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暖かい京都、天王山の大山崎山荘に出かけました。一昨年の「狩野永徳展」で注目を浴びた画家山口晃の「さて、大山崎〜山口晃展」。二年越しに待っていた個展でした。
永徳の洛中洛外図の現代版そして未来版でもあります。
場所は天下分け目の天王山の中腹にある「大山崎山荘」、現在はアサヒビールの所有です。
今朝インターネットで山口さんのサイン会があるとのことを知って、ちょうどいいやと思っていったのに、100名までで締切、ご本人には会えましたがサインはもらえませんでした。
いつもは静かなこの美術館も人でいっぱい、池の水が抜かれていて、モネの絵に似せた睡蓮もなく、あるのは一枚の簾・・・山口晃によると垂簾=睡蓮だそうです。(しゃれ好き)。
「最後の晩餐」は明智光秀の憂いに満ちた顔がとっても良いです。
「邸内見立 洛中洛外図」もダジャレで満ちています。紹介した絵中ほどの仁和寺を「みんなじ」はちょっと苦しいですね。上の方には高山寺の鳥獣戯画・・中に山口晃風うさぎが描かれています。
「大山崎交通乃図」のようなJR山崎駅でしたが、絵ではせせこましく描かれていますが、JRもこのあたりは4車線で広々していて、ここに来るといつものんびりしてしまいます。特に今日はあったかく、春の微風で気持ちの良い日でした。
ところで本展の「画集」の表紙に載っている武者小路千家の千宗室さんのことば・・・「わが祖利休の唯一の茶室、国宝待庵。この茶室山崎駅の前に唐突に現れる。至高の茶室は駅前茶室。この絶妙なユルさ加減と既視観は山口晃の世界そのもの・・・」とあります。私も何回か待庵を見学しましたが、いつも不思議に思っていました。そーユルいんですよね。
とってもまじめに描いたといわれる「千利休像」この山荘の大正雰囲気ともあっていますよね。でも利休の膝にはワンコが乗っかっています。武者小路若宗匠の飼い犬リキチャンだそうです。
ここのお庭には「うさぎ」がいます。
大山崎山荘は大正時代の実業家加賀正太郎の邸宅でしたが、今はアサヒビールの所有です。広々した芝生の庭に立つウサギは、バリー・フラナガンの「ボールをつかむ鉤爪の上の野兎」で山荘をみています。同じブロンズでも、清朝うさぎより安いでしょうね。
この道はかってよく来ました。当方で出版した「日本建築史の研究」を書かれた故福山敏男京大名誉教授のお宅があったからです。隣の宝積寺には採拓に数回来ています。急坂に駐車するときはいつも小石をかましていました。今日は徒歩での訪問。シンド!
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ここはおちついた素敵なところですね。
2009/3/2(月) 午前 9:06
PARKさん ここは京都大坂一望にできて素敵です。
2009/3/3(火) 午前 8:29