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8月19日に寄せられた相談。
☆路上面接、即採用。
30代の男性Oさん、ハローワークに職を探しに行き、そこで紹介を受けた京都の派遣会社(R社)に連絡したところ路上で面接を受け、即採用されました。その間5分足らず。
そのまま社長の車に乗せられ、愛知県にあるIHIの寮に放り込まれました。
☆借金リフレイン。
仕事は、橋梁の部品を組み立てる重労働だったそうです。
賃金は、月末締めの40日後払い。つまり、最初の月の寮費・水道・光熱費が払えません。
ということで前借りをして払い、給料日にはそれらが差っ引かれたわずかなお金が渡される。
残ったお金で細々と食いつないでいると、次の月にはお金が払えなくなる。
で、また給料の前借りをする。…の繰り返し。
賃金の明細書も一切渡されず、それらしい紙をチラッと見せて正確かどうかさっぱり分からない金額を無造作に渡される…。
あまりのひどさに、Oさんも耐え切れず「辞める」と言った所、R社の社長はOさんを脅し「今後、辞めると言ったら賃金は払わない」という誓約書まで書かせました。
☆社長が逃げた!
そうはいっても我慢の限界に達したOさん、4月に仕事を辞め、愛知県の労働基準監督署に賃金不払いに対する救済を求めた所…なんと、R社の社長が行方不明になってしまいました。
労基署としても「相手の社長が居ないんじゃ…」とお手上げ状態。
生活に困ったOさんは、共産党の人を通じてユニオン南の風まで相談に来られたそうです。
☆IHIと相談。
本来は、R社の社長からきっちり払わせるべきなんですが、Oさんの生活が待つに待てないギリギリの状態でした。なので、派遣先であるIHIに交渉をし、未払い分の残業代を払ってもらう事が決まりました。
…にしても、借金をカタに働かせるなんて、奴隷労働そのもの。まさに“蟹工船”の世界だと思ってしまいました。
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