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ヨウスコウイルカの希少性についてはまったく専門外だけれど クジラやイルカの類が「人間の営みが原因で絶滅したのは有史以来初めて」のことだと知り 以前見た『朝まで生テレビ』での中国人学生の言葉を思い出した。 某中国要人の訪日前の放映だったと思うが 日本と中国の「専門家」が日中関係について率直に語り合うという企画だった。 靖国問題など、不毛な問題で終始するかに思われた議論は 中国政府側の意図から「和やかなもの」となりつつあったのだけれど 最後に中国人学生と日本人学生とのやりとりの時間がきたところで雰囲気一変。 それまで時間をもらえなかった中国人学生が 日本人学生とのやりとりにまったくといっていいほど応じずに それまで中国人専門家に鋭く切り込んでいた日本人専門家に 質問というより、「切り込まれた不満」をぶちまけた始めたのだった。 その学生の状態を見て 「中国人って人の話きかないっていうけど、ほんとだな」とか 「天安門以後に教育を受けた世代がそれより上の世代より反日色が強いっていうけど、ほんとだな」 と思っていたんだけど、 中でも、それは「いちゃもん」の類でしかないのじゃないかと思い印象的だったのは 以下のような質問。 中国に環境問題を指摘する日本は、世界でクジラを殺しているじゃないか。 これは重要な環境問題ではないか。 クジラ問題は反捕鯨国のばかばかしい反論を含めて 日本の伝統文化の尊重の問題であるので、純粋な環境問題とはいえない。 中国の環境問題は、いちばんホットなところで言えば オリンピックが開かれる北京の大気汚染。 各国選手団の間で問題になっているし、 最近、西日本を中心に増えている「光化学スモッグ」も中国が原因という研究結果。 水質汚染についても日本海の越前クラゲ大量発生を招いていると指摘されている。 いかんせん、まったく土俵の違う話だと思うが、 その当の中国で、クジラ・イルカの類が有史以来初めて人間の営みが原因で絶滅してしまった というのが、なんとも皮肉というものだ。 いずれにせよ、自国の環境を大切にせずに開発を行った結果、 日本も、水俣病やイタイイタイ病、四日市ぜんそくといった公害病を引き起こした。 そうした先進国の負の遺産までマネする必要はないのに、 と思わずにはいられない。 恵まれた先進国に生きる人の、たわごとだろうか。 「長江の女神」ヨウスコウカワイルカ絶滅、人為は有史以来初
【ロンドン=木村正人】「長江の女神」ともいわれる希少種の中国・長江(揚子江)の淡水イルカ「ヨウスコウカワイルカ」について、日・中・米・英の研究者による調査チームがこのほど、英王立協会の生物学専門誌で「おそらく絶滅した」との見解を発表した。これまでも三峡ダム建設などによる環境破壊が指摘されてきたが、クジラやイルカの種が人間の営みが原因で絶滅したのは有史以来初めてという。 調査チームは昨年11月から12月の6週間、同イルカが生息しているとみられる長江の水域延べ3500キロメートルを調査したが、生存を確認できなかった。メンバーの1人でロンドン動物学協会の生物学者、サミュエル・タービー氏は「ヨウスコウカワイルカは絶命した。こんなに希少でカリスマ性のある種を失うのは大変な悲劇だ」と語り、地球の環境保護の大切さを強調した。 同氏によると、前回の調査は1997〜99年に行われ、13頭の生存が確認された。同イルカの捕獲例は02年が最後で、乱獲や環境汚染、保護活動の不十分さから絶滅が危惧(きぐ)されていた。 (2007/08/10 10:23 SankeiWEB) |

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