以前は軽の箱バンに乗っていたんですが、老朽化により買換え。
しかし現行の軽箱バンにはフルキャブが無く、
(前輪の位置関連です。フルキャブだと悪路に強い)
半分は不本意ながらの軽トラ購入でした。
軽トラで車中泊と云えば、
荷台にプレハブを乗せた様な軽キャンパーが王道でしょうが、
横風や横揺れ、コンパネなど大工資材の運搬、また、燃費悪化・・・
・・・普段使いや走行自体にも、かなり影響を及ぼしてしまう。
ちなみに市販の、あるフレーム幌には、
「幌装着での高速走行はしないでください」との説明書きさえ有ったくらい。
命題 : 軽トラを、普段使いにも耐える、車中泊仕様にする
絶対条件 :
① 横風・横揺れ対策 降雨・積雪対策
② 車中泊時の充分な室内高さ
相反する絶対条件①と②。 これをクリアするには、折り畳み式しかない。
また屋根形状は、切妻タイプがベスト。
③ サブロク板(畳一畳分) 積載可能
これは、軽トラならほぼ問題無し。
またこれは結果的に、充分な車中泊スペースをも意味する。
④ 高さ400㎜の仕事道具コンテナを常時積載
軽トラのアオリの高さは285㎜。
しかし、市販の収納コンテナの類は、高さ400㎜以上。
これは、アオリを嵩上げするしかない。
⑤ 運転時の後方視認性を確保
折り畳み式&切妻屋根でクリア
⑥ 普段の荷物出し入れ方法は、出来るだけ簡単に
本人としては、許容範囲に収まったが。
⑦ 出来るだけ軽量に
骨材は基本的に1×2木材(19㎜×38㎜)を使用。
アオリから嵩上げした部材を固定する為、
アオリ内側の擦傷保護も兼ねて、通し部材で二重になっている。
以下、この部分全体を、下部構造と命名する。
下部構造の総重量 16.5kg
収納コンテナの高さ制約が無いのなら、この下部構造は不要、と言っても良い。
屋根部分。 それを支える柱も含め、以下これを、上部構造 と命名する。
上部構造の総重量 16kg
当初は屋根にもアルミ複合版を使うつもりだったが、
更なる軽量化の為、ターポリン・トラックシートに変更。
両側の柱を立てた際には、対角に張ったロープで柱のグラつきを抑えます。
この筋違い部分を、もっと強固な物に改良してもいいのだけれど、
構造がより複雑になってくるのも面倒で、私はこのままで使用しております。
片側開きでの使用だと、三角構造になる為、かなり安定します。
それでも意外と広い空間が確保できるので、片開きでの車中泊も可能です。
まだ製作が間に合っていないのですが、勿論このあとに横幕を張ります。
箱バンに勝るトラックの真骨頂と云えば、
何と言っても長尺物の積載、という点ですよね。
上部構造と下部構造を繋いでいるのは抜き蝶番。
抜き蝶番のピンを外せば、上部構造を外せます。
ま、手間ですが、長尺物を積む事にも対応できます。
山道や峠道走行、普段の走行、高速走行などを実走しての感想。
● 横風・横揺れ。 走行に支障のない形状・大きさは、これが上限と思われる。
屋根 角度2:5、約20度 棟高800㎜ 軒高460㎜
● 1×2材がメインのフレームでも、
本数や屋根角度次第で、充分な強度が確保できる。
転載元: 「手描きのTシャツ寅屋」の雑文
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