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バルサンで燻されて、すっかり一皮剥けた気がする茶々子です。
仕事の合間を縫って、ちょこちょこと、
被災地に送る救援物資の仕分け作業のお手伝いなんぞ、しております。
だがしかし。
集まった物資の中で、
現地に送れるものは、全体の30%程度。
残り70%は、はっきり言って、ゴミです。
シミだらけの毛布。
カビくさいタオルケット。
ところどころ、布が切れてほつれている羽毛布団。
救援物資募集要項には大々的に
「新品。もしくはクリーニング済みのもの」
って書いてあるのに、
なんで、よりによって、こんなもんを持ってきちゃうかな?ってものばかり。
確かに、新品だったんだろうね。値札付いたままだし。
もらった時のまんまなんだろうね。透明な専用布団ケースに入ったままだし。
でも、明るいところで広げてみると、ところどころが
シミになってるのよ!カビてんのよ!
たぶん、どれもこれも、暗〜い湿気た押し入れに、
何年もしまいこんだまんまだったんでしょうね・・・・・・。
送れんよ・・・・・・こんなもん、被災地の皆さんには送れんよ・・・・・・。
そして時々、受け取るこっちが「はいぃ〜?」と叫びたくなるような、
「それは、支援物資ナンデスカ?」と持ってきた人に聞きたくなるような、
そんな物品もあるわけで・・・・・・
茶々子がお手伝いをしている物資引き受け所で募集しているのは
毛布・シーツ・タオルケット、タオル、布団のみ。
それなのに、水やお米や生理用品や紙おむつが来てしまうのは、
まぁ、百歩譲るとしてもだね・・・・・・。
一昔前の若いお嬢さんが着ただろう、黒レースのドレス一着。
(↑被災地のどこで着るの?)
開封済みドックフード1/2箱(←せめて未開封にしてほしい・・・・・・)
黄ばんでささくれ立った、ほこりまみれの畳20畳。
(↑持ってきた人曰く、「それ使うなら、一週間くらい天日に干して、
バルサンかなんか使った方がいいよ!」とのこと・・・・・・)
ここまで来て茶々子、漸く
被災地の自治体が、救援物資を辞退する理由がわかりました。
だって、いらないもん。
黒レースの流行遅れドレスも、ダニがいそうな畳も、シミだらけの毛布も。
仮にミネラルウォーターや乾パンとか、新品の下着とかが入っていたとしても、
どこに何が入っているか、一目でわからない箱を開けて、種類別に選り分けるの、大変だもん。
どうせ配るなら、被災者全員に、
なるべく同じものを、平等に、配分してあげたいもん。
こっちの人にはフェンディの高級毛布をあげたのに、
あっちの人にはシミだらけの薄〜い毛布しか渡せないなんて、嫌だもん。
でも、そういう使えない支援物資を持ってきた人は、
すっごく満足そうな顔をしているんです。
自分では、いいことをしたつもりでいるんだろうね。
被災地の役に立ったつもりでいるんだろうね。
本当はね、そういうのを持ってきた人に
「これは、物資として受付できません」
って指摘するべきなんだと思う。
でも、初日にそれを指摘したら、持ってきた人と受付センターとの間で
大トラブルに発展してしまったらしい。
「人の善意を、なんだと思ってるんだ!」って。
確かに、善意ではあるんだと思う。
でも、その善意がかえって、迷惑になることもある。
そのことを指摘してもわからない人を説得するほど、こっちは暇じゃない。
そんな暇があるなら、より多くの物資を選り分けたいし、
選り分け作業が終わったら、本業に戻りたい。
だから、黙って受け取るしかない。
被災地だったら、なおさらだと思う。
これから、支援物資を送ろうとしている人へ。
今、送ろうとしているその物資。
仮に、あなたが被災者だとしたら、もらいたいと思えるような品ですか?
あなたが欲しくないものは、被災地の人も欲しくありません。
あなたが欲しいものを、被災地の人は必要としています。
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