配分引き上げけん制
業績好転背景 定昇は容認 経団連春闘方針
日本経団連は17日、
2011年春闘で経営側の交渉指針となる「経営労働政策委員会(経労委)報告」を正式発表した。
連合が求める正社員や非正規労働者に支払われる賃金や手当など
労働側への配分総額の前年比1%引き上げについては「きわめて厳しい要求」とけん制。
ただ、大企業を中心とした企業業績の好転を背景に定期昇給(定昇)を容認する姿勢を示した。
会見した経団連の大橋洋治副会長(全日本空輸会長)は
「(グローバル競争の中で)日本企業は岐路に立っている」と述べ、
賃金の在り方も含め成長に向けた労使協議が必要との考えを示した。
今春闘について報告は「定期昇給の維持に焦点を当てた賃金交渉を行う企業が大半を占める」とし、
定昇の凍結・抑制の検討方針を打ち出した昨年より、交渉姿勢を軟化させた。
ただ、デフレや円高の中で起業が国内の事業を維持しようとすれば
「賃金よりも雇用を重視して考える必要がある」とも指摘。
人件費の総額の恒常的な増加は認められないとの考えを示した。
特に景気回復が遅れている地方の中堅・中小企業では「ベースアップ(ベア)はもとより、
手当の増額などの賃金改善を行う企業は少ない」とした。
また、グローバル競争が激しさを増す中、
企業の成長を支える人材の確保・育成の重要性にも言及。
留学や海外でのボランティア活動など国際経験豊かな人材に積極的に採用の門戸を開くよう求めた。
(1月18日付 京都新聞朝刊2面より)
………………………………………………………………………………………………………………
今春闘、経団連の意向を受け、早速トヨタ労組がベア(ベースアップ)要求をしないと「白旗」。
連合系の主要労組は既に春闘の闘いを放棄しているようです。
これが国際競争に勝ち抜くための方法論とでもいうのでしょうか。
私はどうしても納得できないものがあります。
労働者が大切にされてこその経営発展だと思うのですが…
(Pigmon)
|