橋本さんのブログ

科学は偽りであり、オカルトに真実が隠されている

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劣化ウランと六フッ化ウランを混同しないで!

前置き

民主党の稲見衆議院議員の劣化ウラン試験運転に関する質問は、あそらく、故石井紘基氏の資料を参考にしたと思いますが、劣化ウランと六フッ化ウランを混同するという致命的な間違いからスタートしていて、劣化ウランが軍事用の生産されているというあたりから、頓珍漢な質問になっています。

問題は、なぜ日本国内に劣化ウランが存在するのかでしょう。故石井紘基氏の資料には、劣化ウランの輸入実績があったのかもしれません。数々の官僚の不正を追及してきた故石井紘基であれ、その取引に隠された闇の部分に気がついたのではないでしょうか。

濃縮ウラン製造に副産物である劣化ウランの存在は、非核原則の日本で、商業用ベースのウラン濃縮事業が行われていることの証明であり、問題の核心は、何故日本国内に劣化ウランが存在するのかです。

埼玉県選出の故石井紘基氏は、大宮市の都市開発で、三菱マテリアル(株)大宮総合整備センターの地下施設の問題は当然関心を持っていたでしょうし、その開発資金のついても調査していたと思われます。

稲見衆議院議員の質問主意書は、頓珍漢ではありますが、故石井紘基氏を元にしているだけあって、問題の核心が見え隠れしている貴重は資料だと思います。

稲見衆議院議員提出の六ヶ所再処理工場の劣化ウラン試験運転に関する質問主意書

質問本文情報
答弁本文情報

質問本文から
2 劣化ウランの国内貯蔵分は優に五十七トンを上回る。とくに日本原燃の六ヶ所濃縮工場には大量の劣化ウランが六フッ化ウランの形で貯蔵されており、他の例に照らし合わせるとその所有権は同社に移譲されているものと思われる。試験用劣化ウランのもっとも合理的な調達先は同社の濃縮工場と考えられるが、米国から輸入した理由について明らかにされたい。

この質問の決定的な間違いは、劣化ウランと六フッ化ウランを同じものと勘違いしていることです。六フッ化ウランを原料にウラン235とウラン238を分離してできるのが、核と呼ばれる濃縮ウランと劣化ウラン(劣化六フッ化ウラン)です。以下、この勘違いは、政府側の答弁でいいように利用されます。

質問本文から
3 米国で粉末に加工したものではなく六フッ化ウランの形で輸入し三菱原子燃料で再転換及び加工することにした理由は何か。

稲見議員の頓珍漢な質問はさておいて、この質問の回答で、政府は「米国から輸入した六フッ化ウランを八酸化三ウランに再転換することとした」としていることに注目したい。といういうのは、今回の試験はウラン濃縮後の劣化六フッ化ウランの再濃縮の試験と答えている。なぜ、劣化六フッ化ウランではなく、ウラン濃縮の原料となる六フッ化ウランを輸入しているのでしょうか。

質問本文から
4 劣化ウランは濃縮工程で発生し、その所有権はウラン濃縮を委託した者にある。米国から輸入された劣化ウランの本来の所有者は特定できないと聞いているが、それに間違いないか。

ここでは、劣化ウランがウラン濃縮で生まれるものだと認識していて、その製造工場を質問しているのだろう。政府は、劣化ウランではなく六フッ化ウランを輸入したと答えているにもかかわらず、劣化ウランの所有者、もしくは製造元について、特定できないと答えている。これは、国内にある劣化ウランが、輸入された実績のなければ、製造元は特定できないと答えているのであり、ここに問題の核心があります。

質問本文から
5 日本政府は三菱原子燃料が調達した劣化ウランが軍事目的の濃縮工程で発生したものではないとの確証を得ているのか。また軍事目的の濃縮工程で発生した劣化ウランの場合でも、日本政府は輸入を許可するのか。

ここでも、稲見議員は頓珍漢な質問をしているのですが、ウラン濃縮は商業用の低濃縮ウランの生産工程でも生まれるのであり、劣化ウランはあくまで廃棄物であり、軍事用目的で作られているのではありません。政府の回答は、「軍事目的の濃縮工程で発生したものか否かは承知していない。」とあえて、稲見議員は頓珍漢な質問に突っ込みません。

質問本文から
7 三菱原子燃料は米国濃縮ウラン会社から劣化ウランを購入したのか。価格はいくらか。

この質問に、政府は「三菱原燃は、米国商社を通じて「米国濃縮ウラン会社」から御指摘の劣化ウランを調達している」と回答していて、稲見議員が劣化ウランと六フッ化ウランを混同していることを「御指摘の劣化ウラン」としているのはさすがに東大話法と言わざるを得ません。

質問本文から
9 輸送費を含む劣化ウランの調達費用は、最終的に六ヶ所再処理工場建設費に含まれるのか。そうでない場合、どのように会計処理されるのか。

政府の回答は、「当該調達費用は、会計上、再処理施設建設工事費として処理される」として、ウラン濃縮の原料となる六フッ化ウランの入手経路の痕跡をうやむやにしていることがわかります。基本的に建設工事費などの会計処理にすることがおかしいのいです。

以下は、劣化ウランと六フッ化ウランを混同した質問を前提としているので省略します


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