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今週のお稽古 ・後炭手前(見学) ・葉蓋点前(見学) ・名水点 毎月のお稽古第1回目は小習の日です。今週は大きなシュウカイドウの葉っぱとしめ縄を用意して頂き、葉蓋と名水点のお稽古をすることが出来ました(^o^) 葉蓋は、裏千家十一世玄々斎の創案によるもので、水指の蓋の代わりに木の葉っぱを蓋にする点前です。玄々斎は末広籠の花入れの受け筒を水指しに見立てて使用されたので、それがそのまま葉蓋点前用の水指しとして販売されていることが多いようです。(画像にあるものと同じ水指しですね) 他にも細身のガラスの水指しなどでも使用され、上に乗せてある葉っぱがいかにも涼しげで夏によく行われます。 上に乗せる葉っぱについて、先生にツワブキの葉でも良いのですか?と聞いたところ、大きさが合って苦汁が出ない葉なら良いとのことでした^^あと、点前の中で折りたたむので、ある程度は柔らかい方がよいとのこと。 葉蓋のお点前は薄茶に限られ、薄茶平点前とそんなに違いがありません。異なる点は、 ・水指しの蓋を取って蓋(葉)を折りたたみ建水の中に落としてしまうこと、 ・正客が拝見を請うタイミングが、釜の蓋を閉めた時に変わること、 ・湯杓はすぐに建水にたたむこと、くらいでしょうか。 お点前をされたのは別の方で私は見学でしたが、先生はシュウカイドウの葉を他の弟子の分もご用意下さり、たたむところだけ一緒に練習させてもらいました。^^ 葉蓋の次は、名水点てでした。現代では各地のミネラルウォーターが簡単に手に入りますが、昔は手間暇かけて名水を取り寄せたようです。その名水を使いますよ、というお点前です。 お稽古の前に懐紙を取り出して、御幣の作り方を教えて頂きました。結構簡単に作れるのでびっくり^^しっとりと湿らせた木地の釣瓶水指しに注連縄をかけ、この御幣を前後2つずつ、左右1つずつ合計6つつけて準備します。 席入りをして、釣瓶水指しにこの注連縄が掛けられていたら、亭主は名水点てをするのだということがわかります。そこで、正客の所作も名水点ての手続きをしなければなりません。 お茶の世界にはそのような無言の取り決めがあるから、客も気を抜いてはいられません。でも、そのように主客がお互いの気心を通わせて阿吽の呼吸で席中を楽しむことが出来れば、こんなに嬉しい時間はないでしょうね。 名水点ては濃茶のお点前で冬に行ってもいいそうですが、その雰囲気から夏に行われることが多いようです。普通の濃茶点前と違うところは、お茶を頂く前に水そのものを味わわせて頂くところ。最初の主客総礼の時に、正客から「お見受けしましたところ、名水をご用意して頂いたようですが、お水を頂戴いたしとうございます」と挨拶、水指しからそのまま汲んだ水を客全員で回し飲みします。 その後どちらの名水か、などと問答がありますが、今回は瓜破の清水を汲んできたことにしました(^^ゞ この名水にも汲んでくる時間帯があるようで、一番良いのは午前4時から5時頃だとか。 真夜中などに汲むと、水が騒いでいけないと言われました。この教えの中には、昔からの陰陽道の考え方が生きています。 茶の湯に「陰」「陽」の考えが使われている所は結構あって、例えば風炉の灰形の中央に書くこの形↓も「水」の卦を表し、炭火の「陽」に対して水の「陰」を配置することによって火の気を押さえるという意味合いを持たせたりすると聞きました。 茶の湯と陰陽道との関係も、いつか詳しく学んでみたいです^^
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お稽古記録
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お稽古の備忘録です。
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今週のお稽古 ・初炭手前(見学) ・薄茶平点前(見学) ・大円之草 ※四ヶ伝以上のお点前は口伝のため、記述を控えます。 今週のお稽古は特別稽古のため、和服を着ていきました。洗えるポリエステルの絽の着物にワンタッチ帯でちょっとずるしてしまいましたが(^^ゞやはり蒸し暑かったです…帰ったら帯の締めてあった部分が汗でびっしょりでした〜。 先生のお宅の茶室にはエアコンなんてついていません。物質的な涼は扇風機と窓から入る風だけです。 さすがに、夏のお稽古は毎年気絶しそうになりますが^^、京都の稽古場はもっとひどいという先生のお話に、まだまだ自分の甘さに反省です。 お家元がよく仰っているように、文明の利器がない空間でお茶をするからこそ、それぞれの季節にあった工夫:夏は涼しく、冬は暖かに・・・が生み出されるのだと思います。季節の感性はこうやって磨かれるべきですね〜。 さて、今回は葉蓋のお点前をさせて頂く予定でしたが、あまりの雨脚の強さに葉っぱが取りに行けなくなったそうで急遽断念です。(><)葉蓋のお点前は水指しに梶の葉などの大きな葉っぱを乗せて蓋として扱うお点前なのですが、いかにも涼しげで風流な感じがとても好きなのです。今回は、残念!! 来週は名水点てをすると宣言されたので、今年の夏はもう葉蓋のお稽古は出来ないかも…(T_T) 現在放送中のNHK「趣味悠々」でされるかな?と期待します。^^ 今週のお軸は、先週と同じく「飛瀑 白雲中」
お花は宗旦ムクゲでした。 |
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今週のお稽古 ・盆香合(炭手前) ・四ヶ伝 台天目(見学) ・四ヶ伝 茶通箱 ※四ヶ伝以上のお点前は口伝のため、記述を控えます。 今週の風炉は土風炉でした。唐銅の風炉より1寸ほど小さいので、灰山も小さめになり、やりにくい風炉です。 ちょっと急いでしまったので、稜線が決まりませんでした(T_T) 現在放映中NHKの「趣味悠々」の中で、羽田美智子さんが風炉の中をのぞき込んで「わぁー…なんですか、この…砂丘みたいな…綺麗ですね」と仰っていました。 「砂丘」という表現が素直でうまいな〜、と思いましたが、テレビの画面で見た灰形は、 本当に美しい…!! 斜面にひとつもへら跡を残さず、一直線のまっすぐな稜線がまるで地平線のようでした。 あんな風に綺麗な灰形をさ〜っと作れたら…憧れます。 羽田さんの先ほどの言葉に対して、お家元は「これは灰形といって、風炉の中に置いた炭の火が効率よく熾るように空気の通り道を形作っているのですよ」といった趣旨のことを仰っていました。 簡潔でわかりやすい説明ですね。 ※余談ですが、この番組の中で羽田さんはいろんなものに素直に感動して言葉を発せられたり、お家元に質問されたりしています。それがとても好ましいと私は思います^^所作も綺麗ですし、もしかしたら前回の放送以来、すこし習われたのかもしれませんね。 加えて、灰形には風炉中を彩る美的な要素もあります。できあがった灰形の上に藤灰をさらさらっと蒔いて景色を出すのもその為です。 灰形には、いつも私が作っている「二文字押し切り」の形の他にいろんな形があり、さらに流派によっても様々な灰形があります。お茶を習い始めた頃にはあまり風炉中には興味がなかったのですが、最近は大寄せの茶会等に行くと真っ先に風炉中を拝見するようになりました。興味を持って見始めると、奥が深い世界で、なかなか楽しめますよ^^ 炭手前の「盆香合」は、香合が由緒のあるもの(お客様から頂戴したもの、目上の方から頂戴したものなど)の時にするといいようです。 小さなお盆の上に香合を乗せ、普通の炭手前とは少し違う順序で行います。 今日の香合は、「許状を頂いた折りに先生から頂戴した香合です」と、させて頂きました。 別の和室(八畳)には、新品の御園棚が設えてありました!! 先生が用意なさったもので、上に乗っている水指し、茶碗、棗、茶杓も綺麗〜♪ 先生が他の場所で教えていらっしゃる教室(初心者向けのカルチャー教室)の、発表会向けに用意されたそうです。立礼の棚は組み立てるのに時間がかかるため、しばらくこちらでカルチャーの出張(特訓?)教室になっているそうです。 初心者とはいえ、こんな立派なお道具でお稽古させてもらえるカルチャーの方々も、幸せですよね〜☆ |
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今週は花月のお稽古日です。
これは裏千家溜精(りゅうせい)軒の窓が柄杓の柄をもって組まれていることから、この棚の勝手付がこれにならっているので、この名がついたそうです。 いかにも涼しげで、今頃の時期によく使われます。 蓋置きは、「辰砂(しんしゃ)」の蓋置き。 最初、先生から「しんしゃの蓋置き持ってきて。」と言われ、「'新車の蓋置き??’」と、ぼけたことを考えまごまごしていたのは私です(^^ゞ 「しんしゃ」というのは、赤い釉薬の事を言うのですね!勉強になりましたm(__)m 薄器は、吹雪形のきれいな薄器でした。 てっきりガラス製かと思っていたら、手に取ると、軽い!アクリル樹脂製の薄器なのだそうです。 夕顔の美しい蒔絵が施してあり、中に掃いてあるお茶の景色とも相まって、とっても涼しげ♪ 今日も、涼しさを感じさせる素敵なお取り合わせでした^^ さて、花月はこれで何回したかな・・・ http://blogs.yahoo.co.jp/unipo22/5601157.html それでも、やっぱり相変わらず複雑です。 5人の人が同じ席に入って、一斉にお稽古をするのだから、一瞬たりとも気が抜けません! 今回のご指導、花月の時には、点前の動作を粘らない! すっすっと流れるような5人の動きが理想なので、1人だけもたもたと粘らないように、と注意を受けました。 そして、薄茶を何服も点てるので、一回一回のお茶は小振りに、少なめに点てます。 ひょっとしたら何服も頂く羽目になる方もいるかもしれませんしね。^^ まだまだ花月マスターへの道のりは遠い・・・
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今週のお稽古 ・真之炭手前 ・流し点て(見学) ・真之行(見学) ※四ヶ伝以上のお点前は口伝のため、記述を控えます。 今週のお稽古は月に一回の真のお稽古でした。6月なので単衣を着て行きましたが、やはり蒸し暑い日で、汗がだらだら流れる中での稽古になりました。 特に私がしたのは、炭手前、しかも真の、ということでかなり久しぶりというのも手伝って、先生から注意されっぱなし。熱い火の前で、いや〜な汗をかいてしまいました… 前回から注意を受けていた、四方捌きの手について、忘れないうちに記録しておきます。 私の癖で、袱紗をかまえる時に、右手が不格好になっているそうです。 親指に力が入り、曲がっているのと、手の甲と腕とが「く」の字に曲がっています。 親指と手の甲の角度に意識を集中して、直すように心がけました。 そして、脇の下に卵一つはさむような姿で四方捌きをしなさいと言われました。 長年の癖は意識して直さないと、なかなか直りません。 でも、一つ一つの動作をきちんと出来ていないと、自信につながりません。 今度から、特に右手首と親指には気をつけて、自然に形が出来るまで繰り返し稽古です。 お点前を見てくださるお客様に、少しでもきれいな動きを見せられますように。 画像の茶碗は、安南写しのトンボ茶碗です。流し点てに使われました。 トンボの絵は特に安南の茶碗によく見られますが、トンボは必ず前へ前へ進むため後退はしない、ということで、戦国の武将達が好んだ柄だそうです。縁起担ぎや、自らを鼓舞する意味でも使われたようです。 どことなくユーモラスな絵ですが、そのようなエピソードを聞くと、また違った思いで一服出来ます。 |




