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お床のお軸と、お花。(たまに香合)
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雲悠々水潺々

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お軸
雲悠々水潺々(くもゆうゆうみずせんせん) 國泰寺大道老師 書

空を見ると雲は悠々と泳ぎ、川を見ると水はさらさらと流れている。

茶席の禅語には、自然のありのままの姿を表現したものが多いです。ありのままの自然は、人間がどうしたってありのままであり、どうどうと美しい姿を私達に見せてくれるだけです。

その姿をどのように受け止め、感じるかは結局それを見た人それぞれの感性であり、同じものを見てもその時の気分や状況によっても意味するところはまたそれぞれ異なるでしょう。

今回このお軸に対峙した時、私は夏の渓谷の中にいるような空気を感じました。そして、雲や水のように、何事にもとらわれない生き方に憧れました。なかなか現実には難しいことだけれど・・・。

花:白桔梗
  河原撫子
  レンゲショウマ

花入れ:蝉籠
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蝉の鳴き声も、もうそろそろ過ぎゆく夏を惜しんでいるような気がしてきます。

滝 直下三千丈

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今週のお軸
滝 直下三千丈(たき ちょっかさんぜんじょう) 立花大亀老師 筆

この時期になるとよく掛かるお軸です。
「滝」の文字の、最後の一画がざあーっと伸びて、流れ落ちる水の様子を表しています。
この言葉自体に禅語的な意味はあまりないそうですが、どうどうと流れ落ちて水しぶきをあげる瀑布の姿が思い浮かばれ、いかにも涼しい風を運んでくれるようです。

似たような言葉に「飛流直下三千尺(ひりゅうちょっかさんざんじゃく」というものもあります。
これは、中国の詩人李白の詩文集「李太白集」にある、「廬山の瀑布を望む」と題する詩の中の、転結の部分が有名です。

飛瀑直下三千尺 疑是銀河落九天
(ひばくちょっかさんぜんじゃく うたがうらくはこれぎんがのきゅうてんにおつるかと)

「水には自ずから形というものはなくとも、どのような形にも順応し、低いところでも先を争わず、これは茶道を志す人には良い教訓でありましょう。黒田如水の“水五訓”にもあるように、すべての生き物のすさまじい力となって、岩石をも砕くエネルギーとなり、全身全霊をもって叩きつける姿には、人生の行き詰まりをバネとして、のりこえようとする教えと受け取れましょう。」(一行物に学ぶ 淡交テキスト より)


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お花:ホタルブクロ
   レンゲショウマ
   ヌスビト萩

花入れ:蝉籠

蝉が床柱に留まって鳴いているような、面白い花入れでした。

飛瀑白雲中

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今週のお軸
飛瀑白雲中(ひばくはくうんのなか) 淡々斎 筆

今週のお軸は淡々斎の書でした。もともとは色紙であったものを軸に表装されたものだそうです。
よくみてみたらうっすらと色紙の形が見えます。
「飛瀑」は、滝と同じ意味の言葉で、水しぶきを上げて流れ落ちる滝の姿が、白い雲の中からうっすらとかいま見える風景を表してるようです。
夏になると、「水」に関する禅語がかけられることが多いですが、言葉による涼感をもたらしてくれると同時に、水に代表される、あるがままの自然の美しさを伝えてくれます。

お花:黄釣舟
   穂先シモツケ
   +??
花入れ:籠鶴首

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花入れに入っていたお花、一枝頂きました。
白い花びらの中央から、線香花火のように何本も線が出て、可愛らしい花なのですが、名前がわからないそうです。このブログをご覧になってる方の中に、ご存じの方はいらっしゃらないかな・・・?

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今週のお軸 
白珪尚可磨(はっけいなおみがくべし) 大徳寺黄梅院 小林太玄師 書

今週は花月のお稽古だったので、八畳の広間にこのお軸がかかっていました。
太玄さんの迫力のある字は、やはり広間の大きな床によく似合います。
前回もかかっていたので詳しくはこちらhttp://blogs.yahoo.co.jp/unipo22/4374785.html

先日、お茶名を拝受された方(Fさん)と引き継ぎのお稽古に参加させて頂いた折り、先生はしみじみと
「ああ・・・本当に、きれいでいいお点前になってきたね。私も嬉しいわ。」
と、おっしゃいました。
普段はとても厳しくて、妥協を許さずお稽古をつけてくださる先生なだけに、このお言葉は心からの真のお気持ちだと思いました。
実際、その方のお点前はとても美しく、流れるようなきれいなお点前だなあと私もみとれていました。
ここまで来るのには、やはり先生のご指導もありますが、それについていこうと努力されたFさんの頑張りもあると思います。

碎啄同時(そったくどうじ)
という言葉があります。
碎はヒナ鳥が卵の中から殻を破ろうとする様子、啄は親鳥が外からくちばしで卵をつつく様子で、その双方が同時に行われることで、タイミング良くヒナが卵から孵るということです。
これは、お稽古事の師匠と弟子の心理と同じで、師が機をとらえて弟子を導き、弟子がそれにけんめいに応えようとした時に初めて、稽古の成果があがるということです。
先生がFさんの頑張ろうとする気持ちを見極められて、細かいところまで厳しく指導され、Fさんもそれに見事に応えられた、ということでしょう。
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「たまごの中から 子が碎き
 外から同時に 親鳥啄き
 師匠と弟子とが 互いに合わす
 気とこころ」 
 (大徳寺如意庵 立花大亀老師 書
         微笑庵 千坂秀学師 画)

そこへ、この「白珪尚可磨」です。
まだまだ先は長いよ、がんばらんなんよ、という先生の心の声が聞こえたような気がしました。

お花:穂先シモツケ
   半夏生(半夏粧)
矢筈ススキ
花入れ:潺潺(せんせん)籠
 

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今週のお床は、「本来無一物」。

修行を修めるものは雑念を捨て、稽古に励むべし、というこの言葉がかかる茶室の中、蒸し暑い日でしたがみんなで一生懸命お稽古に励みました。

先生のご指導は、直接のお言葉や動作ももちろんあるのですが、このようなお床の設え等からも無言の叱咤激励が感じられ、身が引き締まります。

花:ピンクのツユクサ、トラノオ

花入れ:古銅耳付

紫のツユクサはよく見かけるのですが、ピンクのツユクサは初めて拝見しました。濃いピンクで、ぱっとアクセントのように目を奪われます。
トラノオは、その名の通り虎のしっぽのようにふさふさとした花を凛と咲かせていました。

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