世の中の出来事について その2

10G超えたので、その2に移行しました。なんか言いたい、ワン!

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マティス氏が首になって、その下の軍経験のないビジネスマンが事実上のトップになって、
逆に中国に圧倒されてしまったという。
最後が魏氏の公演で締めになっていたのもあるけれど、、、
 アジア安全保障会議が終わってだいぶ立ってから、記事が出たけどね。
トランプがシャナハンに国防長官就任を依頼したが、断ったという記事が出たからな。

 もともとは航空宇宙大手ボーイング出身のビジネスマンで、2017年7月に米国防副長官に就任するまで軍歴や外交・安全保障政策関連の職務経験のなかったシャナハン氏の「経験不足」を指摘する。
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【国際情勢分析】“狂犬”マティス氏不在のアジア安保会議 シャナハン氏に不安感

 世界各地から国防相や防衛専門家らが集い、インド太平洋地域のリスクと解決策を議論するアジア安全保障会議(シャングリラ対話)が5月31日から6月2日までシンガポールで開かれた。「米中新冷戦」の最前線ともいえる南シナ海や、台湾海峡の情勢をめぐる討論を専門家はどう見たのか。日本から参加したインド太平洋問題研究所の簑原俊洋理事長と明海大の小谷哲男准教授に聞いた。
 シャングリラ対話は、世界各国・地域の軍事力を分析する「ミリタリー・バランス」報告書で知られる英シンクタンクの国際戦略研究所(IISS)が主催し、2002年から開かれている。今年は、岩屋毅防衛相のほか、米国のシャナハン国防長官代行、中国の魏鳳和(ぎ・ほうわ)国務委員兼国防相、仏のパルリ国防相らが参加した。中国の国防相出席は8年ぶりで、米国との対立が深まる中、発信力を高める狙いがうかがえる。
■「経験不足」のシャナハン氏
 やはり注目を集めたのは、米国のシャナハン氏と中国の魏氏の講演だった。今回が初参加の小谷氏は「この2人が話したときは、立ち見客が出るほど人が集まった」と振り返る。
 シャナハン氏は1日午前に登壇。「どんな国も単独でインド太平洋地域を支配すべきではない」などと訴え、南シナ海で軍事拠点の構築を進める中国を牽制した。ただ、会場での受け止めについて、小谷氏は「昨年、米国を代表して出席したマティス国防長官=当時=の講演内容を上回るものではないという見方が多かった」と指摘する。
 実際に、簑原氏によると、米紙ワシントン・ポストのコラムニスト、ロギン氏から「昨年までの(マティス)演説と何が違うのか」という厳しい質問が飛びだした。シャナハン氏はいらだちを抑えた様子で「自由で開かれたインド太平洋戦略を連邦議会と大統領が支持しており、そのための莫大な予算もついている」と強弁するのが精一杯だったという。
トランプ米大統領就任後、3年連続の参加となった簑原氏は「昨年までの米国は、『マッド・ドッグ』(狂犬)の異名を持つ国防長官のマティス氏が、軍人として国益のためにはトランプ大統領にも意見をはっきり言う人だから大丈夫という安心感があったが、今年は違った」と懸念を示した。
 不安の背景にあるのは、トランプ政権の対外姿勢だ。昨秋以降、中国との対決姿勢を鮮明に打ち出し、軍事面では南シナ海での「航行の自由作戦」や台湾海峡の米艦船の通過を実施してきた。他方、通商面では先の大戦後に歴代政権が積み上げてきた自由貿易の枠組みを軽視し、同盟国に対してまで関税の引き上げをちらつかせて譲歩を迫っている。
 簑原氏は「ともに中国と対峙するパートナーや同盟国を脅してどうしようというのか」と批判。もともとは航空宇宙大手ボーイング出身のビジネスマンで、2017年7月に米国防副長官に就任するまで軍歴や外交・安全保障政策関連の職務経験のなかったシャナハン氏の「経験不足」を指摘する。
 今回のシャングリラ対話では、そのことが、脅威を増す中国軍と日々向き合う「東南アジア諸国の出席者に『マティス氏と違って、イエスマンのシャナハン氏では暴走する大統領の歯止めにならない』という不安を抱かせる講演になってしまった」という。

■強気の中国、台湾総統選を意識
 これに対し、2日に登壇した中国の国防相、魏氏はのパフォーマンスは、小谷氏によると、「シャナハン氏を上回っていた」。
 講演で魏氏は、中国が自国の一部と主張する台湾について「中国から切り離そうとする者があれば、いかなる犠牲もいとわず戦う」と言明し、領有権を主張する南シナ海に関しても「施設を造ることが、なぜいけないのか」と正当化した。
そうした訴え自体は「中国共産党の立場に沿ったものだ」と小谷氏。しかし、「自信に満ちた態度で堂々と自説を披露し、質疑応答にも積極的な魏氏の姿は、質問を受けたがらないようにも見えたシャナハン氏と対照的だった」と指摘する。
 簑原氏は「台湾に関する発言が強い調子だったのは2020年の総統選を意識してのこともあったのだろう」と分析した上で、魏氏の存在感が印象に残ったのは「(講演の)出番が最後だったことも要因だ」と話す。「米国をはじめ、各国の講演を聞いて、内容を調整していったのは明らかで、当初用意していた草稿とはかなり違うものになっていたはずだ」
■融和広がる東南アジア
 会場では、米中以外の国々の代表も講演した。その内容は、全体として、この地域での米国の後退と中国の優位を示すものだった。
 基調講演で、シンガポールのリー・シェンロン首相は「中国を大国だと認めなければいけない。大国が台頭すれば周辺の国はそれなりに調整を求められる。我々は調整しなければならない」という趣旨の演説を行い、融和的な姿勢を打ち出した
 簑原氏は「(シンガポールの姿勢は)典型的な小国外交だが、生存のためには他にやりようがないから仕方がない」と指摘。昨年は中国に強い態度を示したベトナムの国防相をはじめ、マレーシアやフィリピンなど他の東南アジア諸国の代表も「南シナ海問題をめぐり、中国とASEANが行動規範(COC)の策定を進めていることを意識してか、全体的に中国と融和的だった」という。

 インド太平洋で海軍が演習を行う英国も「今年は英仏で連携しているとの演出ができず、欧州連合(EU)のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の演説もインパクトはなかった」と簑原氏。対中国という観点から最も威勢がよかったのは仏のパルリ国防相で「南シナ海において『自由で開かれた海上交通路』を守る毅然とした姿勢をみせた」という。
ただ、簑原氏は「問題はフランスの国防相が中国に対して妥協しない強い姿勢を鮮明に打ち出しても中国は全く意に介さないということだ」と話す。英海軍の演習についても「やっていることは素晴らしいが、乗船させてもらった英紙タイムズの記者が『装備がアンティーク(古物)なのは否めない』と話していた」というエピソードを紹介し、「米国を補完する屈強な存在が見当たらない」と嘆いた。
■日本の出番、戦略は?
 「その役割は、本来なら日本が担わなければならない」と苦言を呈するのは簑原氏だ。
 簑原氏は、岩屋防衛相が講演で言及した「自由で開かれたインド太平洋」について、「最後に『戦略』という言葉が欠落している点が米国と違う。たった2文字だが、戦略という誰かを対象としている言葉をあえて使わなくなったのは中国に対する配慮にほかならない」と指摘。「今の日本に求められているのは、中国のさらなる膨張を食い止める『自由で開かれたインド太平洋戦略』へのより実質的な貢献ではないか」と述べ、明確な戦略意識を持つ重要性を強調した。(外信部 平田雄介)

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