全体表示

[ リスト ]

ブーリン家の姉妹(THE OTHER BOLEYN GIRL)

イメージ 1
2008年(アメリカ/イギリス)
監督:ジャスティン・チャドウィック 原作:フィリッパ・グレゴリー公式HPUK-JAPAN2008
出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、ジム・スタージェス
   クリスティン・スコット・トーマス、マーク・ライランス、ディヴィッド・モリッシー
16世紀イギリス。王妃との間にはもう子どもが望めないと悟ったヘンリー8世(エリック・バナ)は自分の後を継ぐべき男子の誕生を切望していた。それを知った田舎貴族トーマス・ブーリン(マーク・ライランス)とノーフォーク公(デイヴィッド・モリッシー)はここぞとばかりにブーリン家の長女アン(ナタリー・ポートマン)を差し出す。しかし、王は妹のメアリー(スカーレット・ヨハンソン)に目を留め…


予告を観て以来楽しみにしていたこの映画^^英国の歴史もの好きの私、観る前からハマるだろうなぁ〜とは

思ってましたが予想的中!ポール・カンテロンの音楽が流れ、ブーリン邸が映し出される冒頭シーンから

ぐぐっと引き込まれてしまいました。


政略結婚でスペインから迎えた王妃と別れ、アン・ブーリンと再婚するために、離婚を禁じるカトリックを捨て、

英国国教会(Anglican Church)を作っちゃったヘンリー8世のことは、世界史の授業でも聖書の授業でも習って

知ってましたが、周りでうごめく人々の思惑や浮き沈みを描きこむとこんなにも面白い物語になるんですね〜。

あらためて歴史は最高のドラマだなぁ…と。


英国チューダー朝のお話なのにブーリン姉妹はアメリカ人?と最初は思わなくもなかったですけど、まもなく

スクリーンの中の世界に夢中になり、まったく気にならなくなりました。


スカヨハ嬢がいいですね〜!聡明で快活な姉の影に隠れ、忘れられてきたメアリー。父ブーリン卿の台詞

にもあった通り、姉より「kinder and fairer」な彼女は、アンのように強烈な印象を与えることはありませんが、

怒りや悲しみをこらえている時の表情にはある種の凄みもあり、凛とした感じがなんとも美しかったです〜。

メアリーの方が姉であったという説も根強いと読みましたけど、皆に信頼され頼られていた彼女は確かに長子

の雰囲気でした。


ナタリー・ポートマンは(『クローサー』や『マイ・ブルーベリー・ナイツ』でもちょっと感じたことですが)、

どうにも私の中の”悪女””ファム・ファタール”のイメージとあわなくて、虎視眈々と王妃の座を狙って策略

をめぐらすアンはなんかちょっと違うかなぁ…と思いつつ観ていました。でもラストシーンの演技は圧巻!

いくら「おごれるものも久しからず」とは言え、どんな手を使ってでも自分の生きていく道を切り開いていく

より他なかった彼女はやっぱり憐れでした・・・(T_T)


「イメージにとらわれることなく、ヘンリーを信じることができた」(←パンフレットより)というエリック・バナ

ヘンリー8世は王の品格は勿論、セクシーさや知性も感じられて魅力的^^この方、オーストラリア出身なん

ですね。自分勝手で怖いものなしの残虐な暴君だと思っていたヘンリー8世の口から「破門されてしまう!」

という言葉を聞いた時、彼は彼なりにカトリック教会を畏れていたのか・・・となんだか新鮮でした。


そしてジム・スタージェスくん!優しく飄々とした感じは『アクロス・ザ・ユニバース』のジュードに通じるところ

もありますかね?アンとの関係については諸説あるようですが、チューダー朝時代、望まない結婚を強いられ

たのは何も女性だけじゃなかったのですね・・・財産や身分よりも愛を選び結婚した母(クリスティン・スコット・

トーマス)が「My children!」と悲嘆の声を上げるシーンは切なかったです凹


権力と時代の渦に巻き込まれたブーリン家の人々の壮絶なドラマ。。。大好きな『恋に落ちたシェイクスピア』

『鳩の翼』の衣装を手がけたサンディ・パウェルによるチューダー朝の豪華な衣装、ロケ地も素敵でした。

600ページを超えるというフィリッパ・グレゴリーの原作も、それをBBCが2003年に映像化した同名のドラマ

The Other Boleyn Girl』も気になります。チューダー朝への興味は尽きません・・・。 → 観ました(記事はコチラ

閉じる コメント(28)

『The Other Boleyn Girl』私も観たいと思ってリストに入れてるんですが、まだこちらではレンタルされてません。
これは歴史の一編をブーリン家の姉妹に集約して描いているところが私にも分りやすく、とても興味深いものでした。
スカヨハも頑張ってましたね。目にも満足な作品でした。TBさせてくださいね。

2008/11/1(土) 午前 2:15 pu-ko 返信する

顔アイコン

私も最初に映画化のニュースを聞いたときには、スカ嬢とナタリー嬢が逆なんでは?と思ったのですが(笑)、二人とも見事に嵌ってましたね〜! 私も彼女達がアメリカ人ということも含め、全然気になりませんでした。
で、私は原作も歴史書なども読んでいないのですが、姉妹が逆なのでは?ということも小耳に挟みましたし、実際はどうなんでしょうね。 それに、ヘンリー8世については殆ど描かれていないし、宗教改革についても…。
でも、映画として観ると、実は大好きな『大奥』に通じるものもあり(笑)、時代に翻弄される女性達を力強く描いた作品で、満足しました。
ラストの方、あそこまでアンは追い詰められていたんだ…ということがショックだったし、演じたナタリー・ポートマンは熱演でしたね!
TBさせてくださいね。

2008/11/1(土) 午前 8:33 kim 返信する

顔アイコン

pu-koさん、BBC版ドラマ、4ポンドを切っているので、いよいよ悩ましく考慮中です・・・
でも史劇で字幕ナシはつらいだろうし凹
この時代は、ひとつの事件をとってもさまざまに違うエピソードが入り乱れ、真相が分からないことも多いですが、メアリーというこれまで忘れられてきた女性にライトを当て、エリザベス女王登場の前景をドラマ性豊かに描いていて面白かったですね、ますますチューダー朝に興味がわきました、TB有難うございます、記事にお邪魔してきました^^

2008/11/1(土) 午前 9:39 M 返信する

顔アイコン

Kimさん、アメリカ人とオーストラリア人が主演ということでイロイロと言われていたようですが、蓋を開けてみたら皆さんハマってましたね。特にメアリーのスカヨハ嬢には感情移入しまくってしまいました^^;
そちらのコメントにも書きましたが、フィリッパ・グレゴリーの原作は必ずしも万人が認める「史実」ではなく、フィクションや歪曲も随所にあるようです。ただ彼女はこれまで歴史の表舞台から忘れられてきた女性に光を当てて小説を書くのが得意だそうで、それはこの作品でも十分に活かされていましたね。アンの最後は本当に胸に迫るものがありました。関連作品も気になるものがいっぱいです。TBお返し有難うございました^^

2008/11/1(土) 午前 9:43 M 返信する

アバター

ナタリー、スカヨハとも2人の性格をよく表していましたね。
私も世界史で学んだことを思い出して「なるほど・・・」と思ってしまいました。
姉妹の確執を中心に描いているので歴史ものとしてはこじんまりした印象でしたが、逆に歴史的背景がよくわかり面白く見れました。
TBさせてもらいますね。

2008/11/2(日) 午前 10:26 くみょん 返信する

顔アイコン

くみょんさん、そうですねー、クロムウェルなんかも何の説明もなくさらっと登場していて、歴史モノというより歴史を舞台にした愛憎劇という感じで、その分ドラマ性が際立っていたと思います。私は好きな映画でした^^
TB有難うございます、記事にうかがいますね〜。

2008/11/2(日) 午後 11:36 M 返信する

面白かったですね!
主演2人の美しさはもちろん、熟女2人のキャラクターが作品を引き締めていましたね。
TBさせて下さいね。

2008/11/4(火) 午前 9:29 [ リリー ] 返信する

顔アイコン

りりーさん、↑で触れ忘れましたが、キャサリン・オブ・アラゴン役のアナ・トレントも素晴しかったですね〜。
TB有難うございます、記事に伺います^^

2008/11/4(火) 午後 11:32 M 返信する

エリック・バナって出身オーストラリアなんですか?? なんかオーストラリアのイメージじゃないなぁ。
ドロドロの愛憎劇で面白かったですね。エリザベス・ビギンズのようでした。TBお返ししますね

2008/11/5(水) 午後 11:10 LAGUNA 返信する

顔アイコン

らぐなさん、そのようです。私はお初なもので(恥)知りませんでした^^;
メアリーが控えめで堅実だったお陰で救いようのないドロドロ〜ではなかった気もします。ほんと『エリザベス・ビギンズ』でしたね、次回作は『ダークナイト』(笑)?TBお返し有難うございました^^

2008/11/6(木) 午前 9:42 M 返信する

アバター

キャスト、よかったですよね〜
私も今までとはちょっと違うスカちゃんが印象的でした。
このお話は英国史上でも最も有名と言うほどのスキャンダルだそうなので、いろいろな逸話があるのでしょうね。映画としては楽しめました。
こちらからもTBさせてくださいね♪

2008/11/11(火) 午後 10:19 choro 返信する

顔アイコン

Choroさん、イギリス人が演じていたら・・・と思わなくもありませんが、観終わってみたらいいキャスティングだったなぁと思いました。Choroさんは原作も読んでらっしゃるんですよね?メアリーの1人称で書いてあるのでスカヨハ嬢は感情移入し易かったと話していました。史実とドラマ性・・・観応えたっぷりで私好みの映画でした^^
TBお返し有難うございます。

2008/11/12(水) 午前 0:28 M 返信する

顔アイコン

やっと見れました。仲間に入れてください。

2009/4/5(日) 午後 2:12 mossan 返信する

顔アイコン

もっさん、はじめまして。ご覧になったのですね^^
TBとコメント有難うございました。
記事にお邪魔してきました〜。

2009/4/6(月) 午前 7:50 M 返信する

"歴史は最高のドラマだなぁ・・"って、本当ですね!!!
「レオン」の時から・・ナタリーの泣き顔には弱いです^^;
ヨハンソンも魅力的でしたよね〜
TB,お返しさせて下さい☆

2009/8/4(火) 午前 0:04 A☆co 返信する

顔アイコン

A☆coさん、劇的でしたよね。
はは、ナタリーの泣き顔弱いですか?じゃ、『クローサー』の彼女にも弱いかな?
私はどちらかというとスカヨハ嬢寄りで観てしまいました。
エリック・バナもよかったですよね。
TBお返し有難うございます^^

2009/8/5(水) 午前 9:47 M 返信する

これを見ると今まで抱いていたヘンリー8世のイメージよりも
この時代なら誠実なほうやん(男目線ですが)と思いました。
姉妹たちも、スカヨハがとてもいい感じの演技ですしアンとの
関係も共感できるものでうまく作ってるな〜といい映画でしたね♪
TB&ぽち

2011/6/19(日) 午前 0:18 pony 返信する

顔アイコン

ポニーさん、そうですね〜。最近はドラマ『THE TUDORS』などそ観ても(って一部しか観てませんが)、ヘンリー8世はこれまで思われていたほど酷い人でもなかったのかなぁと思います。語学に堪能で洗練された魅力的な人だったようですしね^^
このスカヨハ嬢は私も好きでした、見ごたえのある作品でしたね。
TBにポチ☆までありがとうございます〜^^

2011/6/19(日) 午後 2:00 M 返信する

アバター

やっと見ました!(^_^;)
予想より重くなかったです。
権力を追い求めたためにメアリー意外の一家全員が悲劇的でしたね〜。
ヘンリー8世も気の毒に見えちゃいました(^^ゞ
TBさせてくださいね。

2012/7/24(火) 午後 10:47 木蓮 返信する

顔アイコン

カンバーバッチ効果で観るもくれんさんが素敵です^^;
メアリーの最初の夫だったんですね、そう言われれば…
ドラマ『THE TUDORS』と比べたりすると確かにドロドロ具合は控えめである意味観易い作品だったと思います。
TBありがとうございました♪

2012/7/25(水) 午前 9:47 M 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(12)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事