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京都大学(京都市左京区)が、
今月末で5年の契約期限上限を迎える非常勤職員を、
「雇い止め」にする問題で、
京大は11日、制度を変更しない方針を京大職員組合に伝えた。
組合は「放射線技師など職場で、
専門性が高い仕事をしている非常勤職員がいる」として、
今後は個別で事例ごとに雇用の継続を求めて交渉を続けるという。
この日の団体交渉で、
組合が非常勤職員の契約期間上限の撤廃を求める署名を提出した。
教職員を中心に1,993が賛同し、
別途集めた部局長・評議員対象の署名でも、
研究科長3人を含む計11人が賛同した。
仕事の継続を求める非常勤職員112人の署名も提出された。
組合の松波孝治委員長らは、
「やめさせないでほしいという声が高まっている。
公的な教育機関がやっていいことか」と話している。
一方、京大総務部は、
「専門性の高い仕事については正規職員への採用を進めており、
例外を認めたり制度を変える必要はないと考えている」としている。
また京大は11日までに、
現在63歳となっている教員の定年を段階的に引き上げて、
2013年度に65歳とする方針を決めた。
高齢者雇用安定法に基づく措置だが、
非常勤職員を最大5年間で「雇い止め」とする方針は変えておらず、
「なぜ教員だけ優遇されるのか」と反発の声も上っている。
京大は10日の部局長会議で2010年度末に教員の定年を64歳とし、
2013年度末にもう1年延長する方針を示した。
理由として高齢者雇用安定法で65歳までの雇用が、
事業主に義務付けられたことや、
2013年度の実施に向けて定年を段階的に引き上げている、
東京大学などの国公立大で65歳定年への動きが加速し、
優秀な人材確保の為にも不可欠と説明したという。
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これは本日付の京都新聞に掲載されている、
雇用問題の特集記事(シリーズ・春を待つ〜'09雇用・不況〜)です。
ちなみにこの京都新聞社はグループ会社である、
「京都新聞COM」(同新聞社の完全子会社)の契約社員2人を、
今月末で「雇い止め」すると一方的に通告し、
労働組合の再三の団体交渉要請にも応じない為、
ユニオンも連帯して「雇い止め」撤回の支援行動をしています。
皆さんの感想をお聞かせください。
(Pigmon)
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