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続きです。 ホームのウォルブスの現在の順位は降格圏内に位置する18位。対するアウェイのトッテナムは優勝ラインからはだいぶ離れてしまったものの、CL出場権獲得争いに加わる5位という順位でこの試合を迎えました。 この順位だけをみれば、アウェイとはいえ、上位争いをしているトッテナムが有利かと普通は思いますが、下位のチームでもホームでは実力以上の力を出すチームがありますので、トッテナム視点から見れば、下位に沈んでいるチームが相手だからといって全く油断はできません。 俺はトッテナムの試合は過去に4試合ほど行っていて、気になるチームの1つであるため、試合に行けなくても毎試合結果は追っていますので、おおよそのチーム状況はわかっているつもりですが、ホームでは非常に強さを発揮するスパーズも、アウェイの試合になると非常に苦戦する試合が多く、前回のアウェイゲームでも格下のブラックプールに1−3と大敗を喫するなど、アウェイでの苦戦がなかなか4強の座に定着できない要因の1つになっています。 反対にホームのウォルブスもアウェイの試合は14試合で僅かに1勝と滅法弱いのですが、ホームの試合では14試合で7勝2分5敗と勝ち越しています。現在のリーグ首位を走るマンチェスターユナイテッドは、今期は開幕当初から黒星がずっとありませんでしたが、今期初黒星を喫したのはこのウォルブス相手のアウェイ戦でしたし、チェルシーやマンチェスターシティといった上位陣もウォルブスのアウェイ戦では敗戦を喫しています。 このような状況であるため、この試合も現在の順位には関係なく、非常に白熱試合になるのではないかと期待しながらキックオフの時間を迎え、試合は予定通り16時にホームのウォルブスのキックオフで開始されました。 立ち上がりはなかなか両チームともチャンスが作れない膠着した試合運びでしたが、アウェイのトッテナムの出来が驚くほど悪く、特に最終ラインから展開するボールが中盤をすっ飛ばして前線に長いボールを放り込むシーンが目立ち、全くサッカーの形が作れていませんでした。 対するウォルブスの方がサイドから組み立てていこうという意図がわかる明快な攻撃を展開し、肝心なところでミスが出て決定的な場面はなかなか作れないながらも、ウォルブスの方が良い形で試合に入れていたと思います。 そして、そんな展開を象徴するように前半20分頃にホームのウォルブスが右サイドを起点に攻撃を展開し、精度の高いクロスからFWがヘッドで合わせて先制に成功。多数を占めるウォルブスサポーターの歓声がスタンドを包みました。 しかし、その10分後くらいだったでしょうか、攻撃の形が作れていなかったトッテナムですが、デフォーが立て続けに少し遠目からのスーパーゴール2発を炸裂させてあっさりと逆転。自分がスパーズの試合を観に行くと決定力の無さを露呈することが多いのですが、この日は違いました。 いとも簡単に逆転を許してしまったウォルブスでしたが、決して試合を諦めることなく、愚直に攻撃を仕掛ける姿勢に好感が持てました。前半終了間際には波状攻撃からペナルティエリア内で相手の反則を誘ってPKをゲット。これを確実に決めて2−2と試合を振り出しに戻して前半を終了しました。 後半に入るとトッテナムの攻撃が少し改善され、立ち上がりから攻め込むシーンが多くなりました。そして後半3分に相手ゴール前で拾ったパヴリュチェンコが豪快にゴールを決めて再逆転に成功。 シーソーゲームとなった試合もその後は落ち着きを取り戻し、一進一退の膠着した状況になりましたが、後半25分前後に負傷明けのベイルとレノンを投入したスパーズがさらなる追加点を奪いそうな雰囲気が漂いだしました。 しかし、ここまで少ない決定機を確実にものにして3点を奪ったスパーズでしたが、自分たちのペースになった途端に決定力の無さを露呈するような感じになってしまい、相手の守備のミスから得た絶好の追加点のチャンスもシュートミスやゴールポスト直撃などでものにできませんでした。 スタンドの大多数のサポーターの後押しを受けたホームのウォルブスも試合をまだ諦めておらず、後半40分頃にはFKから相手GKと競り勝ちゴールネットを揺らすシーンがありましたが、惜しくもキーパーチャージの判定でノーゴール。 しかし、残り時間僅かといったところで、ウォルブスは途中出場のフレッチャー(背番号10)が左サイドからのクロスをヘッドで合わせ、このシュートがゴールに吸い込まれて土壇場で3−3の同点に追いつきました。スタンドはこの日一番の大声援に包まれたのは言うまでもありません。 試合は結局3−3のドローで終了となりました。ウォルブスは強豪相手に貴重な勝ち点1を積み上げ、トッテナムは非常に痛いドローで勝ち点2を失った感じでしょうか。ただ、トッテナムの試合内容はそんなに良い出来ではなかったと感じましたので、ドローという結果は第三者的に見たら妥当な結果ではないかと思います。 この日の座席はホームのウォルブスサポーター席でしたので、トッテナムにシンパシーを感じながらもウォルブス目線で試合観戦しましたが、このウォルブスというチーム、言葉では言い表すのが難しいですが、非常に魅力的なチームだと思いました。つまらないミスが多いのですが、プレーの愚直さが心に響く感じです。俺の周りはメインスタンドの一角で周囲は既にリタイアしたであろうお年寄りばかりが目立つ年間シートホルダーが固まるエリアでしたが、彼らのウォルブス愛をひしひしと感じながら過ごした90分間でした。 【今回の行程】 <往路> High Wycombe(10:55) 〜 Princes Risborough(11:15) ※代替バス(replacement Bus link) Princes Risborough(11:25) 〜 Banbury(12:01) Banbury(12:25) 〜 Birmingham New Street(13:15) Birmingham New Street(13:48) 〜 Wolverhampton(14:06) <復路> Wolverhampton(18:33) 〜 Birmingham New Street(18:49) Birmingham Moor Street(19:18) 〜 Princes Risborough(20:52) Princes Risborough(21:00) 〜 High Wycombe(21:20) ※代替バス(replacement Bus link) ■交通費 High Wycombe 〜 Birmingham £19.50 → £12.85(=約1799円) ※スーパーオフピークリターン、rail card 割引適用 Birmingham 〜 Wolverhampton £4.40 → £2.90(=約406円) ※オフピークディリターン、rail card割引適用 ※上記のように今回も切符を通しで購入せず、バーミンガムで分割する戦法を採用しました。分割すると値段は合計で£15.75(=約2205円)ですが、通しで購入すると割高になってしまい£27.35(=約3829円)となってしまいます。この分割戦法、早く気が付いていればよかったです。12月まで気が付かなかったので毎回通しで購入していました…。
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Premier League
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3月6日(日) 既に試合結果をアップしたとおり、今日はレッズの開幕戦だったため、試合経過をチェックするため日本のキックオフ時間に合わせ、早朝4時に起床したものの、試合は非常に残念な結果に終わってしまい意気消沈といった感じでしたが、こちらの夕方16時キックオフのウォルブスとトッテナムの試合のチケットを取っていたので昼前に元気を振り絞って自宅を出発しました。 例のごとく電車は週末恒例のエンジニアリングワークのバス代替運転でしたが、ウォルブスのホームであるウォルバーハンプトンはバーミンガムの少し先で割と近いため、最寄駅には14時過ぎには到着しました。 ウォルブスのスタジアムに行くのは初めてで、しかもウォルブスの試合を生で観るのも今回が初めてになります。なお、今期のプレミアチームのスタジアム訪問13か所目です。できれば渡英中に全部のスタジアムを訪問したかったですが、なかなか難しく、時間切れのためこれで打ち止めとなります。 ちなみに未訪問なのは、ボルトン、ストークシティ、アストンビラ、ブラックバーン、ブラックプール、バーミンガムシティ、ウエストブロムウィッチの各ホームスタジアムになります。また、生で観ていないのは、ボルトン、アストンビラ、ブラックバーンの3チームです。 最寄駅からスタジアムまでの道は事前に詳しく調べてこなかったのですが、ユニ姿のサポーターが多数同じ電車で下車しましたので、特に迷うことなく14:25頃にスタジアムに到着しました。4部の試合ではサポーターが少ないため、この小判鮫戦法が全く通じないのですが、プレミアの試合はスタジアムに向かうサポーターが多いため大抵大丈夫です。 スタジアムに到着した段階でキックオフ2時間前を切っていたので、既に開門となっていると思いましたが、予想外にもまだ開門になっていなかったため、スタジアムの場外を一周して開門を待ちました。そして一周した頃には開門となっていたため、指定された入場ゲートからスタジアムの中に入りました。 (続きます。)
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続きです。 試合はマンチェスターユナイテッドのキックオフで開始されましたが、立ち上がりからホームのチェルシーがどちらかと言うと押し気味に試合を進める展開が続きました。 対するマンチェスターユナイテッドは、全体的に最終ラインを崩さずに長いボールを放り込む展開が多く、決定的なチャンスはなかなか掴めませんでした。 膠着した中、チェルシーの方が先手を取りそうな雰囲気を感じていましたが、先制点を奪ったのはアウェイのマンUでした。前半30分頃、ペナルティエリアに入るか入らないかといった位置でボールを受けたルーニーが見事なゴールを決めて先制に成功しました。 先制されたチェルシーは前半終了間際にビッグチャンスがありましたが惜しくもゴールならず、前半は0−1のまま終了しました。 後半に入ると先制したマンUは、前半同様に無理をせずに試合を進めようといった余裕を持った感じでしたが、まずは同点に追い付かなくてはいけないチェルシーが積極的に攻め込むシーンが増え、スタンドは徐々に盛り上がっていきました。 そして後半10分頃、セットプレーを契機に最後は新加入のCBルイスが豪快にボレーを蹴り込んでチェルシーが同点に追い付きました。 追い付いたチェルシーは、後半15分頃にベンチスタートだったドログバがアネルカと交代で登場。ますます試合はチェルシーのベースになっていきました。 対するマンUは後半25分頃にベンチスタートだった現在得点王のベルバトフとギグスを投入し巻き返しを図りましたが、結果的にこの交代は全く機能せず、流れを引き戻すに至りませんでした。 そして後半35分頃、攻勢だったチェルシーはPKを獲得し、これをランパードが中央上部に豪快に決めて逆転に成功。その後はチェルシーがうまく時間を浪費し、2−1で逃げ切りに成功しました。 首位のマンUと5位のチェルシーの対戦でしたが、結果はチェルシーの勝利に終わりました。スタンフォードブリッジで勝てないというマンUのジンクスは生きていたようですね。 ジンクスを抜きにしても、ホームのチェルシーの方が選手交代も機能した上、全体的な内容も上回っていたと思いますので妥当な結果になったと思います。 審判の判定がホームのチェルシー寄りだったという気もしますが、スタジアムで観た限り、マンUが勝つという感じはあまりしませんでした。ただ、ルーニーは非常にいい出来だったと思います。ゴールを決めたのはもちろんですが、それ以外でも少し下がり目の位置でのボールさばきも上手かったですし、キレも戻ってきた印象です。 過去最高金額でリバプールからチェルシーに移籍してきたフェルナンドトーレスはなかなかゴールを奪えずにいますが、動き自体は悪い感じはしなかったです。しかし、周囲と噛み合っていたかと言えば、そうでもなく、もう少し時間がかかるといったところでしょうか。 試合後は平日ナイターということもあり、特段試合の余韻に浸ることもなく速攻で帰途に就きました。行きと同様、帰りも地下鉄、鉄道が珍しく何のトラブルも無く運行され、自宅最寄駅に23:10頃に到着しました。 【今回の行程】 ■往路: High Wycombe(17:17) 〜 London Marylebone(17:54) London Marylebone 〜 Paddington Paddington 〜 Fulham Broadway(18:35頃) ■復路: Fulham Broadway(21:40頃) 〜 Paddington Paddington 〜 London Marylebone(22:10頃) London Marylebone(22:23) 〜 High Wycombe(23:10) ■交通費
High Wycombe 〜 London Zone1-6 (Day Travelcard) £18.70 → £12.35(=約1729円) ※rail card 割引適用 |
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3月1日(火) この日は本来12月19日に開催される予定だったチェルシーとマンチェスターユナイテッドの試合の代替開催日でした。12月に行く予定でチケットを確保していたので観戦してきました。場所はチェルシーのホームスタジアム、スタンフォードブリッジです。 一時期、このスタジアムには足繁く通っていた時期がありましたが、最近はご無沙汰だったため、11月以来、約3か月半ぶりのチェルシーのホームゲーム観戦です。 運よく電車や地下鉄が途中でストップすることなく順調で、スタジアムにはキックオフ約1時間前の18:45頃に到着しました。 地下鉄の駅を出てすぐのところにあった屋台のグッズ売場でこの試合のマッチディマフラーを売っていたので1本購入してからスタジアムに入りました。ちなみに、このマッチディマフラーは日付が延期となった12月19日となっていましたが、マッチディプログラムはきちんと当日の日付のものが販売されていました。(当たり前ですね…。) この日の座席はバックスタンド下段のアウェイ寄り、前から6列目の席でした。傾斜が緩いため、本当ならもう少し上の方が試合全体を見るには適しているのですが仕方ありません。アウェイ寄りの席なので、目の前でマンチェスターユナイテッドの選手たちがアップをする様子がよく見えました。 試合前の両チームの順位は、マンUはリーグ首位を走っており、迎え撃つチェルシーは勝ち点差15も離れた第5位となっています。開幕当初はチェルシーが独走していたのですが、秋口から調子を落とし、こんなに差が開いてしまいました。 しかし、マンUはここ数年、チェルシーのホームゲームでは全く勝てていないというジンクスがあるらしく、こういうジンクスは大抵大きな力を発揮して継続されるものですから、チェルシーが勝つと自分は予想していました。ここで負けると勝ち点差18となってしまいますし。 試合は予定通り19:45にアウェイのマンチェスターユナイテッドのキックオフで試合が開始されました。 (続きます。)
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2月6日(日) この日はプレミアリーグのウエストハムとバーミンガムシティの試合を観戦してきました。ロンドンではチェルシーとリバプールの試合も行われたのですが、最近低調が続くチェルシーの試合は選択せず、降格圏内を争う両チームの戦いとなるこちらの渋いカードを選びました。 ウエストハムの本拠地であるブーリングラウンドには何度か来ているのですが、いつもナイターの試合ばかりでしたので、週末のデーゲームの試合は今回が初めてです。ですので、スタジアムや周囲の景色もいつもとはまた違った感じでした。 この日の座席はホーム側ゴール裏の真裏で中段あたりでした。相手がバーミンガムシティということで、ビッグチーム相手の時よりもチケットの値段は少し安いものの、メインスタンドやバックスタンドですと値段が£50弱もして高いので、一番安いゴール裏の席を選択しました。それでも値段は£36(=約5040円)と高価なのですが…。 試合は予定通り13:30にキックオフ。立ち上がりからホームのウエストハムが優勢に試合を進めましたが、両チームとも決定的なチャンスを掴めず前半は0−0で終了しました。 後半も序盤はどちらかというとホームのウエストハムが優勢だったと思うのですが、一瞬の隙を突いてバーミンガムシティが確かセットプレーの流れから先制ゴールを決めました。 先制されたウエストハムはがむしゃらに同点ゴールを狙いにいってほしかったのですが、先制されたことによって焦りが生じたのか、攻守にチグハグな感じを抱かせるような感じのプレーが続き、終盤になってやっと効果的な攻撃を繰り広げたものの、時すでに遅し。結果的に試合はバーミンガムが虎の子の1点を守り抜く形で0−1の勝利となりました。 この日の敗戦でウエストハムは再び降格圏内に逆戻り…。ロンドンのチームは最終的には降格しないと思っているのですが、こういう試合を簡単に落としてしまうと先行きが非常に不安になります。大丈夫でしょうか?? 【今回の行程】 ■往路: High Wycombe(9:00頃) 〜 Amersham(9:15頃) ※代替バス(replacement Bus link) Amersham(9:25頃) 〜 Baker St.(10:00頃) BaKer St.(10:00頃) 〜 Upton Park(12:30頃) ※途中で寄り道 ■復路: Upton Park(16:30頃) 〜 Baker St.(17:00頃) ※途中で乗り換え1回あり Baker St.(17:10頃) 〜 Amersham (17:50頃) Amersham(18:00頃) 〜 High Wycombe(18:15頃) ※代替バス(replacement Bus link) ■交通費
High Wycombe 〜 London Zone1-6 (Day Travelcard) £18.70 → £12.85(=約1977円) ※レールカード割引適用 |





