までサイボーグ医療や軍事目的の分野をメインとして語られてきましたが、ゲームの分野にまでその領域が広がろうとしているようです。考えてみれば、「コンピューター」→「ネット」→「ゲーム」という発想になっても何ら可笑しな流れではないのかもしれません。しかし、外科手術を必要としない非侵襲型のBCI対応ソフトウェアの開発キットをリリースしただけで、何やら物議を醸しているようです。

要約すると、 『ニューロフィードバック装置(脳波を自分でコントロールする為の装置)を一般人がゲーム目的で長期間使用した場合、副作用が懸念される。 BCIの技術は、その気になればニューロフィードバック装置になり得る。』という事のようです。 BCI独自の副作用というワケではなさそうですね。

この記事だけだと、ニューロ・フィードバックについて判りにくいので、Nikkei BP net 『ニューロフィードバックとゲームの融合』や、ニューロイメージング、ニューロエコノミクス、そしてニューロマーケティング等の記事に目を通してみました。

ニューロフィードバックにおいて被験者は、脳波の変化をモニター画面でリアルタイムに見ることによって、自分自身で脳波をコントロールできるように訓練する。モニターという目に見えるフィードバックがあれば、効率よく脳波を制御できるという発想である。

ゲームを使って訓練するケースを考えてみる。例えばレーシング・ゲームの場合、集中力の低下を自動車の速度の低下という形でモニター画面に表わす。プレイヤーは、自動車の速度を上げるというより明確な目標に向かって集中力を高めるよう訓練する。漠然と意識するよりもずっと効果がある。

注意欠陥障害(ADD)の子どもの治療に役立つだけでなく、スポーツ選手や俳優などの集中力を高めるなどの効果もある。機能的磁気共鳴画像(fMRI)を始めとする新しいニューロイメージング装置が登場したおかげで、停滞気味だったバイオフィードバック(現在ではニューロフィードバックと呼ばれる)分野が再び活気づき、ニューロエコノミックスやニューロマーケティングなど新たな応用への道も拓かれている。 

ニューロフィードバック装置(脳波を自分でコントロールする為の装置)ですか・・・。集中力を高める効果もあり、NASAのお墨付きもある技術の一つなのですか・・・。こうした技術の開発が進んでいる事自体知りませんでした。確かに、ゲームやBMI云々と言う前に、純粋にこちらの技術の副作用を調べるてから、一般化する必要がありそうだと感じますね。

因みにゲーム開発元は、そうしたニューロフィードバック等の機能を盛り込まない。との事。それこそ、現状のレベルでは操作性は遅く、最新のゲームの操作には不十分との事。まあ、現実にそんな装置を使ってまでプレイしたいと思えるような、魅力的なゲームが出なければお話にならないのかもしれません。

でも、そうした装置の使用許可が、元々は医療等の目的で認可されたはずであるにも関わらず、同等の機能を有するものを、ゲーム開発の目的でリリースされた点は、確かに懸念される部分があると言えそうですね。

まあ、元々ゲームを長時間プレイして、夜型人間になるとか、視力の低下が起こるとか、運動不足になるとか、他人との接点が少なくなるという副作用?(笑)は既に存在してはいるのではないかと思いますけどね(笑)

月探査機「かぐや」搭載し、<H2Aロケット>打ち上げ成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は14日午前10時31分、月周回衛星「かぐや」を搭載したH2Aロケット13号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。45分後、高度約390キロで衛星を分離し、打ち上げは成功した。本格的な月探査は60〜70年代の米のアポロ計画以来約40年ぶりとなる。今回から打ち上げ業務が三菱重工に移管された。

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H2Aは7号機(05年2月)以降、7機連続の成功で、日本のロケット技術の高さ、安定度を国際的にもアピールする形となった。予定では、かぐやは約40日かけて月の上空100キロに到達。南北を回る軌道に乗り、3カ月後から本格的な探査を始める。約1年かけて周回しながら、搭載した15種の観測機器で月表面の元素や鉱物の分布状況、地形や地下構造などを調べる。月の誕生は地球と同じ約45億年前と判明しているが、形成過程については天体衝突や地球の一部分離など諸説があり、謎の解明が期待されている。重力分布の調査などの観測結果は将来、月面基地をつくるためにも役立つという。また、公募で寄せられた41万人の月への思いを極小の文字で印字した特殊フィルムも搭載した。かぐやは観測終了後、月の引力で自然落下させる。

衛星とロケット、地上設備を含む総開発費は約550億円。かぐやは縦、横2.1メートル、高さ4.8メートル、重量約3トン。8年かけて開発された。H2Aロケット13号機は2段式で全長53メートル、直径4メートル、重量321トン。発射時に強力な推進力を得るため、固体燃料を使った大小の補助ブースターを計4本搭載している。

■ニュースソース毎日新聞JAXA三菱重工FNNニュース動画

今回の打ち上げを、たまたまブロードバンドによるオンライン生中継によってライブで観る事ができました。カウントダウンがゼロに近づくにつれて、不思議と高揚感が高まるものですね。ゼロのタイミングと同時に、当たり前のようにスッと飛び上がる。その発射直後から物凄い加速を見せる事に、改めておどろきました。ロケットとはあんなにも速いものであったのか!!と。開発に関わったワケでも何でもないのに、こうした努力と技術の結晶が見事に機能して、天高く駆け上がる姿を見ていると、涙がでそうになってしまいました。

実は最近、一昔前に録画した『FROM THE EARTH TO THE MOON』というアポロ計画を中心としたNASAのドラマを観かえしていたのです。そのドラマも無論すばらしいのですが、アメリカ、ロシア(ソ連)といった国どころか、中国のように有人宇宙飛行を成功させているワケではありませんが、日本の宇宙研究開発も捨てたものじゃない。それこそ、これだけのモノを作り上げ、運営しうる人々が日本人にいるというだけで、なんだかう嬉しさというか、感慨深いものを感じました。

今回の打ち上げは、アポロ計画以来とも言える月面探査。そして日本初の本格的月面探査とも言えるとの事。何やらこの「かぐや」をはじめ、これからは世界各国による月面探査の計画が目白押しなのだとか。
素晴らしい成果が上がる事が期待されますね。ホント、技術とは、純粋にこうした方面にこそ使われていって欲しいものだと思います。

それにしても、JAXAもこういう打ち上げをブロードバンドでのライブで流すなんてやりますね!正直言って今までのJAXAは広報が地味だと思ってましたが、こういう事はもっともっと積極的にやっていって欲しいものですね。それこそ、私はたまたまライブで見れましたが、打ち上げ時間のタイミングは多くの人が会社や学校へ行っている時間。こうした映像を単にライブ1回で流すだけでなく、リピート放送するなり、宇宙開発や研究の成果をまとめた科学番組を作成してブロードバンドで積極的に配信してもいいのではないか。そんな事を感じました。

人工の腕

人工の腕

■ 世界で最も高度な義手『i-Limb』

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同社の『i-Limb』はおそらく、世界で最も高度な義手だ。i-Limbは、筋肉からの電気信号を探知し、それを動作に変換するために電極を利用する通常の筋電性システムで動作する。しかし、Touch Bionics社では、この仕組みにいくつかの革新的な試みを取り入れた。ロボット義手には、触感のフィードバックに乏しいという問題がある。人間の手は、物体をしっかりとつかんだという感触を、手応えとして感じ取ることができる。だが、義手の場合は限度を超えて握り続け、壊れやすい物を握りつぶしてしまうこともある。これに対し、i-Limbには、十分な圧力がかかったときに、これ以上圧力をかけないよう義手に伝える検知機能がついている。またモジュール組み立て式なので、修繕の際にも医師は丸ごとの義手を修理に出す必要はなく、数分で文字通り「指を取り替える」ことが可能だ。さらに、例えば着衣のときなどに指が絡まることを防止する、その名も「Thumb Parking」(親指パーキング)機能も備える。しかし、何よりも素晴らしいのが、見た目の自然さだ。

■ 参照:WIERD VISION 世界で最も高度な義手『i-Limb』WIERD VISION 精巧な義手『i-Limb』、動画で紹介

凄いですよね。既にこれだけの義手が実用化されているのですね。正直言って驚きました。本当の実社会でこれだけのモノが既に使われている事にある意味感動すら感じてしまいました。セーフティ回路として、十分な圧力がかかったときに、これ以上圧力をかけないよう義手に伝える検知機能もついているとの事。さすがに現状ではBMIで脳神経と繋がっているワケではないので、どこまで意思を反映させた動きが出来るのかは判りませんが、その分、使用者への負担は低いはず。筋肉からの電気信号を探知するという技術は、(どちらが後先かは判りませんが)筋電位の変化から動きの意思を汲み取るHAL-5と同様の発想なのかもしれませんね。しかも修繕等のメンテナンスの事も考えられているとは。

さらに見た目もかなりのものです。正直言って驚きました。これだけの動きが可能であれば、無理にBMIに繋げる必要はないのかもしれないとすら感じさせる程です。それこそ大量生産・低コスト化され、世界中に普及する事を期待したいものですね。

■ 本物同様に使える義指『X-Finger』

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フロリダ州ネープルズ在住のDan Didrick氏が発明したこの装置には、バッテリーや電子部品、サーボ機構、アクチュエーターなどは使われていない。その代わりに、義指の各節に簡単な機構が組み込まれていて、失われた指の残った部分を曲げて圧力をかけると、それぞれの関節が動いて、人工指の全体が曲がるようになっている。『X-Finger』は、素早く柔軟に動く関節機構を備えており、ゴルフクラブを握って振ったり、キーボードや楽器まで利用可能だ。失われた指の残った部分を曲げると、装着部が締め付けられることによってX-Fingerのレバーが押し込まれ、かかった圧力に比例して義指の関節が動く。精密な機構により、隣接する指の動きに合わせて義指を動かすことで、可動性、力、正確さがとくに重視される人工装具の中でも、並外れてリアルな動きを実現している。

■ 参照:WIERD VISION 本物同様に使える義指『X-Finger』

こちらも凄いですね。上記のi-Limbと違って、モーターや人工筋肉等の動力は一切使われていないにも関わらず、見事に指の動きを再現しています。コストは結構なものであるようですが、その動きの自由度とリアルさや、メンテナンス等の事を考えれば、その存在価値は計り知れないものがあるように思えますね。しかもこの開発者は、指のみならず、手首からの義手も同様の機構を用いて作り出せないかと研究をしているのだとか。どのようなものとして出来上がるのか見てみたいものですね。

■ 人間の筋肉と骨格をモデルにしたロボットアーム

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ドイツの空圧機器メーカーFesto社は、人の腕を新たに一から開発するのではなく、本物の人間の腕をモデルとすることにした。展示用製品の『Airic's_arm』には、本物の人の関節を模した人工骨が使われており、手首の骨は腕の骨(この場合、肩甲骨、尺骨、中手骨から構成される)につながっている。30の「筋肉」は空気が通る管で、「空気圧比例弁」の制御によって伸縮する。空気圧比例弁が管を流れる空気の量を変えることで、腕が曲がる仕組みだ。ビデオでは、クラフトワーク[訳注:ドイツのテクノユニット]の身のこなしを思わせる、不気味な半身ロボットが、文字を書いたり、ダンベルを持ち上げたりする様子を見ることができる。確かにこれは、私が朝のコーヒーを飲む前、まだ身体が目覚めきっていない時とほぼ同程度のぎこちなさだが、その動きには驚くほど人間的なところがある。

■ 参照:WIERD VISION 人間の筋肉と骨格をモデルにしたロボットアーム 動画:Festo社の製品紹介ページ

ロボットアームにもこうしたものが出てきたようです。人間のような動きを真似る腕が欲しいなら、徹底的に人の腕の構造を真似ればいい。何故今までこうした発想が無かったのだろうとおもわせますね。モーターや油圧にとって変わって、空気圧制御の人工筋肉を使うケースは今までもいくつか例を見てきましたが、このケースのように、人体の筋肉の配置を忠実に模すケースはなかなか無かったのではないでしょうか。それこそ、これらの人工筋肉が、正に人の骨を模したようなフレームにマウントされているのも道理に適っているように思います。空気圧制御との事なので、スピーディーさは今ひとつといった感じですが、その動きの滑らかさと、リアルさは、目を見張るものがありますね。未来の技手はこのような世界になっていくのでしょうか。また、リアル志向のヒューマノイドロボットのベースボディはこうしたモノになっていくのでしょうかね。

■ ロケットエンジンで動く義手

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バンダービルト大学の研究チームは、小型ロケットエンジンを動力とした義手(腕)を開発中だ。エンジン付きの義肢を身体に装着するにあたっては、安全性の確保、排気の問題などもあるが、可能性としては従来の10倍ほどの力と速さを備えるという。

■ 参照:WIERD VISION ロケットエンジンで動く義手

何ゆえにロケットエンジン?といった感じですよね。モーターでも、空気圧制御の人工筋肉でもない。
正に見るからに、ターミネーターの中身であるかのようです。確かにスピーディでパワフルな動きを見せてくれるようですが、動力源がナントも・・・。正直なハナシ、とても実用化は期待できないというか、危なっかしすぎて期待したくないというか、この技術を実用化する必要があるのか疑問です。何せ、この研究のスポンサーは、あのDARPAだったりするわけですから。

■ 米国防総省、手足を再生させる研究に多額の補助
手足を失って戦場から帰還する兵士が多数に上ることから、米国防総省の国防高等研究計画庁(DARPA)は、ヒトの手足を再生する方法の研究に多額の補助金を出すことになった。2年以内に哺乳類で実現可能性を示し、4年以内に指を再生させることが目標という。補装具の改良は絶えず進んでいるが、生まれながらの手足と同等にまでなるとは思えない。このため、米国の10の機関に所属する科学者からなる2つのチームが、哺乳類初の肢の再生を競う。
「どの遺伝子がオンとオフを切り替えて、再生するかしないかを決定しているかを調べている。胎児のころは再生できる。潜在的な能力があることはわかっているから、あとは(成体で)その力を解き放つだけだ」と、Badylak氏は語る。

■ 参照:WIERD VISION 米国防総省、手足を再生させる研究に多額の補助

一言で人工の腕といっても、色々なアプローチがあるものだ。そしてその使用目的も色々な分野からのニーズがあるものだ。と考えさせられますよね。それこそ最後の記事のように手足の再生が実現すれば、それはそれで凄い事だとは思いますが・・・。それこそ再生医療が実現すれば、腕や足という部分のみならず、内臓、神経等、あらゆる医療分野における大革命が起こるでしょう。そうした純粋な医療としての意味であれば、是非とも研究が進んでいって欲しいものだと思います。しかし、この記事における研究に関しては、スポンサーがDARPAであるとの事。という事は、かならず軍事転用への目的が隠れているわけで・・・。

ちなみに脳科学の世界では、戦争があると脳化学の研究が進むと言われているそうです。戦争によって頭(脳)に損傷を負った人が大量に発生するため、その研究治療の為に、結果として脳科学の研究が進むのだとか。これは脳科学のみならず、飛行機・車・コンピューター・通信・他、ありとあらゆる科学の分野に言える事なのかもしれません。なんだか複雑な思いにかられますね。是非とも純粋な医学や文化の推進としてこれらの研究が進んでいってもらいたいものです。
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