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「誰も知らない」「歩いても 歩いても」是枝裕和監督が、「容疑者
然、6年間育てた息子が病院で取り違えられた他人の子どもだっ
たと知らされた対照的な2組の夫婦が、過酷な決断を迫られ、そ
れぞれに葛藤を繰り返す中で 本当に大切なものを学んでいく姿
を丁寧な筆致で描き出す。共演は尾野真千子、真木よう子、リリ
ー・フランキー。カンヌ国際映画祭で審査委員賞を受賞し 大きな
話題となる。
これまで順調に勝ち組人生を歩んできた大手建設会社のエリー ト社員、野々宮良多。妻みどりと6歳になる息子・慶多との3人で
何不自由ない生活を送っていた。しかしこの頃、慶多の優しい性
格に漠然とした違和感を覚え、不満を感じ始める。そんなある日、
病院から連絡があり、その慶多が 赤ん坊の時に取り違えられた
他人の子だと告げられる。相手は群馬で電器店を営む貧乏な斎
木夫婦。病院側の説明では、過去の取り違え事件では必ず血の
つながりを優先していたという。 両家族は、 お互いの息子を交換
する方向で動き出すのだが…。
脚本は、是枝監督の完全オリジナルですが、原案的な意味で参
考になった事件が、実際に沖縄で1971年に起こっているというの
が驚きです
化に当ってトラブルがあったという話もあったようですが、その後
どうなったんでしょうかね
査員賞を受賞、スピルバーグによるリメイクが決定、というニュー
スもあるだけに、誠にもったいない気がしますね
しかし、そんなに簡単に6年間育てた子どもを小学校1年生の途
中で“交換”するものなのでしょうか
渋っていたのですが…積極的に動いたのは福山演じる野々宮良
多。彼だけが、自分の子ども慶多に対して不信感を持っていたの
ね〜
たんだよ”という台詞は泣かせます。だけど、“できそこない”なの
は彼だけで…その他、特に子どもたちは健気でした
ちゃらんのぽらんで頼りない父リリー・フランキーも、肝っ玉母さん
の真木よう子も、取り違えに気付かなかった自分を責める尾野真
千子も、いい親でした。一人福山だけが冷酷で、自分勝手。でも、
だからこそ感動を生む映画に仕上がったのでしょうね…
「そして父になる」(2013年)
監督 是枝裕和
製作 亀山千広、畠中達郎、依田 巽
脚本 是枝裕和
参考 奥野修司 『ねじれた絆 -赤ちゃん取り違え事件の十七年‐ 』 (文春文庫)
撮影 瀧本幹也
編集 是枝裕和
出演 福山雅治 (野々宮良多)
尾野真千子 (野々宮みどり)
二宮慶多 (野々宮慶多)
真木よう子 (斎木ゆかり)
リリー・フランキー(斎木雄大)
黄升げん (斎木琉晴)
國村 隼 (上山一至)
樹木希林 (石関里子)
風吹ジュン (野々宮のぶ子)
夏八木勲 (野々宮良輔)
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これ、すんごい気になって本も読んだし、映画も(テレビでやったのを)観た。んで、「ねじれた絆」も読んだし、そのテレビも観た。
昔は、取り違えがかなり多かったみたいですね。もし、自分が6歳の時に「本当の親は違うんだよ」って言われた田??と、想像するだけで怖い。自分が育てた子が、実は他人だった!なんて言われても、困る。
この映画は、赤ちゃん取り違えがメインというより、福山君役の・・・良多が「父になる」のがメインな感じがした。
2015/4/13(月) 午後 3:22
福山ファンなので、劇場観賞しました。
福山くん演じる良多があまりに冷酷で、ファンとしては見ていてちょっと苦しかったです^^;
でも、だからこそ最後の台詞は沁みました。
TBさせて下さいね☆
2015/4/13(月) 午後 10:22
> Sharon☆彡さん、そうなんですよ!
幸せそうな夫婦を妬んで、看護師が故意に…
こんなことがあってはならないですよねぇ〜!
尾野真千子と真木よう子は、
確かに逆のキャスティングでもいけたかも(^<^)
でも、これはこれで良かったですよ♪
2015/4/16(木) 午前 5:15
> ふぇいさん
やはり、是枝裕和監督の手腕が光った作品だと思います。
貧しくても、子供と同じ目線の斎木夫婦はいいですよね。
福山演じる良多の頑なさだけが目立つ結果となりましたが、
それがラストシーンで効いていましたね
2015/4/16(木) 午前 5:20
> minaさん、取り違いだけでもキツイのに…
さらに“悪意”が動機とはやりきれないです。
特に、慶多役の子役の演技は、健気でした!
2015/4/16(木) 午前 5:22
> mEさん、ケーブルなどで3回も!
両方の親、両方の子ども、さらに夫婦によっても違う。
特に、慶多役の子役の演技は、切なかったなぁ〜♪
2015/4/16(木) 午前 5:25
> わぐま(*^。^*)さん
私もTVで「ねじれた絆」の再現ドラマが放送された時観ればよかった!
残念ながら見逃しちゃったんですよね…(~_~;)
わぐまさんは、本も読まれたんですね。
ドラマが放送されたってことは、原作者とは和解したのでしょうか?
そうそう!福山の良多がようやく“父になる”いいラストシーンでした。
2015/4/16(木) 午前 5:28
> なぎさん、そうなんですよ!
途中までは、何て冷たくて、傲慢な父親なんだと…
福山クンには、全く好感が持てませんでした
そそっ、それが最後にはね…効いてきました(^^ゞ
2015/4/16(木) 午前 5:31
TBありがとうございました。
改めてこの作品を思い返しましたが、福山君演じる野々宮良多が一番衝撃を受け一番動揺し、一番我を忘れてしまったんでしょう。
それから彼は父親という自分を失い必死に体裁を整えようとしたんでしょうね。
海外の取り違え作品でも、男親のなんと無力で、底が浅いかは描かれていますが、母親はやっぱり偉大でした。
こちらからもTBお願いします。
2015/4/21(火) 午後 4:01
> atts1964さん
母親は偉大で、男は女に敵わない!それが真実なんでしょうね。
それにしても、福山の父親像は…こいう風にだけは成りたくない!
と思わせる。だからこそ、いい演技だったと言えるのでしょう(~_~;)
2015/4/21(火) 午後 11:32
対称的な家庭環境でしたから、お互いの父親像が際立ってましたね。
ともに熱演でしたが、尾野真千子、真木よう子の女優賞争いも話題になりましたね♪。
2015/4/21(火) 午後 11:43
> ふぁろうさん、福山雅治とリリーフランキーがね!
ちょい役で出ていたピエール瀧もいい味出してました。
NHKで放送が始まった「64」も楽しみです♪
2015/4/25(土) 午後 0:28
これもまた観ていないのですが、想像するだけで、胸が苦しくなります。
キャストも好きな方がたくさんで気になるけど、辛すぎて観ることは出来ないかも。。。
2015/5/9(土) 午後 8:20
> 月さん
私も、なかなか邦画に縁遠くて…最近はTV放送が早いので有り難いです。
女優の2人、ましゃ、リリー、ピエール…國村さん、樹木さん、風吹さん。
確かにいい役者が出ています
2015/5/9(土) 午後 9:32
重い話ですが、登場人物それぞれの気持ちがよく伝わってきました。
いい映画でしたね。
大変遅くなってすみません。TBさせてくださいね。
2015/5/10(日) 午後 8:09
> choroさん
福山雅治にとって、本当の意味で代表作となりましたね(^_-)-☆
カンヌで唯一クールだった真木よう子は、自分の主演作「さよなら渓谷」では
うって変わって、感極まっていたのが印象的でした…(^^ゞ
2015/5/11(月) 午後 9:03
お返し遅くなって申し訳ありません。
良作でしたね〜
是枝監督は、新作が楽しみです‼︎
2015/5/29(金) 午後 5:14
> mini_dragonさん
教員生活はいかがでしょうか!?お忙しいようで大変すね…
是枝監督の次回作は、カンヌで評判の「海街diary」ですね
2015/5/29(金) 午後 10:10
レスコメ遅くなりました。2013年の素晴らしい作品ですね。
私も大絶賛。話題は「取り違え」になっていた感もありますが、
この作品の本質はタイトル通り「父になる」です。
親子の関係を非常に上手く描いた名作です。
何もない親子の関係もココまで意識して親子関係を感じたり、考えたり
することはないでしょうからね。本当に親とは?子とは?と思いました。
TBお返しします♪
2015/6/3(水) 午前 7:13
> エルザの大聖堂への行列に並ぶ人さん
この年を代表する作品となりましたね。
私は特に、抱かれたい男No.1の福山雅治の演技…ではなく、
是枝監督の演出方法や子役の自然な演技に心魅かれます!
ナルホド!まさに“父になる”がテーマでしたね
2015/6/4(木) 午後 1:57