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右手の手術

 引っ越しが進まない。左手はお陰様で完治して、昔のように戻った。ボタンを指で嵌められるという生活は何年ぶりかだ。ここ数年は小さなペンチを用意してあって、それでボタンを嵌めていたのだ。

 そのあと、左手に続いて右手の手術を受け、ギプスを巻いていた。ようやく4週間が過ぎ、外してもらったが、まだ2本のワイヤが手の平と甲を貫いている。
 飛行機に乗るときの検査で、引っ掛かる可能性がある。アメリカの空港の検査はますます厳格になり、ギプスを嵌めていると、別室に通され、金属探知機、犬による嗅覚検査、医師による審査、X線検査を順にやる。乗客が一人だけということは無いので、時間が掛って飛行機に乗り遅れるということは日常茶飯事だ。 そういうわけで、アメリカにも行けなかった。

 右手(利き手)が使えないと、日常生活に大きな影響がある。字が書けないから先日の選挙の時は代筆を頼んだ。手続きはかなり面倒で参った。資格のある人に書いてもらわねばならないのと、その見届けをする人を呼んでもらったのだ。厳格さを要求されるのだが、本人確認は生年月日を言えるかどうかだけであった。なんか、ちぐはぐである。

 ハサミが使えないし、マウスが使えないのには困った。マウスは右利き用のものを使っていたが、意識していなかった。左手ではバックボタンが押せないので、困る。ギプスを外しても、関節が固くなっていて動かない。リハビリに通うが、それが痛くて参る。担当してくれる女性はサディストである。こちらが痛くて泣き叫ぼうが、決して力を緩めない。しかし、言う通りにしていると、完全に動くようになるのは大したものである。
 
 引っ越し先はだいたい決まった。移転してもコメントを残せる会社は少ない。今いろいろ試している。今月中に移らないと機能しなくなるという脅し文句が来た。急がねばならない。移転先はここで告知する。
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blogの引っ越し

 blogを引っ越さねばならない。
 このブログは、しばらくは使えるということだったが、徐々に動きにくくなっている。
 写真の配置、リンクの設定など、すでに言うことを聞かなくなっている。

 そういう訳でしばらく更新が途絶えているが、今月中に新しいサイトに移るつもりだ。いま移転先を物色している。どれも一長一短で迷うところだ。

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MP関節不安定

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 左手の拇指の不具合で入院し、手術を受けた。要するに親指が脱臼するのだ。数年前からおかしくなり、気を付けて生活していたが、先日車を運転中に外れてしまって慌てた。私の車のステアリングホィールはかなり太くしてある。直径45 mm程度のものを握るのが一番自然な形なので、その様な太さにしてあった。
 レンタカーを運転している時に、少し危ないことがあり、ステアリングを思わず強く握ってしまった。そうしたら、ボキッと音がして親指が脱臼した。ステアリングが細かったのだ。路側帯に停め、一生懸命引っ張って修復したが、観念してそのまま病院に行った。
 医者が言うには、「人間の耐用年数は55年です。それをあなたは過ぎている。力仕事はいけません。 おとなしくしてなさい。」
 確かにDIYが好きなので、大きなものを作っている。最初は力の要る大きなペンチ状の工具を思い切り締めたのがきっかけであった。その後は気を付けていたが、たまに外れた。今回は派手に外れてそう簡単にははまらなかった。

 X線で見ると、明らかに関節の窪みの縁が欠けている。手術でその部分を盛り上げ、内側に引張る工夫をほどこした。MPとはmetacarpal phalangealである。後半はphalanxという言葉である。これは昔ギリシア語を勉強した時に出て来た。重装歩兵の一群を指す言葉だ。密集隊形を取ってハリネズミのようだ。指の骨は固まって存在しているので、その言葉を使う。
 1980年頃、新聞にファランクスという言葉が出て驚いた。それは飛んでくるミサイルから艦艇を守る高速機関銃であった。1分間に4500発も撃つというから凄い。レーダと連動して百発百中で撃ち落とせるという。指の骨のように束になった銃身を持つからだ。

 手術が終わった後、固定するためにギプスを巻いたのだが、それは白いプラスティックで固めたテープであった。ガラス繊維にウレタン樹脂を含侵させ、水で濡らすと3分くらいで固まる。その時かなり発熱する。どんなものでも、流動しているものが固まると発熱するのは当然だ。運動エネルギィの行き場所がなくなるからだ。
 昔は焼石膏を含ませたガーゼを巻いて、水をスプレイした。これも当然熱くなる。固定方法は進化した。そのうちスプレイすると体表部で固まるものができるかもしれない。
 

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酸素富化装置

 レーザでの切断には、酸素が不可欠だ。100%の酸素である必要はない。90%でも十分だろう。以前は酸素ボンベがたくさん置いてあったが、先日は無かった。どうしたのか聞いたら、酸素は高いから、自家製造しているのだそうだ。

 その設備を見に行くと、大型バスくらいの体積の装置があった。かなりの音を立ててコンプレッサが動いている。電気代は凄まじいらしい。
 空気を圧縮して特殊なフィルタを通すと、酸素が通りやすいらしい。それをさらに同じフィルタを通す。何回かやると、フィルタを通りにくいものにも空気中よりたくさん酸素が含まれているから、それをさらに分離装置に通す。この操作を100回くらい繰り返すと酸素が大半の気体が得られる。

 窒素も必要なのだ。金属の種類によっては酸素では燃えてしまうので、融けたものを窒素で吹き飛ばす操作がある。
 この窒素は純粋な方が良いらしい。酸素が無いほうが良いのは、酸素があると燃えてしまうからだ。

 鋼板を切る時は、酸素には少量の二酸化炭素を混ぜるらしい。高温では鋼の中の炭素が燃えてしまうので、炭素を気体から少しだけ補充するのだそうだ。高温の鋼に二酸化炭素が触れると、鉄と二酸化炭素が反応して、炭素が浸み込み、酸化鉄が飛んでいく。

 
 レーザ発生装置は、最新式のファイバ・レーザというもので、共振するのはファイバの中である。コアの部分と外側部分との距離を光が往復するらしい。理屈はかなり難解だ。昔のような反射鏡の間を往復するものではない。技術の進歩は著しい。 

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レーザーによる切断

 知り合いの鉄工所から、新しい機械を見においでよと誘いがあった。話を聞くと、新型のレーザー加工機を入れたのだそうだ。高性能だから、きっと興味があるだろうと思ったらしい。
 早速行ってみると、厚さ32 mmの鋼板をサクサクと切り出した。切ったものはほとんど熱くない。レーザーで、局所的に加熱し、そこに酸素を主成分とするガス・ジェットを当てると、鉄は燃えて飛んでいく。鉄は酸化物の融点が、単体のそれよりも低いという珍しい性質を持つから、こういうことができる。

 今度は厚さ19 mmの鋼板を切った。驚いたことに、その切り口は垂直で、切り口を下にして板が直立した。融けて飛んでいくのだから、切り口はがたがたになっているはずだと思ったが、実際は滑らかだ。以前は、切り口を別の工作機械で削って平面を出していたのだから、大幅な行程の節減になる。前の機械はせいぜい12 mm の厚さならなんとか立つ程度であったそうだ。今回はつるつるの面が出現している。素晴らしい進歩だ。

 この機械の出力は7 kWだそうだ。針先ほどの面積にそれだけのエネルギィが集中するのだから切れ味が良いのは想像していたが、これほどすごいとは思わなかった。以前の機械は赤い光で切っていたので、真鍮とか、銅は切れなかった。赤い光を反射しやすいからだ。今度の機械は、可視光ではないので、事実上なんでも切れるよ、とのことだった。ただし、純アルミニウムはだめだそうだ。アルミニウムは、赤外線から紫外線まで、連続して反射するからだ。

 昔は、酸素熔断という方法があった。アセチレンガスと混ぜて燃焼し工作物を加熱する。オレンジ色になった頃に、酸素だけを吹き出すと、鉄が燃えて飛んでいく。ただし、切り口はガスが広がるから、円錐形が移動したようになる。要するに切り口は斜めになる。だから、熟練工は、ガスの向きを傾けて、製品の方の切断面が垂直になるようにしていた。しかしそれほど綺麗に切れるものではなかった。鉄道博物館に行くと、古い機関車の台枠をそうやって切った跡が見える。厚さは4 cmほどだ。
 技術の進歩は止まることがない。

 このYahoo Blogは、来年から使えなくなるらしい。移転先を探している。良いものがあれば教えて戴きたい。
 皆様から寄せられたコメントはすべて消えてしまうことになっているそうです。必要な方は保存してください。(それを再度投稿して戴けるとありがたいです。)

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