在日本 自由北朝鮮政府布告

金正恩独裁政権下にある北朝鮮国民を解放する。

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北朝鮮の最近の事情
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 北朝鮮のエリート幹部たちの間では、新たな認識が形成されつつある。それは「今、(北)朝鮮は歴史的な転換期に置かれている」というものだ。これはすなわち、体制の変化が目前に迫っているという危機を誰もが肌で感じているということだ。このような変化を前にしても、金正日(キム・ジョンイル)総書記は、「自らの権力を維持する道は、血統主義に基づいた世襲にしかない」と信じている。しかし、党幹部の誰もが同じような考えを持っているかどうかは疑わしい。

 これまで後継体制を支えてきた李済剛(イ・ジェガン)党組織指導部第1副部長が交通事故で謎の死を遂げ、パク・ジェギョン人民軍総政治局宣伝担当副局長も人民武力部対外担当部署へと人事異動させられるなど、注目すべき出来事が、最近相次いで起こった。その内幕は分からないが、何かが動き出しているのは間違いない。これらは3代世襲を取り巻く体制と政権の危機を肌で感じる幹部集団と、金総書記の側近との間で溝が生じていることを示す兆候の可能性もある。

 現在、北朝鮮の権力は呉克烈(オ・グクリョル)氏と張成沢(チャン・ソンテク)氏の二人に集中している。二人とも、金総書記にとって側近中の側近だが、力関係は呉氏の方に傾きつつある。呉氏はこれまで長い間、金総書記の絶対的な信任を受け、党の作戦部を指揮し、軍内部にも確固たる人脈と権力を築き上げ、今や金総書記さえ勝手に排除できないほどの存在ともいわれている。一方の張氏は、軍部にいた二人の兄が心臓まひで死亡し、周囲からの相次ぐけん制もあって、側近はほとんど残っていない。権力のバランスが崩壊しつつあるのだ。

 これまで北朝鮮では、政治面での混乱はほとんど存在しなかった。たとえ困難な状況にあっても、金総書記の側近たちが団結し、一つの船に乗らざるを得ない運命にあったからだ。ただし今後は、側近たちの間でも「このままではルーマニアの二の舞になる」「中国方式を採用すべきではないか」といった考えが広まりつつある。金総書記の生物学的な寿命がそれほど長くないと推定される中、側近たちは文字通り、「選択の岐路」に立たされているというわけだ。
 現在、北朝鮮の食糧問題は、1990年代後半の大規模な餓死事態とは異なった状況にある。貨幣改革の影響で数カ月にわたり崩壊していた市場が活気を取り戻し、住民たちは必死に市場に集まっている。当局による統制も、これ以上は不可能だ。海外からの支援が途絶えているため、軍部や権力層も徐々に追い詰められている。

 現在、朝鮮労働党幹部の間でも、「後継者とされる金総書記の三男)ジョンウン氏とはいったいどのような人物なのか」「かつて何をしていたのか」などについて、知る人はほとんどいない。党の宣伝扇動部は、金総書記に権力が移ったときのように、ジョンウン氏を迎えるに当たって何かを作り上げなければならないが、そのような作業もほとんど行われていない。以前、金総書記は労働党内に「10号」と呼ばれる秘密組織を立ち上げ、自らの家系についてあれこれ口出しする人物を粛正する権限を与えていた。そのため、ジョンウン氏への世襲が行われる際も、この家系が聖域となるのは間違いない。ただしそうなると、ジョンウン氏の母親である故・高英姫(コ・ヨンヒ)氏についても宣伝しなければならず、最終的に、金総書記の私生活や家系の問題へと飛び火するのは避けられない。そのため、自らの私生活と家系が明らかになることを極度に恐れる金総書記が、どのような選択をするのか、注目に値する。

 世襲における矛盾はまだある。世襲が行われるに当たって最も大きな障害は、皮肉にも金総書記自身だ。金総書記は金日成(キム・イルソン)主席をあやつり人形とした経験があるため、権力を息子に譲った場合、自らが悲惨な立場になるのではないかと恐れている。権力は継承すべきだが、一方ではそうしたくないという矛盾が、後継者構図を不透明なものにする要因となっているのだ。
                                                                                                            以上

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