無題
ダンナ、病気になりましたこんにちは。
お久しぶりです。ダンナです。思わぬ形で皆様に自分の病を曝す事になりましたが、えぇ、そうです。ガンに侵されております。
病気が発覚したのが去年の4月上旬。確定したのが5月下旬。確定後にすぐ治療が始まり、終了したのが12月。そして今に至っております。病気の内容については「悪性リンパ腫」でグーグル、Bing、Yahoo!の諸先生方に聞いて頂く方が詳しく知る事が出来ますので、私の方から説明することは省略します。ひとまず、この手の病になってしまった人(自分)が、どのような思考になるのか記しておきます。
・病気発覚から確定するまで
4月の時点ですでに胸に大きな腫瘍がある事は確認できたのですが、そこから病気の正体を暴くまでがとても長く(2ヶ月)、数々の検査をこなすことに。血液検査、CTやMRIなどのお馴染みの検査からシンチグラフィ(RI)という普通の方なら恐らく出会う事の無い検査まで。はじめのうちは、さっさと治療開始しないと治る病気も治らなくなるのではと不安な日々でしたが、最後の方は周りの人がイライラする様子をみて、「まぁまぁ」と言う方に。最終的には腫瘍の一部を取り出しで確認する方法(いわゆる生検)にてやっと確定。最初から生検すりゃよかったんじゃね?なんて思いましたが、ひとまず無事に正体がわかると結構ホッとします。と言うのも、分かってしまえばあとは決められた治療をこなす以外にやることはありませんから。ちなみにこの期間中に表の世界ではヨメ出産。
・治療中
治療は基本入院します。入院すると、意外と多くの人が同じ病気を煩っている事実をしることができます。治療期間が長くなるとそのうち「お前はいつも俺より後に入院して先に退院していく」とオッサンから妬まれたり、「病院食なんて食ってられない」と若い女性とおしゃべりする余裕が出て来たりします。ある意味傷の舐め合いなのですが、周りにも同じ境遇の人がいることによる自分だけじゃないんだ感は結構重要です。意外と普通の精神状態なのです。それから自分の場合(自分の病気の場合)、治療の副作用で髪の毛は抜けましたが、ドラマで見たような抜け方ではありませんし、みんなが抜ける訳ではなく、個人差があります。また、治療中は免疫力が落ちていることに気をつけさせすれば、ほとんど健康な人と大差ない生活を送る事が出来ます。若干ながら飲酒もOK。しかし、仕事も休職していますし、スポーツなどはさすがに避けた方が良いと言われるため、絶対的な運動量が低下するため、太るのです。そう、「お前本当に病気?」と思われるほどに。前述の同じ病気の女性も太った事を気にしていましたので。
・治療後
全てのメニューをこなすと、あとは定期的な検査をして再発していないか確認する生活を送る事になります。そう、完治ではないのです。自分の場合、最初に発見時点で腫瘍は結構大きなサイズに成長していたので、通常よりも再発リスクは高いそうです。ちなみに治療期間の入院中に「オレ、再発したんだよね」というオッサンに遭遇しました。できれば、これ以上は治療などはせずに生活できるのが一番だと思っていますので、再発だけは本当に避けたい。でも・・・どうなることやら。ちょっとした体の異変も、「もしかして・・・」となるのです。この時期が最も大きな不安を抱えた日々を過ごすのではないでしょうか。思春期の恋する乙女以上に情緒不安定かもしれません。
と、手短にそれぞれの期間毎の心境をまとめてみました。ここに記した内容(特に心情について)は、あくまで自分のことですので、全ての同じ境遇の人に当てはまる訳ではありません。しかし、治療中に出会った人々は誰しもが普通でした。そう、取り立てて前向き、でもなく、後ろ向き、でもなく。「あの研修医の採血は下手」だの「スライスチーズがあるとトーストがおいしく食べられる」など、至って普通の会話をしているものなのです。
ですので、もし自分の身近な人に私と同じような人が現れたら、「あらー、そうなんだ」と普通の気持ちで受け入れてみて下さい。「しょう油切れちゃった」「あらー、そうなんだ」位の感じで。
では、また。
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