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あらら?のランチ in 長野
うまい話し、ございます♡
【お店のデータ】
やきにく屋さん HABUKIYA
場所 長野県長野市川中島町御厨2414-1
電話 026-214-6928
営業時間 11:30〜15:00、17:30〜22:30(L.O)日曜営業
定休日 月曜日
駐車場 あり
 
 
ダイエットとひと口に言っても様々な方法がある。最も有効なのは摂食あるいは運動だと思うのだが、中にはリンゴだけ食べる、バナナだけ食べると痩せる。水だけ、コーヒーだけ飲んでいれば○Kgいけると種々様々、百花繚乱と言えるほど種類がある。
今まで出会った中で最も面白かったのはやはり鈴木その子であろう。料理・美容研究家としての晩年、テレビに出てその異様な白面美で世間を騒がせていたのを覚えている方も多いのではないか。「笑っていいとも」に出ていた頃はすごかったなぁ。鬼気迫るとはまさにこのことである。
 
彼女を有名にしたのは『やせたい人は食べなさい』(1980年)のベストセラーであろう。絶食・節食法ではなく、いろいろ食べながら痩せられる!ご飯食べても大丈夫!という先駆的な存在だった。

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あの書はずいぶん評判になった。好きなだけ食べてよい、というのだから。とはいえ中味には??がたくさんついてくる不思議な内容だった。とりあえず何でも食べていいよ。というのはよく分かる。過剰な絶食は体調を崩してしまうだけなのである。
 
 
問題はここから先だ。
もちろん肉も食べてよい。ただし、調理の際は一晩水に浸けておけ、という。旨味はそのまま、脂肪分が溶け出して最適なダイエット食になるというのが彼女の主張であった。さすがはベストセラー、通常とは違った発想である。
 
んなアホな。茹でる、というならまだしも肉の脂肪が水に溶ける?そんなことがあるわけがない。とそこで読むのをやめてしまった。いわゆる『トンデモ本』の嚆矢ともいえる存在だと思う。なにゆえそこまで詳しいかというと、母親がこの書を一所懸命読んでいたからである。まったく軽薄な母親だ。恥ずかしい。
もっとも、その軽薄さ加減を一番受け継いだのは私なのだから気をつけねばなるまい。
しかしながら近年になって糖質と血糖値の相関性が確認されてからというもの、炭水化物=糖質の摂取をある程度気をつけていればそこそこのダイエットにはなる、というのが主流となった。
 
だからご飯をごく少量に、または食べすぎなければ焼肉だって大丈夫。やせたい人は食べなさい、ということは現代において実現したのだ。
 
 
「焼肉屋さん ハブキヤ」

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ではひとり焼肉としよう。相変わらず前置きが長くて恐縮だが、気にしないでほしい。
こちらはいろいろハブいてコストダウン。その分を価格に反映するといってずいぶんと安く食べさせてくれる。土曜日・日曜日でもランチタイムのある素晴らしい店なのである。
 
 
「ボリュームランチ」1,000円

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 鶏豚牛揃って全350g、サラダバー付というすごい内容だ。
 鶏のみはタレ焼きのみ、豚牛は塩とタレどちらかを選択できるので塩を。もともと好きなのだ。ダイエットのためだけではない。あらかじめ申し上げておく。
豚はSPF、鶏牛の品種は失念したがどれも柔らかくあっさりしていて品がよい。
よい肉を扱う店は出来るだけ焼くな、というが、こちらのマスターも同様である。焼きすぎるなという。左から右へとドライブスルーのように動かしながら、白くなったら焼き上がりという。早く焼けるので食べ放題向きだよ、とも言われた。
どんどん焼き上がるのでどんどん頂く。


ちなみにサラダバー・スープバー付である。マスターにほとんど焼いてもらって(他のお客様が少なかったのもあるが)上に1,000円ポッキリ。あまりに申し訳ないのでドリンクバーも注文。それでもプラス140円は安すぎる。
つけだれも試してくれ、とのことで二種類。信州りんごを用いたものと、何かのたれである。詳細は失念。これは美味かった。何者にも得難い店である。また来よう。ダイエットのためにも通い詰めなければならない。

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【お店のデータ】
とら食堂
場所 長野県須坂市大字相之島539
電話 026-245-8100
営業時間 11:00〜20:00...
定休日 月曜日
駐車場 あり
 
先ごろカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した、是枝裕和が2015年に製作した作品「海街diary」を観た。鎌倉に住む、歳の離れた4人姉妹の日常を淡々と悠々と描いた佳作だ。
 


4人の暮らしがたっぷりと描写、…というより映画そのものが、彼女たちの暮らしの中にあるのだ。かしましく、などという可愛らしいレベルではないほどの騒がしさ。間段のないおしゃべりと共に食事をとり、服を選び、ケンカをし、酒をのみ、いたわりあう様が面白くてならない。女だらけの暮らしってこんな感じなんだ。と、男三兄弟の末っ子は深く感じ入る。
 
「男ばかり産んでしまって面白くない」
と母親は嘆いた。4姉妹+長男1という、「海街diary」以上の場に育った母にとって、まさかこんなむさ苦しい家庭を作り上げてしまうとは、まったく想定外であったようだ。
でかくて重くてくさい洗濯物、ケンカは一度始まると物は壊れそこいら中がめちゃめちゃとなり果てる。おしゃべりではあるが、女性と違い「間段なくしゃべる」ということがない、割と静かな茶の間など、思ってもみない状況であったのだから。しかもそれが、すべて自分が生み出したもの、自分の責任なのだから余計と面白くなかったのかもしれない。
中でも、もっとも面白くなかったというのは食事の場だったとか。たしかに、一人当たり肉を2キロずつ平らげたり、朝食用に一升、弁当用に一升ご飯炊かなければならない状況は、彼女からすれば無残としか表現しようがなかったかもしれない。
 
それ以上に腹が立ったのはその光景。肉2キロ食べようと、どんぶり飯三杯喰らおうと仕方ない、我慢しよう。問題は、おかわりする際に
「んッ」
とだけ言って差し出すこと。
「せめて『おかわり』くらい言いやがれ!」
と、叱られた小学3年夏休みを現在でも鮮明に覚えている。
 
 
 須坂市相之島、小布施街道添いにある「とら食堂」はまさしく「オアシス」であると思う。

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わが家と比較して、ということだが、ご飯、みそ汁、キャベツ食べ放題という豪快かつ太っ腹なお店で、「んッ」とどんぶりを差し出しても怒られないところが何よりもよい。
 
いやまぁキチンとした飲食店であるし、こちらも「んッ」なんて無礼なことはしないが、ご主人以下全員がいつもニコニコ。「いらっしゃいませ」「おかわりいかがですか?」と気配りを怠らない、その笑顔こそ「オアシス」と感じる次第だ。本日も、いつも通りのニコニコの中で、いつも通りのメニューを注文することとなる。
 

 「焼肉定食 超大盛」

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 特製のタレと最後にどっかりと投入されるマヨネーズによって、まったりと仕上げられている。ぷりぷりの豚バラ肉がたまらない。タレにからめていただく千切りキャベツほど美味いものはない。
 
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 「ご飯おかわり記録」
なるものが店内に掲示されている。いつぞや最高で20杯と聞いたが、その後更新されたであろうか。この貼り紙を見るたびに、母のあの日の怒鳴り声がどこからか聞こえてくるような気がする。
 
#腹がへったらとら食堂 #焼肉定食 #ごはん #キャベツ #みそ汁 #おかわり自由
http://araralunch.work/

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【お店のデータ】
牛若
場所:長野県長野市篠ノ井会54-3 [地図はこちら]
電話:026-293-8929
営業時間:《ランチタイム》11:30〜13:30(L.O)《ディナータイム》17:00〜22:00(L.O.21:30)土日祝日もランチ営業
定休日:火曜日


「きのう何食べた?」なる漫画をご存知だろうか。
映画化された「大奥」などを著した、よしながふみの作品である。コミックモーニング誌に月一回連載という、じつに悠々たる姿勢で描かれている。

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『悠々たる』とは言ったが、内容はというと中年のゲイカップル、几帳面で内向的な弁護士と人当たりのよい開けっぴろげな美容師。まったく正反対な二人がの生活を淡々と描いただけのものである。
派手なストーリー展開はほぼない。しかし二人の仕事や、彼らを巡る人間模様、あるいはゲイに関する諸事情、カミングアウトの是非、両親や兄弟姉妹、職場との向き合い方などシビアな問題はきちんと扱われる。
そして何より重要なのが、主人公の調理シーン。毎回かなりのページを費やして語られるのは、ほとんどレシピ本同然に詳細に描写し尽くされ、かつ各回のストーリーに密接に関わっている。
 
二人がステーキを食べる、という回がある。
何話目のことかは失念したが、到来物の高級牛肉を苦労しながら、胃もたれしつつも『肉を喰らう多幸感』に浸り切るというお話である。
 
われわれの子どものころと違い、近年では冷凍技術は発達し、関税が緩和されたりもしているので、輸入状況がよくなっているから、牛肉もずいぶん安くなった。とはいえ、ステーキともなればどことなく「高級」というイメージが払拭出来ないのは貧乏育ちだからか。
 
昔、新宿二幸(現スタジオALTA)裏にあった小さな洋食屋の店先にあったショーケース。その中に陳列されていたロウ細工のステーキ。楕円の銀皿の上に埃むしながらゴロリと鎮座しているディスプレイモデルの脇には、「ステーキ2000円」の文字。40年前の2000円がどれほどの価値があったかは分からないが、けっこうな高額商品であったことは間違いないだろう。そんなわけだから、ステーキ食べて多幸感に浸るのは中年ゲイカップルだけではないのだ。
 
 
そんなわけで今回はステーキである。本当は巨大な鉄板を前にして、というのをいきたいがそんなものが食べられる訳がない。しかし1,000円未満でステーキを食べられると聞き、篠ノ井までいってきた。
 
「焼肉 牛若」
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篠ノ井駅にほど近い旧18号線沿いの小さな焼肉店である。壁面に「牛若」と大書されてはいるが、開口部の少ない外観は、昔ながらの焼肉屋という風情がして好感が持てる。
店先にはランチメニューがぶっきらぼうに掲示されている。この素っ気なさがかえって期待感を高めてくれるのだ。
ランチメニューは
焼肉定食
ステーキ定食
の二種だが、注文はもちろん一択である。
 
「ステーキ定食」980円
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ドリンク(コーヒー・コーラ・カルピス・ウーロン茶・ジンジャーエール・メロンソーダ)
オーストラリア産チルド牛肉150g(特製ソース付)
新潟産コシヒカリ・特製コーンスープ・野菜サラダ
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刮目して見よ!この威風堂々たる陣容を。鉄板の上でパチパチと、小気味好い音を立てている肉塊を!生野菜サラダの楚々とした姿を!コーンスープの見るからに滑らかな素肌を!などと、勇ましく語りたくなるようなステキなフォルムである。
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肉はやや硬め、ウェルダンというくらいだ。塩コショウは少なめで、ソースで食べると丁度よい作りとなっている。あるいは卓上の天然塩を少し用いるとよいだろう。
ガシガシとナイフ、フォークを繰るのは多幸感を増幅してくれるようで、楽しいのではあるが、正直いうと疲れる。誰か切ってくれないか。高校の同級生Sくんのナイフ使いは一流で、面倒くさがりの私はよく切ってもらっていたものだ。邪道中の邪道なのはよく分かっているが、楽して美味しいのが一番である。あゝSくんがこの場にいてくれればいいのに。




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メロンパンなひと時

【お店のデータ】
アルテリア・ベーカリー長野店
場所 長野県長野市長野東後町2 [地図はこちら]
電話 026-217-2655

メロンパンのおやつである。
こちらのオープンはいつだったか。すでに権堂の名店と認知され、行列が絶えたことがない。とはいえ、昼過ぎの中央通りはさすがに並んではいない。
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『メロンパンアイス カフェセット』500円
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なっちょで冷たいデザートという訳である。名物であるメロンパンにバニラアイスを挟み込んだものと、250円までのパイ、200円までのドリンクを選択できるという
メロンパンは、クッキー生地のサクサクとした歯ごたえと、もちもちの内部のコントラストがとても楽しく、抑制された甘味もよろしい。そこにバニラアイスが挟まれたとあれば、美味しくないわけがない。



冷たいバニラアイスが、少しずつ溶け出し生地に染み込んでいくと、双方の旨味と、舌ざわりがほどよく合わさる。これは絶品だ。しかし、これひとつでかなりの大きさとなり、お腹いっぱいになってしまう。
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コーヒーの苦味と暖かさが口中を塩梅よい風にしてくれる。もう一つはカレーパンとしたが食べ切れないのでお土産に、こちらもほどよく辛く美味しかった。
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【お店のデータ】
チロリン夢来
場所 長野県長野市合戦場2-71

電話026-293-5120

営業時間 (月〜日)11:00~21:00日曜営業
駐車場 あり
 
 
世の中、何が楽しいといって昼食をどうするかを考える事、これがもっとも楽しい事だと考える。さぁ今日はラーメンにするか、はたまた定食ものか。カレーかカツ丼か。そんなことを考えていたら仕事など手につくわけもない。ランチこそわが夢である。ランチとはすなわち「夢」の到来であると確信する。今回ご紹介するのは名前そのまま「チロリン夢来(むら)」。という。いざ、ランチタイムに夢が来るのだ。
 
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こちらは基本、夜営業のスナックなのだそうだがランチタイムを始めるや、その気前の良さ豪快さから人気店となってしまったという。
 
メニューはこの通り4種類。
 
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1.銀さけムニエル定 チーズオムレツ、もずく酢
2.キーマカレー、ほたてしめじのドリア サラダ付
3.ナポリタン、ピリ辛きのこ スパゲティー
4.中華そば、ざるそば・うどん、とろろこぶうどん、かき揚げうどん、とろろそば+イナリずし、のりまき、サンドウィッチ ミニ丼
 
1が日替わりである。2以下はすべて選択方式となっていてバリエーションが豊富、などと生やさしいレベルのことではない。特に4など選択肢が多すぎて困惑、いや混沌のメニューといえる。ミニ丼もなかなかすごいのだが、それはまたの話としよう。すべて750円で食後のコーヒー付なのもうれしい限りだ。
 

1.銀さけムニエル定チーズオムレツ、もずく酢』750


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悩みに悩んでこちらに決定。このようなてんこ盛りサラダが特徴なのである。まだ、定食ものだから大人しく済んでいるのだ。2.3.4などひと皿でどさっ!と登場する。
 
あらためてメインディッシュを見てみよう。背後のてんこ盛りサラダはレタスに千切りキャベツ、キュウリ、トマト。桜漬、スパゲティバジリコ(懐かしい)、ゆで玉子にチーズオムレツの玉子コンビに主役の銀さけムニエルという破天荒な構成である。
 

『銀さけムニエル』

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ムニエルとは、
「魚料理の一種。粉屋の粉ひき娘が粉にまみれた姿を形容したものだといわれ、必ず小麦粉をまぶして焼く」
事を指すのだという。基本は白身魚を使うのだがあまり気にしない。それにしても真面目な味わいだ。
 

付け合せのスパゲティバジリコ。開高健の著書から広まったと記憶する。バジルを混ぜただけのものだが、昭和50年代の日本人には衝撃的な登場だったのだ。なにしろスパゲティといえばナポリタンとミートソースしか知らなかったのだから。東京の長兄はかつて「バジリコってのは大根の葉っぱなんだよ」と言い張っていたが、そんなものではない事は歴史が証明している。
 
スパゲティバジリコを紹介した日本人は開高健だったと記憶する。あちらこちらでのエッセイや小説に登場させたのだが、それを広めたのは「北の国から」である。黒板五郎が、富良野駅前のスナックの女の子からこの本を勧められ、夢中になって読む。という展開の回があったのだ。
 
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『チーズオムレツ』『ゆで玉子』『桜漬』

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前者はこちらの必殺技。定食ものには必ず搭載されている。玉子の甘味とチーズの塩気が素晴らしい。ゆで玉子は少しとろりと仕上げられ、桜漬はどこまでも奥床しく愛らしい。
 

『てんこ盛りサラダ』
とはこちらで勝手につけた名称だが間違いではない。大量のキャベツ、キュウリ、レタスが混沌としている。
 
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『ご飯は少しで』
『あら?どうしたの?』
『いや、ダイエット中で』
というやり取りの末に登場。それでも結構な量である。これを半分まで頂くことに。誠に申し訳ない次第である。
 

みそ汁もとんでもなくデカい椀で出て来るのだ。しかも大量の刻みネギ。具も入っていたはずだが、ネギの迫力で忘れてしまった。
 

『ご飯少なくしたから、こっちを大盛りにしておいたよ』

とのありがたい言葉とともに登場した『もずく酢』おばさん、おれこれ大好きなんだ。あゝもずくが来た夢が来た。

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