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815年(弘仁6年)に最澄(伝教大師)が今の本尊の薬師如来(秘仏)を刻み、安置したのが始まりとされる。
996年(長徳2年)一条天皇の妹である行智尼が、数多の蟹の背に乗って出現した金色の薬師如来像を、本尊の胎内に納められたという。
大寺ごじょ
http://www.town.mitake.gifu.jp/hanasi/story03/story03_1.html
また、当時始まった千年の歴史を有する御嵩薬師祭礼(県指定無形民俗文化財)が今に伝わる。
なお「可児」の地名は、この蟹かと想像してみたが、私がネットで調べた限り、そんな説はないようだ。
本堂は1581年(天正9年)建立の重文だが、歴史的に貴重な仏像は、西隣の霊宝殿におさめられている。
とある情報では、拝観は団体予約のみとのことで、今回は諦めていたのですが、本堂に拝観の案内が貼ってあったので、鐘楼門をくぐり自坊へ申し出てみた。すると尼さんの案内で霊宝殿へ通され、私一人のために般若心経を唱えてくださった。ありがたい体験をさせていただいた。
薬師三尊を中心に、四天王、十二神将が取り囲み、左右に阿弥三尊(脇侍像は焼失)と釈迦三尊を配する壮麗なもので、いずれも平安〜鎌倉期の重文である。なお、釈迦如来は転法輪印(説法印)という珍しい印を結んでいる。
(2007.8.26)
天台宗 大寺山 願興寺(がんこうじ・蟹薬師、可児薬師)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%98%E8%88%88%E5%AF%BA_(%E5%BE%A1%E5%B5%A9%E7%94%BA)
岐阜県可児郡御嵩町御嵩1377-1
名鉄 広見線 御嵩駅下車徒歩すぐ(交差点の反対側)
なお。御嵩駅は終着駅であり、御岳宿(当時はこの漢字であっt)は中仙道の宿場町で、本陣跡は願興寺のすぐ東にある。
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