都会のしがない勤務医の独り言

一般勤務医の現状・実情の感想と趣味・日々の出来事のにっきです

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おつかれぎみで幻想

なんかまた、いつの間にか時間が経ってしまった。

別に寝ていたわけでもなく、やること無いわけではないのだけれど、メールもろくに見ずパソコンも開かない日々が続いていた・・・

なんか最近疲れが抜けない・・久々の東京の夏にやられている感じ。朝7時から30度はやめて欲しい。

職場までは徒歩通勤なので、眠くて暑い中15分歩いただけでかなり汗が流れる。

いやーさわやかな汗!・・なわけない。テニスの後じゃないんだから。なんで運動した後のサワヤカ汗と、通勤後の汗の不快感の違いはどこにあるのか?

そして、クールビスだとかで院内は中途半端な冷房で、結構暑いし湿度も高め。細菌培養やってんじゃないんだから。MRSAも繁殖するんじゃないかなんて愚痴を言いたい。

個室の患者さんの部屋がやたら涼しかったりして、ちょっと気持ちよい時も。逆に病院で風邪をひいてしまうんじゃないかな?


さっきクルマでFM聞いてたら、ベルリオーズがどうのとやっていた。

そういえばこの前ベルリオーズ「幻想交響曲」を聞いてきたのを思い出して、ちょっと日記に書いておこうと思った次第。。

 ベルリオーズ「幻想」は僕には思い出深い曲で、「北オケ」で一週間缶詰になって練習した、辛く楽しい記憶を呼び起こす曲でもある。

この前都響の演奏会で・作曲家の肖像・というプログラムの一つにベルリオーズ特集があったので聞きに行ってきた。

オペラ ベンヴェヌート・チェッリーニ序曲 ぜんぜん知らなかったけど、きいているとベルリオーズっぽい、というか幻想の雰囲気をかいま見る、かなり熱い曲。。

歌曲集 夏の夜  これも初めて聞いたけど、きれいな曲だな〜くらい。いいかんじの睡魔におそわれました。

まあ、ベルリオーズは幻想以外知らないので、前半はなんとなく聞き流して、後半へ。


 指揮者はジョアン・ファレッタという女性指揮者の中ではもっとも優れた指揮者の1人と言われ今回の演奏会が日本デビューとのこと。

あんまり指揮者には詳しくないのだけれど、今回の演奏に関してはすんごく良かったと思います。

幻想交響曲はベルリオーズ自身の失恋体験を交響曲に転化したもので、革新的なロマン主義精神を端的に示した作品、、ということです。

標題内容は「病的な感情と激しい想像力を持つ若い芸術家が、恋に絶望し阿片自殺を図るが、致死量にいたらず、機会で幻想的な夢を見る。その中で恋人は一つの旋律として現れる」というもので、全体にわたってロマンティックな部分と奇怪的な部分が入り交じりめまぐるしく展開していく。

1楽章:「夢・情熱」 きれいな悲壮感漂うラルゴの序奏からはじまり、やや不規則な感じの不安定な感情から、華やかな景色をかいま見るような劇的な展開のうちに恋の情熱が表現されていく。主題は悲しい現実を感じながら、ねじれた幻想への橋渡しをしているようなメロディ。
2楽章:「舞踏会」  まさに華やかな舞踏会のワルツ。出だしは感情の闇を暗示するような印象でハープの響きが印象的。とてもきれいな流れのある2楽章。
3楽章:「野の風景」 夏の夕暮れののどかな景色を彷彿させるオーボエとイングリッシュホルンの対話で始まる。非常に安らかなメロディの中で醸し出す悲壮感とメランコリックな音程が後半への展開を暗示する感じ。ティンパニの雷鳴が不安をかき立てる。
4楽章:「断頭台への行進」夢の中で恋人を殺してしまった主人公が死刑を宣告され、断頭台へと引かれていく夢を見る。恐怖感をあおる冒頭から、派手な行進、騒乱のうちにギロチンの刃が落とされる。
5楽章:「ワルプルギスの夜の夢」 魔女の夜会の夢。死刑にあった自分の葬式に魔女が集まる夢を見る。妖怪達が叫び、恋人も醜く変身して現れ、グロテスクな狂瀾、狂暴なアレグロへと進み盛り上がっていく。バイオリンがコルレーニョで骸骨の踊りを表現。鐘の音とともにグレゴリオ聖歌の怒りの日の旋律が不気味に響き、狂乱の盛り上がりをみせる。

個人的には5楽章がとにかく弾いてて楽しい!しかし激ムズカシイ。しかし、パート間でも合ってくると、結構快感になってくる。
コルレーニョのやりすぎでちょっと弓が削れてしまったけど・・・

今回改めて、曲の背景を読んでから聞いてみたら、かなり楽しめました。自分で弾くのも良いけど、聞くだけで十分かなぁ。
今回のジョアン・ファレッタの指揮は、凄く熱くてテンポも良く、最高の演奏でした。

ちなみに、東京芸術劇場の3階席の右端で聞きましたが、とっても響きが良くて、オススメの席です。

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