みー太の平和な日々

家と会社を往復するばかりの毎日でも、一個くらいは楽しいことが転がっている。

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今日も昨日に引き続いていい天気。
洗濯物もよく乾いてうれしいね。

ドラマの方も昨日に引き続いて終着駅。
これで、露口茂版の終着駅は終わり。


殺したはずの女の知られたくない秘密…
 
新宿区内のコンビニで強盗事件が発生する。
犯人はレジの金を奪い、追いかけて来た店員をナイフで刺して逃走。
店員は駆けつけて来た警察官に犯人は2人組の男と告げて、息を引き取った。
 
イメージ 1店のオーナーは、店内の3ヵ所にある防犯カメラは、何れも作動していなかったと、申し訳なさそうに供述する。
「うちみたいな小さな店では、夜勤のパートに来てもらうのは大変なんですよ。 防犯カメラは店で働くパートも監視するんです。 パートはそれを嫌うんですよ」
「監視されると困るような連中もいるということですか?」
「ええ、時々は。 店の商品を持って行ってしまったり」
牛尾は、防犯カメラが作動していなかったことが、逆に犯人を突き止める手掛かりになるのではないかと睨む。
犯人は、カメラが動いていないことを知っていた。
だから、堂々と素顔を晒したまま店内に入り、警戒されることなくレジに近付けたのだ。
では、カメラが動いていないことを知り得た人間とは誰か。
「過去のパートのリストを見せてくださいませんか」
 
店内にダミーの防犯カメラが設置されたのは3年前。
その頃から現在までのパートの数は70人。
警察は、それらの従業員を片っぱしから洗うことにする。
 
コンビニ強盗事件発生から5時間後の午前6時。
カメラマンの南雲広志(松村雄基)は、はだしでフラフラと歩いている女(未来貴子)を目撃する。
 
イメージ 2「どうしたんです? 大丈夫ですか?」
「…」
「僕、南雲って言います。 カメラマンです。 仕事の帰りで…。 送りますよ。 お宅、どこですか?」
「…ここはどこですか? 私、どうしてこんなところにいるんですか? 何も思い出せないんです」
「お名前は?」
「わかりません」
 
女を自宅に連れ帰った南雲は、新しい下着と洋服を買い与える。
 
イメージ 3「もしよかったら、何か思い出すまで、そっちの部屋を使ってください。 そうだ、バッグの中にあなたの身元を証明するようなものが何か入ってませんかね」
南雲に促され、女は自分のバッグの中身を調べる。
入っていたのは財布と化粧道具と2本の鍵。
そして、立派な日本家屋のスナップ写真。
「これは、あなたの家?」
「…私は、もっと違う暮らしをしていたような気がします。 こういう家ではない、もっと違う暮らし。 よく思い出せないけど…」
 
数日後、70人の従業員の中に、偽名を使っていた者が2名いたことが判明する。
鈴木次郎22歳と戸田一男26歳。
住所もデタラメで、履歴書に写真も貼っていなかった。
名前も住所もデタラメでは、2人を見つけ出すことはできない。
残る手がかりは、レジのそばに置き去りにされていた商品の熱帯魚のエサ。
客を装った犯人がレジに持ち込んだものと思われるが、付着していた指紋は無数で、今のところ、どれが犯人のものなのかを特定するのは不可能。
捜査開始数日にして、早くも捜査は膠着状態に陥ってしまう。
 
イメージ 4同じ日、記憶を取り戻すために新宿の町へ出た女は、前から歩いて来た男の顔を見てギョッとする。
「生きてたのか…」
男は女を知っているらしく、一歩、また一歩と近づいて来る。
はっきりとは思い出せないが、自分は確かにこの男を知っている。
そしてこの男は、何か恐ろしい記憶とつながっている。
女は恐怖のあまり、その場から逃げ出す。
 
その夜女は、帰宅した南雲に昼間会った男のことを打ち明ける。
 
イメージ 5「知ってる人?」
「思い出せません。 その人私に、生きていたのかって言いました」
「生きていたのか? どういうこと?」
「わかりません」
「警察へ行きましょう。 生きてたのかなんて、死んでたって意味でしょう? 警察に相談しましょう」
「嫌です、警察は!」
「どうして!」
「わかりません。 でも、嫌なんです!」
 
翌朝、テレビのニュースを見て、女は青ざめる。
『今朝、豊島区のアパートで、若い男性が死んでいるのが発見されました。 死んでいたのは、その部屋に住む城野静夫さん22歳。 城野さんはナイフのようなもので数カ所刺されており、豊島署は怨恨による殺害とみて捜査しています』
城野静夫は、昨日新宿で会ったあの男だった。
 
イメージ 6「どうしたの? 知ってる人? 何か思い出したの?」
「…」
「殺された人に心当たりがあるの? なぁ、警察に行こう。 忘れた過去を思い出すきっかけになるかもしれない」
「私は思い出したくないんです」
「そうはいかない!」
 


その頃、新宿西署の刑事部屋に、コンビニのオーナーが訪ねて来ていた。
「刑事さん、今朝のニュースで見たんですが、豊島区で殺されたって男、あの城野ってのがうちにいた鈴木次郎ですよ」
「間違いありませんか!?」
牛尾は大上を連れて、所轄の豊島署へ急ぐ。
 
城野の指紋を照合したところ、熱帯魚のエサに付着していた指紋の一つと一致。
コンビ二強盗の犯人のうちの1人は、城野静夫と断定される。
ひょっとしたら、城野を殺したのはコンビニ強盗の共犯者で、仲間割れで殺人に発展したのかもしれない。
牛尾たちは、豊島署と合同で、城野の交友関係を洗い出すことにする。
 
そんな矢先、豊島署に1組のカップルが出頭してくる。
男はカメラマンの南雲広志。
女は記憶喪失で身元不明。
昨日女が新宿で城野に出くわし、『生きていたのか』と言われたという。
 
イメージ 7事情聴取の途中、女はかすかに記憶を取り戻す。
女は暗闇の中、男から逃げている。
追って来る男の顔は見えないが、確かに自分のことを朝子と呼んでいる。
必死で逃げていた女は、広い道路に出たところで走って来た車に轢かれてしまう。

 


イメージ 8「…私の名前は朝子です。 苗字はわからないけど。 私、城野という男の車のトランクに入れられたような気がします。 暗い路地から道へ飛び出したところで、車にはねられて。 男2人に持ち上げられて、トランクの中に放り込まれました。 その時に見たのが城野という人です。 昨日その人を見た時、なぜだか震えが来ました。 ひどく怖かったんです」
「もう1人のことは思い出せませんか? 轢かれた場所、時間」
「夜でした。 狭い暗い道を走っていて、広い道に出たところで車に…あ!」
「何か思い出しましたか?」
「…いいえ」
 
イメージ 9南雲が朝子を発見したのは、コンビニ強盗発生から5時間後の9月16日の朝6時。
場所は郊外の採石場。
「それであなたが保護したんですね?」
「保護というほど大袈裟なものじゃありません。 記憶のない人を放り出すわけにはいきませんから」
「朝子さん、いい人に巡り会えてよかったね」
「はい」
「どうもご苦労様です。 何か思い出したらまた知らせてください」
 
城野はコンビニを襲った後、逃走中に朝子を撥ね、死んだものと思って郊外の採石場に死体を放置。
ところが数日後に町で朝子を見かけ、驚きの余り『生きていたのか』と呟いてしまった。
そう考えれば、すべての辻褄は合う。
問題は、朝子が見たというもう1人の男。
その男がコンビニ強盗の共犯者なのだろうか。
そして、城野を殺したのもその男なのだろうか。
 
牛尾と大上が豊島署を出ると、南雲と朝子が待っていた。
朝子のバッグの中に入っていた日本家屋の写真が、朝子の身元を突き止める手掛かりになるかもしれないので、その家を探し出して欲しいという。
 
イメージ 10「わかりました。 この写真、預からせてください。 ところで朝子さん、あなた、他に思い出したことがあるのでは? さっき警察で、何かを思い出したように見えました。 恐らくそれは、あなたを警察には行きたくないと思わせた何かです。 お話し願えませんか?」
「…私、車に撥ねられる前、人を殺したかもしれません」
「何だって?」
「誰を?」
「思い出せません」
 
ところが翌日、城野と出くわした場所へ行った牛尾と朝子は、通りすがりの婦人に声をかけられる。
   
イメージ 11「あら矢吹さん。 今、デパートに買い物に行って来たところなの」
「?」
「…あら、ごめんなさい。 私、間違えたらしいわ。 ごめんなさいね、あまり良く似てたものだから」
「ちょっとすみません。 今、矢吹さんとおっしゃいましたね。 下の名前は?」
「矢吹朝子さん。 あの、どうかしたんですか?」
その婦人は、近くのマンションの管理人。
目の前にいる女は、そのマンションに住む矢吹朝子に間違いないという。
「ええ? 記憶喪失? 矢吹さん、私よ、管理人のおばちゃんよ」
 
管理人に案内されて矢吹朝子のマンションに行った牛尾と朝子。
バッグの中に入っていた2本の鍵のうち1本は、この部屋の玄関のものだった。
「これが私の部屋…?」
自分の部屋を見てもなお、朝子は何も思い出せない。
 
イメージ 12そこに、同じフロアにの住民・沼田昇(井上純一)が通りかかる。
「どうかしたんですか?」
「警察の人が連れて来たんですよ」
「警察?」
「矢吹さん、記憶を失って、この家もわからなくなってたんですって」
「記憶を?」
「ええ。 矢吹さん、沼田さんよ。 覚えてる?」
「いいえ」
「そうねぇ。 ここじゃ近所付き合いもないし、たまに廊下であいさつする程度ですものねぇ」
 
一方城野の交友関係の捜査は、まったく進んでいなかった。
城野の両親はすでに亡く、兄弟もナシ。
元々人付き合いが苦手な所にきて、職場を転々としていたため、これと言った友人はいない。
唯一の趣味は熱帯魚で、仕事のない時はほとんど家に籠って、水槽を眺めていたらしい。
 
イメージ 13「のんきに泳ぎやがって…。 こいつら、犯人の顔をしっかり見てるはずなんですがねぇ」
「熱帯魚か…。 城野は強盗に入ったコンビニでも熱帯魚のエサを手にしている。 つい無意識にそれを手に取ってしまったんだろうな。 熱帯魚に聞いてみなきゃな…」
「は?」
「熱帯魚だけが知ってると、お前さっき言っただろ」
 

捜査本部は、周辺の熱帯魚専門店を片っぱしから聞き込み。
翌日、ようやく城野が熱帯魚を購入した店が割れる。
 
イメージ 14そこは地元の資産家の娘が経営している店で、従業員は男が1人。
2人とも城野のことを覚えていた。
「城野さんはこのご近所に住んでて、熱帯魚がとてもお好きで。 ね?」
「いや、俺は時々この店に手伝いに来るだけだから…」
「でもホラ、あなたにいつまでも素人みたいに知らないってわけにはいかないから俺が熱帯魚のことを教えてやるって、城野さんが」
「それは、たまたまその時に君が居合わせたってだけだろ」
「城野さんと特に親しくしているお客さんはいませんでしたか? よくあるでしょう、熱帯魚を好きな者同士がこの店で顔を合わせて、自慢話とか相談とか」
「いいえ、城野さんにそういうお友だちは別に…。 ねえ?」
「いや、俺は何も知らないから」
 
牛尾と大上は、男性従業員の態度に不審を抱く。
城野のことはよく知らないと、強調しすぎるのだ。
近所でそれとなく聞き込んだところ、従業員の名前は片桐孝治。
経営者・秋子の婚約者で、近々秋子の実家に婿養子に入る予定だという。
コンビニのオーナーに片桐の写真を見せたところ、この男が戸田一男だと証言。
片桐が強盗犯の片割れである可能性が高くなる。

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