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今週のお稽古 ・風炉初炭手前 ・盆点(四ヶ伝) ※四ヶ伝以上のお点前は口伝のため、記述を控えます。 今回のお稽古は、午後から他のお弟子さん達が来られるので、午前中は私1人でした。お陰でみっちりお稽古をつけて頂きました。 8畳の広間で炭手前をしたので、広々〜っと感じます。が、同時に、足の捌きもかなり目立ってしまいます。 亭主が茶室に入ってくる時の出入り口を「茶道口」と呼びますが、点前座に向かってまっすぐ入ってくる「つっこみ茶道口」と、入ってくる時に直角に折れ曲がって入る「曲がり茶道口」とがあります。その時々によって、足の捌き方が違います。要は、入ってくる時にお尻を客の方に向けないように身体を回すように入る(建水は逆)のですが、ぼ〜っとしていると、すぐに間違えます!今回も、「あっ、間違えた!」と心の中で思っていたら、すかさず先生の「ぎゃく!!」という声がとんできました。集中、集中!! 余談ですが、炭のおてまえは「手前」、茶のおてまえは「点前」と書きます。 裏千家業躰、阿部宗正先生は次のようにおっしゃっています。 「まず炭手前は手を使います。ですから、技術が要るわけです。ところが、お茶は点前で、茶を点てます。心で点てるということですから、炭手前とはその違いがあるわけです。炭手前は手で、技量で火のおきるようにつがなければならない。お茶はやはり心の問題ですから、点を使います。」(「利休道歌に学ぶ」 淡交社) 炭をつぐのは技量が必要ということですね。 今回、私が炭手前でついでも、火がなかなか熾きなかったのに、先生がその後ちょっと炭を直されただけで、あっという間に炭の火が勢いよく熾りました。やはりまだまだ修行が足りません。がんばろうっと。 上の画像は宝珠駒香合です。表面に細かい花の絵が細描されていて、きれいな香合です。 よく濃茶点前のお稽古に使わせてもらう楽茶碗。 随分昔から、たくさんのお弟子さん達が使っているので、内側は大分かせてきています。 軽くてしっくりと手になじみ、濃茶がとっても点てやすい人気者のお茶碗です。 お稽古の内容によって、「当代」のお作になったり、「のんこう」のお作になったり、「長左衛門」のお作になったり、七変化します(^^ゞ |
お稽古記録
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今週のお稽古 ・流し点て(見学) ・大円之草 ※四ヶ伝以上のお点前は口伝のため、記述を控えます。 大円之草は2服のお濃茶を点てるため、時間がかかるので炭手前は無しでした。 流し点ては、亭主と客が和やかに会話を楽しみながらするお点前なので、亭主の座る位置は斜めになり、客の方を向いてします。 風炉の季節は、普通亭主はまっすぐ正面を向いて点前をするので、少し身体をねじってしなければなりませんね。 でも、何となく主客の距離感が一気に近くなったような、ほんわか〜とした雰囲気になるので、私は結構好きです。 風炉になると、柄杓の扱いが急に注目を集めます。 置き柄杓、取り柄杓、引き柄杓。 取り柄杓の扱いなどは、昔と今とでは若干違ってきているようです。 宗家での考え方や、時代の変化に伴って変わってくるものもあると言うことですね。 おしまいがかかって、水指しから水を汲み、釜に入れた後の「引き柄杓」、いつも緊張するのですが、 右手をすうーっとひいてくる時に、掌と腕とが一直線になるように、肩に力を入れず自然な姿でおさめるように、と指導されました。リズムにも気をつけてひくようにすると、少しのことで随分と姿にも違いが出てくるのがわかります。 お棗は、高台寺蒔絵がきれいなものでした。
お塗りは…失念してしまいました!今度聞いておこう。 |
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もうすでに先週のことになってしまったけど(汗) ・炭付花月 ・薄茶平点前(見学) ・和巾点(四ヶ伝) ※四ヶ伝以上のお点前は口伝のため、記述を控えます。 今回のお稽古は8畳の広間で久しぶりの花月のお稽古。 花月は「七事式」と呼ばれる茶の修行の一つで、客4人、亭主1人の5人で行う稽古です。 裏千家8代の又玄斎が表千家7代の如心斎とともに創定されたので、表さんにも七事式のお稽古はあります。 折据(おりすえ)と呼ばれる厚紙で出来た箱(本当は表に大きく「一」と書いてある)の中に、「月」「花」「一」「二」「三」の5枚の花月札が入れられ、5人が一枚ずつひいて月をひいた人が正客、花をひいた人が亭主の役をします。 (花月札は表がみんな松の絵になっているので、裏はひいて見てみないとわからないのですね。) ちなみに花月札には「雪月花一二三四五六七」まであり、「花月」の他の修行「雪月花之式」等に使われるそうです。 稽古中に何度か折据を回し、その度に亭主役は交代します。「月」をひいた人は亭主が点てたお茶を飲むことが出来ます。運がよい人は2,3回飲めますが、残念ながら…の人は一度も飲めません。 誰が亭主になるか、客になるか、わからないから結構ワクワクして楽しいお稽古なのですが、足の運び方や折据の扱い、5人のそれぞれの動きなど、細かく頭を回さなければならないので、大変です(^^ ![]() 「花月百ぺん、おぼろ月」 という言葉は、花月のお稽古を百回してやっと、おぼろ月のようにぼんやりとわかってくると言う意味だそうです。それだけ複雑で難しいということですね…。 今回のお茶碗は、辻高山のお作、藤の模様の美しいお茶碗でした〜。
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今週のお稽古 ・風炉 初炭手前 ・吉野棚 濃茶点前(見学) ・吉野棚 薄茶点前(見学) ・茶入荘り 今週は風炉の季節になって初稽古! 八畳の広間で、窓も開けて爽やかな風とともにみんなで初風炉を楽しみました。 風炉の炭手前は、ほんと〜に久しぶり。 予習もそこそこにやることになってしまったので、少々不安でしたが、風炉の前に座ると有り難いことに少しずつ感覚を思い出してきました。まあ細かいことを言えばきりがないのですが。 炭手前の炉と風炉とで最も異なる点と言えば、湿し灰が藤灰になるところだと思います。 そして、亭主が作った風炉の灰形の手前斜面を、えいっと灰匙で突きさし(月形をきる)、向こう斜面に蒔く。 この瞬間は、灰匙を両手で支えていても、いつも緊張します〜。 自分が撫でた斜面とはいえ、つるつる〜の面に匙で半月を掘るなんて… 亭主が自分で炭手前をする時は大きく、炭所望の時のように、客が手前をする時は小さく、月形をきるのだそうです。やはりその日の灰形はごちそうですものね。 吉野棚の上に乗っていたのは、山中塗りの大平棗。 竹林の金蒔絵がとっても華やかな棗です。 先生が昔、山中漆器祭りで求められたそうで、山中の塗師、多田桂寛さんのお塗りです。 石川県の工芸品で漆器と言えば輪島塗が有名かも知れません。輪島塗の豪華絢爛さもいいのですが、私はどちらかといえば山中塗りの少し渋みを残した華やかさが好きなのです。 薄茶は、今の季節にぴったりのあやめが描かれたお茶碗で頂きました。 中村能久さんのお作だそうです。 自分の点前では、小習十六箇条の一つ、茶入荘りをしました。
このお点前は、茶会・茶事を催す時に使う茶入が由緒ある品を用いた場合に適しており、軽い意味では当日の漣客から頂いた茶入を用いた場合でも良いそうです。 茶入が主役だから、あくまでも茶入に対して丁寧に、大事に扱うように、床にはおかず古帛紗の上に置きます。 ちなみに茶碗荘りだったら茶碗が、茶杓荘りだったら茶杓が、一番の主役になるわけですね。 いつの日か、茶入荘りでお客様をおもてなし出来るように… |
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画像は、芽吹き棗。芽吹き柳の蒔絵がとても美しい棗です。 |





