茶の道

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裏千家茶道のお稽古を中心にお茶のことを。
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歩々是道場

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歩々是道場(ほほ これどうじょう)

鵬雲斎大宗匠 筆

「『歩々』というのは歩くこと。歩いて至るところ、これ全て修行の場ということです。いつ、どこへ行っても、いかなる場合も、その場その場が私どもの修行の場なのです。ですから、一刻たりとも気を抜くことはできません。常に緊張した日常を送らなければならないのです。お茶の場合でも、先生のところでお稽古している時には緊張しているけれども、家に帰ればだらしなくなる、というのではいけません。いつ、いかなるときでも修行だという心構えを持ち続けましょう。」(『茶席の禅語早わかり』主婦の友社)

先日参加した研究会にかかっていたお軸です。
研究会は、年に数回行われ、資格を持つ人達が集まって、業躰(ぎょうてい)さんのご指導のもと、お点前の勉強会をする会です。

今回の研究会は平日にも関わらず、たくさんの方々が参加しておられました。(300人くらい?)

お床に掛かっていたのが、このお軸です。
大宗匠が、お床から叱咤激励されているような感覚でした。

茶の道を修めると決めたからには、やはりこの言葉を絶えず心にとどめて、身を引き締めて行かなければなりませんね。
でも最後の2文は、耳が痛いです…。

ついでに、正面に掲げられていた利休道歌のひとつ。

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「ならひつつ見てこそ習へ習はずに よしあしいふは 愚かなりけり」

何事も、中途半端な習得で他人のことをとやかく言うことのないよう、慎みたいものです。

和菓子作りに挑戦

青年部教養講座、午後の部は、和菓子作り教室。

講師は、金沢の和菓子屋「吉はし」のご主人、吉橋廣修さんです。
「吉はし」は金沢東茶屋街にあり、店頭販売はせず、注文販売のみのお菓子屋さんなのですが、金沢のお茶席にはよく登場します。茶人の間で味には定評のある和菓子屋さんです。
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ご主人は気さくな方で、和菓子のお話をしながらさくさくっとユーモアたっぷりにご指導頂きました。

最初に取りかかったのが、寒天をさいの目に切ること。細かければ細かいほど仕上がりがきれいと言われましたが、これがなかなか切りにくい!
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次は、用意して頂いた「練りきり」を、食用の絵の具でいろづけする作業。
「うす水色に」と言われたのに、ついつい絵の具を入れすぎてちょっとどぎつい(笑)色になってしまったり、なかなか思うような色にならなかったりと、すでにみんな四苦八苦。
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さらに紫陽花の花の色に染めた練りきりをその上にくっつけ、広げてあんこ玉を包んで、先ほどのさいの目寒天を乗せました。で、「紫陽花」の完成〜!
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文章で書くと簡単そうに見えるんだけど、いざやろうとしたらあんこははみ出すわ、寒天はくっつかずにぽろぽろこぼれるわ…(汗)

この時点ですでに時間が大幅に過ぎていましたが、容赦なく次のお菓子、「青梅」へ。

この青梅の緑色も微妙〜な色合い。やはり入れすぎて(ΘoΘ;) ガチャピン色(笑)になってしまった人多数!
あんこ玉を包むのは、大分慣れてきたので、さっきよりは早くできましたv(^o^";)v
包んだガチャピン(違)を、ころころところがして楕円形にして、ちょいとつまんで角を作り、そこから棒の角で筋を入れれば、青梅の完成!!
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しかし私の作ったのは、
ガチャピンのおしり・・・orz

時間が迫ってきていましたが、最後のお菓子にとりかかります。
最後はきんとん「つゆ蛍」。
練りきりよりも粘りけの少ないきんとん生地を、うす緑に染めて粗い裏ごし器にぐいっとかけます。
それを、小さく丸めたあんこ玉のまわりに、箸でやさしく包み込むように乗せていく…
文章で書くと簡単そうに見えるんだけど、吉橋さんがやると簡単そうに見えるんだけど、
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む、難しい〜.。ooO(~ペ/)/!

しかしまあなんとか、完成しました(させました)。
その上に、小さく丸めた黄色いあんを一つ乗せ、寒天をちょっと散らせば、草むらの上にとまった蛍の光と、きらきらしたつゆが登場!(なのか?)
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あっという間の2時間が終了。(^u^;)ハァハァゼェゼェ…

今回和菓子作り体験をして、つくづくお菓子はただ美味しいと言って食べるのではなく、それを作った職人さんのご苦労にも思いを馳せながら食べないといけないなあ…と思いました。
茶席の和菓子って、季節感をすごく大事にするから、色も形も、作る人の感性がすごく問われるのではないでしょうか。
よく言われることですが、和菓子は目で見て、香りを楽しんで、舌で味わって、そして銘を耳で聞いて頭でも楽しむことができる。すごく贅沢な食べ物だと思います。
お菓子はもともと好きだったけれど、今回体験させて頂いて、ますます興味がわいてきました。
貴重な体験をさせてくださった吉はしさんに、感謝(^o^)!!

追記:今回できあがって持ち帰ったお菓子は、全部で17個!家に持ち帰って大人二人で頑張って食べましたが、消費が追いつかない〜!ご近所さんにも少し分けましたが、残った物は冷凍庫へ入れてみました。うまく保存できるといいんだけど…
一日で血糖値すっごくあがったかも…( ;^^)ヘ..
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家で一服。
茶碗は九谷寿楽窯 嶋田正則 作「松杉を ほめてや風の かをる音」

寒雉釜を訪ねて

教養講座、午前の部は金沢の釜師、宮崎寒雉釜の見学でした。

初代宮崎寒雉が活躍したのは1640年頃、当時の加賀藩主前田綱紀公が文芸に力を入れた政策を展開した頃です。
藩の役職に茶道奉行がおかれ、京都から仙叟宗室を招いて金沢の茶道の基礎を築かれました。
その時、藩の御用釜師として仙叟宗室が指導し多くの茶釜を製作させたのが、宮崎義一という鋳物師でした。
義一は仙叟から「寒雉庵」号を賜り、自らは初代寒雉徳翁と号し、たくさんの御好釜を製作しています。
その後、代々家業が受け継がれ、現在は14代の宮崎寒雉さんがご活躍されています。

今回寒雉先生のお宅にお邪魔し、茶室にはいると、お床に飾られていたのが三つのお釜。

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奥から仙叟好みの柏釜、焼き飯釜、塩屋釜です。

柏釜などは、およそ300年前のお釜であるにも関わらず、とても大事に扱われてきたのでしょう。状態が良くそんなに昔のお道具にはまるで見えませんでした。

焼き飯釜は三角形の大胆なフォルムが印象的で、一度見たら忘れられません。
このお釜にはかわいいエピソードがあるそうです。
初代寒雉が仙叟宗室らと一緒に山へ野遊びに行った時、おむすびがころころと転がって見えなくなってしまいました。ところが探しても見つからず、おむすびの消えた辺りにキノコを見つけました。
それからしばらくして、仙叟宗室のところへ寒雉が例のお釜を持ってあがりました。
「なくなったおむすびをようやく見つけました。」
鐶付きにはキノコが添えてありました(^_^)

塩屋釜は鐶付きが塩屋という、小屋の形になっていて、屋根の部分にごく小さな穴が開いています。
釜の中のお湯が沸き立ってくると、しゅう〜っとその穴から湯気が登ってくる仕組みです。
実際には見たことはありませんが、さぞや風情のある光景なのでしょうね。
(製作には非常に神経を使うお釜だとおっしゃっておられました)

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お釜の製作工房では、先生の息子さんが説明をしてくださいました。
意外なほど小さな工房(失礼!)の中で、昔ながらのお道具と工法で、今もお釜を製作したり、修理したりされています。

茶席の主役とも言える茶釜、いつもは何気なく見たり扱ったりしていましたが、今度からは少し違った目でお釜を見ることができそうです。

青年部の教養講座

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青年部の活動で、教養講座の行事があります。
要するに茶に関する教養を深めるのが目的ですが、今年は宮崎寒雉釜の見学と、和菓子教室になりました。

午前は寒雉釜の見学。

茶釜を作る行程について、工房で実物の型を見せてもらいながら説明を受け、寒雉釜や茶釜全般についていろいろなお話しを伺うことができました(^.^)

午後は、金沢の和菓子屋さん「よしはし」のご主人に、きんとんと練りきりの和菓子作りをご指導して頂きました。
あんこはよしはしさんが作ってこられたので、美味しかったです。
あとは、色づけと形作り…これが難しい!2時間があっという間でした(^^;)

詳細は、後日ゆっくりとレポートすることにします。

ちょっと今日は疲れたので、早めに寝よう…(-.-)Zzzzz・・・・

今週の灰形

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今週は眉風炉でした。
眉風炉は、眉のように正面に窓が開いている風炉です。

この風炉がまた小さくて、五徳も小さくて、高さが浅くて、やりにくいんですわ…

先生からは、先週よりは良くなったと言われましたが…

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やっぱり、内側のカーブ斜面にへら跡が残ってしまいますね。う〜ん。

風炉の灰形は、一度使ったらくずしてしまうので、苦労して作った者としては非常にもったいないような気がするものです。(これは仕方のないことですけど。)
なので、せめて写真に撮ってこうやって残しておければちょっとは小1時間の作業も報われるかな?と思っています。

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