長谷川能子の「夜明け待ちの日々」

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出生前診断の波紋

出生前診断の問題について、
先日、番組に取り上げられていたのを拝見しました。
 
出生前に生まれてくるお子さんの
健康状態をチェックしようというものが、
出生前診断なのですが、
 
重大な障害がわかった時に、
その親御さん達がどういう心境が訪れるのか。
 
というような内容で放送されていました。
 
選べる事の怖さ、というもので内容が構成されていました。
 
出産を選べば、
「障害者」の家族となり、その後の生活設計を考えなければなりません。
中には、収入が見込めず、生活が出来ないという方もいらっしゃる。
 
出産しない事を選ぶとは、
つまり何の罪も無い命の芽を、自らの手で摘む事になり、
その重圧をその後もずっと背負わなければならない。
 
どちらを選ぶにも、厳しい選択だというような内容です。
 
 
その中で、とても救われていると思ったのは、
宣告をされる先生が、とても患者さんに親身になっていらっしゃって、
患者さんの本当の気持ちを引き出しているだけでなく、
本来、命とどのように向き合うべきなのかという事を、
何気ない言葉や、時には切々と語りかけ、
患者さんにもきちんとその事が伝わっていた事です。
 
その先生は、命の現場にきちんと向き合われていらっしゃって、
例えば、神様がお話しになっていた考え方と、
一つもぶれることなく、同じ事をおっしゃって、
実行されていらっしゃいました。
 
 
子供を流しても、本当に覚悟した人、また、耐えられる精神を持たなければ、
流しす事はお勧めしない。
そうおっしゃっていました。
(さらにこの方の言葉の奥に、さらにどういう真意があるのか、見せていただきました。)
多分この方は、命とはどういうもので、どう扱うべきか、知っています。
そして、お勧めしないといっておきながら、その最終判断の時に、
「ママ、どうしますか?」と心が定まりきっていない方が聞いたら、
必ず揺らぐだろうなというような言葉を使っていました。
 
 
覚悟をしないで慌てて行動してしまうと、心が後から追いついたときに、
取り返しのつかないことも多々ある事を、よく御存知なのだと思いました。
 
 
結果から伝えてしまうと、心が追いつかなくて、とても厳しく感じたり、
閉塞感を感じてしまうことが多々あります。
 
だから、人の命と向き合うとは、という本来あるべき形は、
本当は一つしかないのですが、
ここでは書けませんし、その先生もこうあるべきというお話をわざとされていませんでした。
(事柄の方が先行して、心がついて来れなくなるから。)
 
でも、この方の中にも、霊的世界の中でも最終的には答えは一つしかありません。
しかし、それを理解し受け入れるためには、時間と段階が必要で、
タイミングはそれぞれ違う。 また、アプローチ方法も違う。
それには無限の方法がある。
 
ただ、共通して言える事は、辛い事があったとしても、必ずしも不幸ではなく、
その経験や、負荷があるからこそ、人生を本当の意味で楽しめたり、
色々な事を、実感して感じられるようになるのだと言う事です。
 
 
 
伝える側の対応もとても大切だと、つくづく感じるのでした。
(重要な選択をさせる重圧も大変ですよね。頭が下がります。)

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