世の中には何回も革命というものが起きてきた。
革命とは従来の価値基準が反転してしまうことだ。
漫才は常に進化しつづけ
漫才をフリにする漫才もインフレを起こすくらい増えた。
そういったものに終止符をうつのは
全く今までものをフリとしない、
既成概念を越えて横から不意に飛んでくるものである。
僕は高校の時、友達が全くいなかった。
では中学、小学校でもいなかったのかと言われるとそれは違う。
むしろスターだった。
特に小学校では我ながらスターだった。
ニシキノだった。
このブログがフェイスブックを経由して当時の同級生に見られることを加味しても、憚(はばか)ることなくニシキノだったと言っておこう。
ニシキノとは何か。
人気者のことか?
いや、そんなのは違う。
人気なんていうそんな曖昧模糊(あいまいもこ)で流行りすたりのあるものがニシキノの条件ではない。
ニシキノとは常にその一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)が注目され、
注目されている中で、常人が及びもつかないようなことを考え出し続けることだ。
なので、
運動会で応援団長つとめたとか
誕生日会をダブルブッキングしたとか
不登校の子を登校させるまで説得したとか
当時バブル景気で住宅地なのに池のほとりに100ツボくらいの家に住んでたとか
正月ハワイにいってたとか
そういった類いのことが僕をニシキノたらしめたのではない。
僕がニシキノだったのは
とある発明によるものだった。
当時、昼休みはサッカーとドッチボールしかやることがなく、雨天は校内で鬼ごっこや迷路書いて遊ぶのが関の山。
そこで僕は一つのゲームを考案した。
その名も
【サイコロゲーム】
ルールは至って簡単だ。
①まず好きなキャラクターの絵を描く。
オリジナルでもパクってもなんでもいい。
②その下に数字の1〜6を縦に並べて書く。
③それぞれの数字の横にそのキャラクターの行動を書く。
④その行動によって起きることを書く。
30のダメージ、とか、40ライフ回復、とかなんでもいい。
わかりやすく例を。
今回は同期のフレミング宮本君をサイコロゲームにしてみよう。
例
SHUN MIYAMOTO
HP100
1.パンチ 敵に30のダメージ
2.ミス
3.キック 敵に40のダメージ
4.ミス
5.手術ミス 敵の息の根を止める
6.合コンへいく ライフを40回復
こういった感じでサイコロをふってお互いのキャラクターで戦い、ライフをゼロにすれば勝ちである。
これを僕は何気なく自由帳に書きまくって遊んでいたら友達にみつかりそこから一気に爆発的に広まった。
一つのクラスにとどまらず
王寺南小学校、全体のブームとなった。
もはや、雨の日でなく快晴の日でもやるようになった。
家に帰ってキャラクターを一日六個はかく!みたいな意味不明なノルマを自らに課すやつまで出てきた。
絵が下手なやつもいれば、上手いやつもいたり、写真をそのまま貼って使うやつもいれば、既存のキャラクターを必死に模写するやつもいた。
一方で1〜6の戦闘スタイルも様々に変化した。
顕著に見られたのがダメージのインフレである。
やはり小学生のやることなので
ライフが100では飽き足らず
100から200
200から1000
1000から50000
50000から1億、、、
それにつられてダメージも比例していった。
そこにはドラゴンボールの戦闘力顔負けのインフレが起きつつあった。
このゲームを開発して二年たった。
その頃にはこうなっていた。
SUN MIYAMOTO mk−Ⅲ フルカスタム
HP5250000005
1.パンチ 敵に42000000のダメージ
2.キック 敵に63000000のダメージ
3.手術ミス 敵全員の息の根を止める
4.合コンへ行く 自分のライフ完全回復
5.宮本コンボ 敵に80000000のダメージ
6.メスをもつ 敵へのダメージが2倍
二年の歳月を経て極悪極まりない宮本がそこにはいた。
お分かりになるだろうか?
ダメージのインフレばかりではない。
ライフの完全回復や、
敵のダメージ与える範囲が全員になっていたり
バイキルトの様な攻撃力二倍になるものまで覚えており、
おまけに、ミスが一つもない。
ミスするなんていう余裕はもうなくなってしまっていた。
さらに、こすいことに
ライフの一の位が5になっていることである。
要するにみんなダメージの一の位は0がほとんどなので最悪5残しで生き残ろうとするコスさ。
二年の歳月が小学生の思想を狂わせた。
どんどんキャラが凶悪化されていき、
このままではゲームの存続すら危うい状況になってきた。
そこに。
そこに現れた、1人のキャラクターがいた。
その名も
【無敵マン】
やばい。
ネーミングセンスからしてやばい。
この奇妙な風貌と無敵と己で名乗ってしまう愚かさ。
しかし、こいつがこのインフレに革命を起こした。
こいつを考えたのは
【オックン】というやつだ。
オックンは
あまり頭はよくなかったし
絵も上手ではなかった。
一つのキャラにノート一頁をつかってしまう豪快な筆使いだった。
いっつも鼻たれてたし
何故かいつもアラジンの主題歌を歌っていた。
でもむちゃくちゃいい奴だった。
邪気が全くない、イノセントなやつだった。
オックンを見ると誰もが幸せな気持ちになった。
そのオックンがその無邪気な頭脳をもって考えたのがこいつだ。
無敵マン
HP∞
1.無敵バリアー!6ターン敵からのあらゆる攻撃を跳ね返す。
2.1と同じ
3.1と同じ
4.1と同じ
5.1と同じ
6.1と同じ
誰も勝てなかった。
どんなにダメージをあげても
どんなに卑怯な攻撃法を思いついても
無敵バリアー!の前では
塵(ちり)と化す。
またバリアー!の!が妙に腹立つ。
HP∞というところに何か運命めいたものを感じるのは僕だけだろう。
オックン曰く、
ダメージ計算が面倒くさいから。
との理由で∞になって
ダメージも跳ね返せば相手が計算してくれるし、こっちは計算しなくてよい。
とのこと。
天才。
理由が明後日の方向からきている。
この無敵マンは様々な議論をよび
無敵マン殺しのキャラクターなどは様々考案されたが、結局、喧嘩に発展するという理由からサイコロゲームは学校で禁止になってしまった。
開発者の威厳は薄れ
思春期を迎える子供たち。
そして川瀬は暗くなっていった。
告知だ!
☆7/7 JETGIG
15:00〜 in無限大
1500円 新ネタライブ
我々組み立てのコンビにとって新ネタは常に勝負ネタ。認定への礎になるようなネタお見せします。
☆7/14 と22
大山道場 in新宿バイタス
1000円
時間まだ未定。
1分と3分。バイタスの場所がわからない方は気軽に聞いてくださいませー。
☆7/20 彩レッスン
11:30〜 in無限大
1000円
☆7/26 彩オーディション
16:30〜 in無限大
1000円
☆7/21今宮恵比寿漫才コンクール
時間不明、、 in大阪
予選勝てば22.23と客前でできるらしい。勝ってザマンザイにはずみを!
あかん。
このままでは仕上がらない。
ライブにかけた数だけネタはよくなる法則からいうと絶対足らない。
のでなんらかの手をうとう!
発想はいつも明後日の方向から!
かなり厳しいですし、何をぬかしとるんだと思われるかもしれませんが
認定狙います。
ありとあらゆる手段をつかって。
二回戦で無敵マンになってみせる。