気まぐれ Walker

ヤバイ!!Yahoo!ブログから人がどんどん居なくなってる!?手持ちの記事をお盆までに全部アップしなきゃ!

全体表示

[ リスト ]

宮部みゆき 『名もなき毒』 幻冬舎 1,890円

イメージ 1

[ストーリー]
今多コンツェルンの広報室では、ひとりのアルバイトを雇った。
編集経験があると自称して採用された原田いずみは、しかし、
質の悪いトラブルメーカーだった。 広報室の杉村三郎は彼女
の傍若無人な行為に振り回される。折しも、街では連続して起
こった無差別毒殺事件が多くの注目を集めていた…。 人間の
心の陥穽を、圧倒的な筆致で描ききった、現代ミステリーの最
高峰。第41回吉川英治文学賞受賞。

***************************************************

この話は身につまされる部分があるんです…。私が九州福岡
に転勤していた時に、あるアルバイト社員を雇いました。 彼女
の履歴書には職歴と資格がいっぱい書いてあり、他の面接官
にはおおむね好評でした。 彼女は当時35歳くらいだったのか
な? でも私は何故、立派な会社を何度も退職しているのかが
気になったのです。結局、彼女は採用になり、その後、トラブル
メーカーになってしまいました…。

さすがに、この物語の原田いずみとまでは言いませんが、ちょ
っと過去の苦い思い出が甦ります。さて、久しぶりの宮部みゆ
き作品です。このところ、すっかり作風が社会派っぽいですね!
これは『理由』『模倣犯』くらいからなのでしょうか? しばらく読
んでなかったので、これが “逆玉探偵・杉村三郎” シリーズだ
ということも知りませんでした。これは、1冊目の『誰か』も読ま
なくちゃねぇ〜♪

この中で、特に印象的なのは先輩探偵の北見氏による“普通
の人”の定義。 私たちは、「人に迷惑をかけない、人に親切に
する」のが“普通”と呼ばれると長年思ってきたが、今はそうい
う時代ではない。 どちらかと言えば、現代社会ではそういう人
は“立派な人”だと…。現代の“普通の人”は、心に闇を抱えて
いて、それがいつ爆発するか分からないのだと…。まさに、普
通の人にこそ、毒が眠っているのです。

私も常々、“立派な人”でありたいなぁ〜!と思っています。ま
あ、昔で言うところの普通の人なんだけどね…^^;

閉じる コメント(20)

図書館いくたび、本屋さんいくたびに、いつも
気になってますぅw
一冊目の「誰か」だけは唯一宮部作品で読んでいるんです
けどね^^

2010/3/25(木) 午前 8:19 mE

お。これは面白そうですね〜♪
普通の人に毒が眠っている・・・これは時々感じるところではあります。自分に毒があったらどうしよう。。^^;

2010/3/25(木) 午前 8:32 恋

いずみのような人間は、実在するんですね…プチサイコパスなのかと理解していましたが…(>_<;)
「普通」とか、「常識」の解釈って、常々難しいと思っていますが、つい使ってしまいます。そういう面をスリラーっぽく切り取る宮部さんはさすがだと思いました。
トラバ返しさせてください。

2010/3/25(木) 午前 8:59 金平糖

顔アイコン

個人々々が自分の主張ばかりを言い立てると全体が乱れてしまうんですね。これはいろいろ考えさせられた作品でした。TBお願いしますね。

2010/3/25(木) 午前 10:51 [ かぼちゃ ]

アバター

いずみのキャラはかなり印象的でしたね。こんな方が実在したら・・・恐ろしい(vv;
でも「毒」って普通と思ってる自分や 社会の中の何処にでも存在していて 何かの拍子に表に出てきたりするんだろうし 私の中にも自分が思っている以上の毒があるかもしれません。
出来るならば 汚い部分は表に出さず清らかに生きていきたいと思うけどね〜(^^;
トラバさせていただきます!

2010/3/26(金) 午後 2:20 tammy

顔アイコン

奥深い作品ですね。足下ー、やっくんも苦労されたんですね(^_^;)やっぱここまでひどくなくてもいろんな人はいますよねぇ。。。
私もいろいろやらかしますが、まず「普通の人」と思ってますが、実際はどうなんだろ(^_^;)
私もTBさせてくださいね。

2010/3/26(金) 午後 3:14 fuwachibiprin

mEさん、私は逆にこの本から読んでしまいました!
「誰か」はすぐに図書館に予約を入れましたよ…^^

2010/3/27(土) 午後 1:52 やっくん

恋さん、
普通の人に毒が眠っている…嫌な時代になったもんです^^;

2010/3/27(土) 午後 1:53 やっくん

金平糖さん、いずみは極端な例でしょうが、最近は少なくはないのでしょう。
だから、「普通」とか、「常識」の概念が変わってきているのは私も感じていました…

2010/3/27(土) 午後 1:56 やっくん

かぼちゃさん、だんだんそういう時代になってきているのでしょう。
先日も、駅改札前で、もの凄い音で女性にぶつかり、吹っ飛ばしたおじさんを見ました…
電車の中で、物を食べたり、化粧をする女性も結構目立ちますしね。

2010/3/27(土) 午後 1:59 やっくん

tammyさん、ここまでとはいかないまでも、結構この手の自己主張の強い人はいますよ。
↑上コメは、その一端ですが、エスカレーターで肩や腕をぶつけながら降りる(昇る)人も気になります…

2010/3/27(土) 午後 2:02 やっくん

ふわちびさん、そうなんですよ!
少なくても、人に迷惑をかけないようには生きていきたいですね^^

2010/3/27(土) 午後 2:03 やっくん

私、これイマイチだったんですよね。
だからもう覚えてないです(^^;)
宮部みゆきサンは、時代物が大好きです♪

2010/3/27(土) 午後 3:04 はっぴぃ

アバター

昔でいうところの「普通」でありたいですよね。娘にも、そういうしつけをしてきてるんですが…「可愛げのない子ども」というレッテルと貼られた頃もありますよ><
もう中3になるから、そろそろ、当たり前になってくるとは思いますけどねww
それにしても、原田のような人が職場にいたなんて(^o^;お疲れ様でした><
こちらからもTBさせてくださいね♪

2010/3/27(土) 午後 8:02 チュウ

はっぴぃさん、
私は逆に時代ものはちょっと、食わず嫌いです…^^;

2010/3/28(日) 午前 0:09 やっくん

チュウさん、ホント!難しいですよね…
ちょうど今、新津きよみさんの『トライアングル』を読んでます。
“可愛げなく”ても、用心・安全第一の気持ち、判ります!

2010/3/28(日) 午前 0:12 やっくん

いろいろ考えさせられた作品でしたね〜普通である、という事の定義・・・ね。難しいものです。
どこにでもありそうな、だからこそこのタイトル・・・いやはや、恐かったです。
こちらからもトラバさせてくださいね。

2010/3/28(日) 午後 4:34 mrt

mrtさん、宮部みゆきさんの小説は、怖いですよね…
ここまで、人間の弱い部分や、嫌な部分を見せられると、ある種シンドイ感じもしますが、
類い稀なる才能の持ち主ですよね^^

2010/3/28(日) 午後 10:24 やっくん

アバター

人を信じられなくなりそうで怖い作品でした。
次の「ペテロの葬列」も結構つらい話です。(まだ感想書いてませんが)
宮部さんのは本当に人の怖い部分をついてますよね。
こちらもTBさせてくださいね。

2014/9/20(土) 午前 11:22 choro

choroさん、この2冊目の“悪意”は凄まじかったですね…
これも、ドラマの原田いずみ役の江口のりこは、まさに迫真の演技でした(~_~;)
「ペテロ」は図書館で500人待ちの末、順番がきたのに取り逃がし、
さらに350人の第二回目の待ちリストの末尾に並び直す事態になっています。

2014/9/20(土) 午後 0:28 やっくん

開く トラックバック(8)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事