労働相談

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ユニオン南の風が相談を受けた労働相談の内容です。
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ここ5日間で4件もの労働相談がありました。

どれもこれも酷いものばかり。
パワハラ・異職種への異動・退職強要、
賃金未払い・労災隠しの疑い・残業強要・一方的な賃金カットetc…

どれにも共通していることは、
使用者は労働者を自分の思い通りに使用出来ると、
思いこんでいる節があるということ。

労働基準法を知らなさすぎる経営者の本当に多いこと…
改めて怒りがこみ上げてきた5日間でした。

進展がありましたら報告します。

(Pigmon)

京都から愛知へ拉致!?

8月19日に寄せられた相談。

☆路上面接、即採用。
30代の男性Oさん、ハローワークに職を探しに行き、そこで紹介を受けた京都の派遣会社(R社)に連絡したところ路上で面接を受け、即採用されました。その間5分足らず。
そのまま社長の車に乗せられ、愛知県にあるIHIの寮に放り込まれました。

☆借金リフレイン。
仕事は、橋梁の部品を組み立てる重労働だったそうです。
賃金は、月末締めの40日後払い。つまり、最初の月の寮費・水道・光熱費が払えません。
ということで前借りをして払い、給料日にはそれらが差っ引かれたわずかなお金が渡される。
残ったお金で細々と食いつないでいると、次の月にはお金が払えなくなる。
で、また給料の前借りをする。…の繰り返し。
賃金の明細書も一切渡されず、それらしい紙をチラッと見せて正確かどうかさっぱり分からない金額を無造作に渡される…。
あまりのひどさに、Oさんも耐え切れず「辞める」と言った所、R社の社長はOさんを脅し「今後、辞めると言ったら賃金は払わない」という誓約書まで書かせました。

☆社長が逃げた!
そうはいっても我慢の限界に達したOさん、4月に仕事を辞め、愛知県の労働基準監督署に賃金不払いに対する救済を求めた所…なんと、R社の社長が行方不明になってしまいました。
労基署としても「相手の社長が居ないんじゃ…」とお手上げ状態。
生活に困ったOさんは、共産党の人を通じてユニオン南の風まで相談に来られたそうです。

☆IHIと相談。
本来は、R社の社長からきっちり払わせるべきなんですが、Oさんの生活が待つに待てないギリギリの状態でした。なので、派遣先であるIHIに交渉をし、未払い分の残業代を払ってもらう事が決まりました。


…にしても、借金をカタに働かせるなんて、奴隷労働そのもの。まさに“蟹工船”の世界だと思ってしまいました。

6月の終わりごろ、日本共産党の人たちがJR山科駅で宣伝をしていると、派遣社員のバスを待つ青年の一人が「派遣社員って3年以上働いたら正社員になれるんですよね?」と声をかけてきた。
南区から南草津のパナソニックに働きに行く所だと言うので「じゃあ、ユニオン南の風に相談してみては?」と話になった…とのことです。

☆派遣専門の労基署!
さっそく、労基署に電話をしてみました。
「あぁ、派遣社員についての相談でしたら“労働基準監督署の需給調整課”が専門ですのでそちらに電話して下さい」
…おぉ、そんな公共施設が有るなんて知らなかった。
という事で、さっそく“需給調整課”に電話をして、本人(Iさん)と一緒に相談に行くことになりました。

☆穴だらけ派遣法。
まず、Iさんの場合、04年にパナソニックで働きだしてから2回派遣会社が変わったそうですが…
「それは問題ありません。派遣先の会社に直接雇用の義務が発生します。…正社員とは限らず、アルバイト・パート・期間社員…全て含めての“直接雇用”ですが。」
そう言えば、同じ滋賀県で派遣社員が全員“期間社員”にされたって聞きました。
「確かに、派遣先(この場合はパナソニック)が“同じ業務において”派遣労働者を受け入れられる期間は3年です。たとえ、途中で派遣元が変わってもこの3年が伸びたりすることは有りません。」
ほほう、じゃあ…。
「しかし、Iさんの場合は途中でラインが変更になったという事ですので、違法かどうかは分かりませんね」「同じラインで3年以上派遣社員が働いている何らかの証拠があれば、労基署も調査に入れるのですが…」
…そうかもしれない、という程度では?
「はい、動きません。また、途中で3ヶ月と1日以上直接雇用の労働者だけで業務をした場合は、最初から(3年の)計算をやり直すので、そういう方法をとってるかも知れませんよ」
…それは労基署では分かりませんか?
「そうですね。それぞれの会社のことですので…報告の必要も有りませんし。」

…と話をしてきて、分かったことは、“結局、派遣先か派遣元の会社が自己申告しなければ分かりにくい仕組み”になっているという事でした。
だって、派遣されている本人は期間内に別のラインに移動させられるし、そこに3年以上派遣社員が“継続的にいたか”は分からないですよね。
労基署もつかんでいないなら、なおさら…。

☆でも、泣き寝入りしない。
とはいえ、そこで諦めるユニオン南の風ではありません。
例えば、会社内の組合や業種別の組合と連携して、違法性がないか徹底的に調べるとか、“ラインが変わっても一般的に同じ工場内なら3年以上派遣で同一業務をしていると判断するべきだ”と法に訴えるとか(実際、それで直接雇用を勝ち取った例もあるらしいので、今回も使えるか…)
とにかく、今、作戦を考え中です。

☆ついでに…
とにかく、“労働者派遣法”というやつはダメダメ法なので、変えなければと思っています。
そんなことを考えていると、ちょうど、共産党の志位委員長がトヨタについて国会質問をしていました。
http://www.nicovideo.jp/official/shii
上は、ニコ動の志位チャンネルです。
こういう議員がふえてほしいな…と個人的に思いました☆

6月26日にユニオン南の風に来た相談。

☆ある日突然…
Kさんという20代の男性。“キャリアパワー”という会社から工場系の職場に派遣されて働いていました。
6月13日、勤務中に下血。日赤病院に行くと「下血が止まれば緊急性は無いので帰宅していいですよ」「血が止まれば普通の生活を送って大丈夫、時間があるときに外来の検査に来てくださいね」と医者に言われました。
付き添いで来ていた“キャリアパワー”の役員から「明日、あさっては休むように」と言われる。どうも工場側から言われた様子。
Kさんは、言われた通りに休みを取り、その間にもう一度病院に行き、検査を受けました。「結果は30日に出ますしね」と説明をされ、家に帰ってくると…

☆いきなり「自分から辞めてくれ」!?
Kさんに“キャリアパワー”から一本の電話がかかってきました。
「今すぐ来てほしい」
Kさんが行くと、「工場側から病気の人間はいらないと言われる。自己都合で退社したことにしてくれ」と言われました。Kさんは、労働に関する知識も特に無かったため、言われた通りに書類を書き“キャリアパワー”に渡してしまいました。
さらに一週間後には、「これから後は、キャリアパワーは保険料を払えないので保険証を返して下さい」と保険証も取り上げられてしまいました。
ここで困ってしまったKさん。保険証がなければ、検査結果を聞きに行くこともままならない…。

☆ユニオン南の風に相談。
そこで、何とかならないだろうか、とユニオンに相談してこられました。
話を聞くと、これは完全に“不当な解雇”だ、本人も働き続けたいと思っている、という事が分かりましたので、さっそく“キャリアパワー”に電話をしました。
「Kさんの事で話がしたい、話し合いに応じてもらえなければ労働基準監督署に行くことも考えている、折り返し電話をしてくれ」
すぐに“キャリアパワー”から返事が返ってきました。「分かりました。6月30日に京阪ホテルのラウンジに来て下さい」

☆あっさり…?
6月30日、指定された場所に行き、ユニオンのメンバーが状況を確認して「…といった解雇は無効」と伝えると、“キャリアパワー”側からも「解雇は撤回します。保険証もお返ししますし、明日から働いてもらってかまいません。」とすんなり話が進みました。その上で、「休んでいた期間は賃金を60%支払います。」とキャリアパワー。
…ん?60%?会社側の都合で休むしかなかった期間は100%支払われるべきじゃないの?とユニオンのメンバーが追及すると「一度持ち帰って電話で返事します」と言われたのでその日の団体交渉はそこまで。

☆あなたのために賃金カット!?
7月2日“キャリアパワー”より電話がかかってきました。「病気の診断書が提出されていないので、60%しか支払えない」とのこと。普通、検査結果がでるまで診断書は出せないのでそれは無茶な話。「納得できませんので、話し合う時間をとって下さい」と5日後に話し合いを決めました。

話し合いの場では…キャリアパワーからは「Kさんに病気が出てから一週間、診断書を出して欲しいと言ったが出してくれなかった。働いていいと判断できない。もし事故が起こったら誰が責任を取るのか、安全管理義務違反になってしまうので、60%支払うことにしました。これはKさんの事を考えての処置なんです」といわれ、メンバーが憤慨。
「検査が終わらないのにどうして診断書がもらえるのか、それに“キャリアパワー”の役員が一緒に病院に行って医者から“血が止まれば普通に生活ができる”と言われたのを知っているじゃないか」「それに、本人の健康を心配して解雇…というか自主退職をさせるなんておかしいじゃないか」「だいたい、賃金のカットについての合理性が無いじゃないか、そんなのは詭弁だ」
と猛抗議。診察のための休み2日間は除いて、他の日の分は100%支払ってください、と追求しました。

次の日、“キャリアパワー”から電話がかかってきました。
「もともとの休日分を引いた9日間分、100%支払います」

…完全勝利だ!と、ユニオンのメンバー全員で喜んだことは言うまでもありません\(^o^)/

☆電話相談…
07年9月20日にユニオン南の風(この後は“南の風”表現します)に一本の電話がかかってきました。
「食品スーパーのフレスコで働いている大久保というものですが、残業代の相談にのって欲しいんですが…」
早速、近くのマクドナルドで話を聞くことになりました。

☆急成長スーパーの裏側…
“フレスコ”というのは京都ではほとんどの人が知っている、急成長中の食品スーパーです。
朝7時から働きはじめて夜7時〜8時まで立ちっぱなしで働いている、間は1時間休憩が取れればいいほう。タイムカードも無く、給料明細には残業代が書いていない…といった内容。大久保さんは「自分の部署はまだいいんです、同期の人には夜9時、10時まで働いている人もいます」「同期に入社した仲間がどんどん辞めていってしまうのが辛くて…」と、表からは分からない実態が大久保さんの口から語られ相談を受けた側もただただ驚く一方でした。

☆胸を張って“先輩”になりたい…
大久保さんは続けて語ります。「僕だけだったらまだいいんです。入社してからずっと我慢してきましたし…でも、こんな違法状態で働いて、過労で次々人が辞めていくような職場で、来年度に新しく迎える新入社員をどう守ってあげたらいいんだろうか?みんな希望を持ってこの“フレスコ”に来るはずなのに…」「僕は、胸を張って会社のこと、仕事のことを教えられる先輩になりたいんです。」
自分も大変なのに、こんなに職場と、仲間のことを大事に考えられるなんて…と感動した南の風のメンバーは、さっそく大久保さんにもユニオン南の風の一員になってもらい、相談を進めることにしました。

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