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ポエトリー アグネスの詩

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2010年(韓国)
原題:시
監督・脚本・製作:イ・チャンドン
出演:ユン・ジョンヒ、イ・ダウィット、キム・ヒラ、アン・ネサン
ミジャ(ユン・ジョンヒ)は中学生の孫(イ・ダウィット)と二人暮らし。痛む右腕の診察に訪れた病院で物忘れの酷さを懸念され検査を勧められるが検査は受けず、地元の詩作教室に通い始める。ある日、孫の通う学校で起きた女子生徒の自殺に孫自身も関与していると知らされ…
 
 
やっと怒涛のイタリア人WEEKが終わりました。
朝早くから夜遅くまでずーっとイタリア語に囲まれ疲労困憊
 
イタリア人軍団を迎えに連日六本木を通るたび目に飛び込んでくる
東京国際映画祭のポスターたちが無性に羨ましい日々でした。
 
 
一方、本作は、その東京国際映画祭との提携企画上映会で韓国文化院で見せて頂いた1本。
とても話題になっていたことだけ知っていて内容うんぬんは全然知らない状態での視聴^^;
 
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 うーむ、これは何と言ったらよいのか、、、
一筋縄ではいかない、受け止め方の難しい映画でした。
 
何かものすごいものを内包しているのは感じつつも
作品のメッセージというのか、どの視点で見るべき作品なのかが
にわかには理解できず、途方に暮れ、視聴後友達とあれこれ議論。
 
どの登場人物にも共感できなかったし、
むしろできれば見たくない汚い側面をたくさん観てしまった気もします。
 
 
映画の中で一番印象的だったのはミジャ(ユン・ジョンヒ)が
被害者の母親を訪ね、畑への道を歩き、母親と言葉を交わすシークエンス。
うまく表現できませんが、ミジャという人間の持つ詩性が表れていたように感じました。
 
そして救いがあるわけでもないわけでもないように映ったラストシーン。
 
 
終わるとなんとイ・チャンドン監督のトークショーが始まりましたっ
(↑全然認識してなかった私^^;)
 
本作で第63回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞されている監督自身の口から聞くお話は
大変貴重かつ分かり易く、このトークショーがあるのとないのとでは
(少なくとも私にとっては)大違いだったと思います。
 
韓国社会を揺るがした青少年の性犯罪に直面した時、
どういう目線で映画を作るべきか、安易・大衆的方法ではない何かを模索した結果
「詩」という芸術を介在させる手法を選ばれたんですねー。
 
なので、本作は犯罪の全容を明らかにするものでもなければ糾弾するものでもなく、
主眼はあくまでも「詩」という芸術で、それを聞くと「なるほどー」と納得できる場面が多くありました。
監督は「예술의 본질(芸術の本質)」「예술에 숨어 있는 비밀(芸術に秘められている秘密)」という言葉を多用されてました。
ほんとは解説なしで映画から感じ取れないといけないんでしょうけど私には無理無理
 
 
ソフトな口調ながら饒舌に語り続ける監督のおかげでトークショーは盛り上がり、
気づくとかなりの時間オーバー。きわめつけのサプライズでムン・ソリさん登場
(映り激悪なので載せちゃいます^^; お隣りはイ・チャンドン監督^^) 
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国際映画祭審査員として来日中だったようです。
 
がっかりなマナーの観客お一方のせいで最後にかなりテンション下がりましたが
監督の貴重なお話を聞くことができて有意義な上映会でした。
 
 
 

閉じる コメント(8)

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映画館でチラシを見て、気になっていた映画でした。
ストレートには、テーマを受けとめるのが難しい作品だったのですね。

鑑賞後にトークショーで監督さんのお気持ちを直接聞くことが出来て
本当に幸運でしたね。
いつかDVDで見るかもしれません。
“犯罪の全容を明らかにするものでもなければ糾弾するものでもなく、
主眼はあくまでも「詩」という芸術”
そういう監督の思い。心に置きながら鑑賞しようと思います。

2013/10/27(日) 午前 6:02 alf's mom

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시집의 여백을 독자의 공감으로 채우 듯
영화가 끝난 후의 시간을 많은 생각으로 채우게 만드는
이창동 감독의 영화들.
너무 좋아하지만...머리가 아파요.ㅎㅎ

사물을 좀더 잘 보고, 사람과 좀더 가까이 교감하며,
세상을 좀더 넓게 이해하려는 마음을 통해,
때로는 아름답고 기쁘고 때로는 슬프고 고통스러울 지라도,
좀더 솔직하고 인간적인 자기 자신과 마주 하길 바라는
메세지가 담긴 건 아닐까 하는 생각이 들었습니다. (^^;

"시를 쓰는 게 어려운 게 아니라 시를 쓰려는 마음을 갖는 게 어려워요."

2013/10/27(日) 午後 6:42 buylsh

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Good evening! I hope that you had a lovely weekend. 이 영화는 한국에서도 잘 알려진 작품인데 아직 저는 보지 못했습니다. 하지만 M님의 영화평 덕분에(아직 제 일본어가 부족해 전체 글을 다 이해한 것은 아니지만요^^) 작품의 분위기는 대략적으로 어떤지 알 것 같습니다. 감독과의 토크쇼도 관람하셨네요. 영화도 굉장히 다양한 나라의 다양한 장르를 보시고 M님이야 말로 진정한 영화 애호가이신 것 같습니다. 오히려 제가 M님의 블로그를 통해서 한국문화를 배울 때가 많습니다.^^

2013/10/27(日) 午後 8:22 [ francophile762004 ]

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こんばんは。
レビューをよむと俄然興味がわいてきました。孫と二人暮らしという
のがいいですね。「ポエトリー」ですか。人は歳をとると詩に近づく
んでしょうかね。

2013/10/27(日) 午後 8:59 [ hisa24 ]

alf.momさん、気になられていた作品でしたか。
なんとなく韓国映画は自分の情緒にぴったりとあうものが少ない気がしてちょっと苦手意識もあります。違和感を味わうのもひとつの鑑賞なのだとは思いつつ…。なので作品を作られた監督ご自身からの解説を聞けたのはいろんな謎や?が解けてよかったです。
本国で大変評判になっていたと記憶しています。機会があればご覧になってみて下さい^^

2013/11/9(土) 午前 1:26 M

와〜! B상, 시인이시네요!! 멋진 코멘트 감사합니다 ㅎㅎ
말씀하신대로 영화가 끝난 후 여러 가지로 생각을 하게 하는 작품이었습니다.
저같은 사람은 감독님의 해석이 없었으면 장면 뒤에 있는 많은 의미를 영원히 알 지 못했을 거예요^^;
영화를 보면서 詩를 쓰려고 하면 눈 앞에 있는 물건을 마음으로 봐야 한다는 것을 알게 됐는데 그 건 詩라는 것은 물건 안에 숨어 있는 게 아니라 그 물건을 바라보는 사람의 안에 있기 때문이라는 것을 깨달았어요.

2014/1/9(木) 午後 3:21 M

fracophile님 코멘트 감사합니다 ㅎㅎ
이 영화가 한국에서 개봉됐을 때 많이 화제가 되고 있었던 기억이 납니다. 즐겁게만 볼 수 있는 작품이 아니고 저도 역시 토크쇼 없었으면 이해가 어려운 부분도 많았습니다. 그럴 만큼 많은 생각을 하게 되는 영화라는 것이죠. 저는 한국 영화를 자주 보는 편이 아닌데 문화원에서 이렇게 시사회를 해주시니 볼 기회가 생겨서 좋습니다 ㅎㅎ

2014/1/9(木) 午後 3:21 M

hisaさん、本国でもとても話題になっていた作品で気にはなっていましたが、なんとなく自分から観る気にはならずにいたので、こういう機会に観ることができてよかったです。
現代社会のいろんな闇を描きつつ、でもテーマはあくまで「詩」なのだと思う作品でした^^

2014/1/9(木) 午後 3:22 M


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