○ しつこく昨年夏の北海道旅行記を書き記しましたが、やっと最終日の宿をご紹介できました。
士幌にある糠平温泉の民宿「山湖荘」です。
私自身、糠平温泉には2回宿泊していて、それぞれ「中村屋」、「糠平館」に泊まってますが、その 時の宿の選択肢にこの「山湖荘」は入っていませんでしたし、「洞窟風呂」があるという広告記事は読 んだ記憶があるのですが、どちらかというと露天風呂派の私には魅力を感じませんでした。
○ しかし、ブログを検索するうちに、この宿のご主人が紹介しているブログに行き当たり、記事から見 える主人の人柄と最近改装した記事を読んでいくうちに、ものすごく頑張っている姿が感じ取れて、こ ういう宿には泊まらないといかん!と固く誓って、今回宿泊に至ったわけです。
○ 数年前、最初に訪ねた糠平温泉は非常に元気が無く、色あせた温泉街だったのですが、一軒一軒の宿
の経営者が代替わりしたのか、意識が変わっていく様子が見て取れます。
近年の旅行者気風が変化していく中で、いかに個性を出すかよく勉強されているのかもしれません。
○ 「山湖荘」に入ると、やはり民宿ですから、そんなに間口も広くなく旅館やホテルのような非日常的 なゆとりは感じられませんが、内装を劇的に変えて、和風旅館の風情を感じさせるものにしてありま
す。ちょっというなら、九州の黒川温泉の旅館を彷彿させる内装にしています。
部屋に入るとさらにびっくり「囲炉裏」の間をしっかり確保していることです。
どちらかというと、こういう演出に無頓着な道内の民宿には珍しい試みのように思いました。
○ ちょっと一人で泊まるにも、カップルで泊まるにもうれしい部屋でした。風呂は是非行ってみてもら いたいものです。好き嫌いはあると思いますが、そういうやり方か!と思わせる造りです。
料理も画一的でなく、地元の食材や風土に配慮したもので、山奥でマグロの刺身を食わせるような無 粋なことはされてないのも好感が持てます。
○ すっかりゆったりしてしまったのですが、時間が経つのは早いもので、熟睡してるとあっという間に 朝を迎えてしまいました。外は8月にも関わらず低温注意が出ていて、気温は13度くらいだったよう です。本当に気候の違いを感じます。でも真冬にも訪れたいという気もします。
○ 宿のご主人とも少し話しをしましたが腰の低い方で、道内で数多く出会った偏屈な宿の親父とは一線 を画す人柄の方でした。気苦労も多いと思いますが、糠平温泉の魅力アップのために元気に宿を盛り上 げてもらいたいものです。
糠平温泉のように一見廃れてしまったように見受けられる温泉地もかえってスケールが小さくなって 違うメリットもあるようです。
宿の魅力アップも大切ですが、周囲を散策するに楽しい景観づくりも必要かもしれません。
旧糠平駅までの散策路に夏場花を植えるとか、店舗の景観をレトロにするとか、一工夫すればだいぶ 違ったものになると思います。また、糠平には行きたいと思います。
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