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昨日リサイクルショップへ行ってきた。
使わなくなって久しいステレオスピーカーを売る事が目的である。
スピーカーは ビクターSX500 12年以上前のモノである。
私が大学生の頃、単体オーディオの世界にはまってしまっていた際、
名古屋市の大須にわざわざ足を運び選んだモノであった。
当時左右のペアで9万位であったか。
木目が美しく、アコースティックな趣のあるスピーカーであった。
今回売却する事にしたのは、何も金銭面に困っての事ではない。
もう使わなくなって久しかったからである。
学生の頃は寮にすみ、部屋で思い切りボリュームを上げ、
時にはロックを、時にはクラッシックを、時にはポップスを
思う存分聞く事の出来る環境であった。
後に社会人となり、自宅の4畳半の部屋に戻ってきてからは
そういうわけにはいかなくなった。
部屋が狭く置くことが辛いワケである。
可能であれば、残業で疲れた体を音楽で癒す。
という生活を送りたかったが、帰宅時間が深夜ともなると、
結局はヘッドホンで聞く位が精一杯。
それどころか、音楽を聴く時間といえば、車での移動の際、
カーステレオで聴く事が一番長くなってしまっていた。
しかしそれでは寂ししぎるので、小音量でも聞き易い
小型のスピーカーを数年前に新たに手に入れた。
このSX500は、いつかまた使うであろうと取っておいたのだが、
何年もその兆しがないまま今に至ってしまった。
そこで、少しでも価値があるうちに、
誰に有効に使ってもらえれる可能性のあるうちに手放そうと考えたのだ。
今回出向いたリサイクルショップのチェーン店には、
数多くの家電製品・ギター等の楽器類が展示されていた。
かなり綺麗なモノが沢山あった。
が、欲しいと思えるものは残念ながら一つもなかった。
良いものはすぐに売れていくという事であろう。
が、逆に言えば
リサイクルショップでも人気の無いもの = (機能するのに)本当に不要なもの
が、世の中にこれだけあるのだ。
また、そういう状況は、日本中にあふれているのだろう。
単純に自分自身を振り返ってみても、
環境や時代の変化で、こうも愛着をもっていた道具がお荷物になってしまうとは・・・。
私はモノを購入する際、十分吟味するほうだと思っていたのだが・・・。
環境問題。リサイクル。色々と言われて久しい時代である。
モノを購入する際、自らの手を離れる瞬間の事・捨てる事・を意識すべき
時代なのだという事をあらためて考えさせられた。
願わくば、私の持ち込んだスピーカーが、出来ればお店にずっと居座る事なく、
どなたかのもとで元気に音を奏でてもらいたいと思った次第である。
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