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24日日曜日の朝刊一面「三浦和義逮捕!」・・・驚きましたね。消え去った過去の事件がよみがえったのですからね。
その亡霊を蘇らせたのは「ロス市警」の「未解決殺人事件捜査班」。

さてこのコールドケース班を舞台にした小説があります。
「終決者たち(TheClosers)」(講談社文庫)マイクル・コナリー、去年の秋に発売されたボッシュ・シリーズの最新刊。翻訳ものの文庫本が売れないいま時でも、この作家の作品は100万部売れ、特に本書は本国アメリカではニューヨークタイムスのベストセラー第1位になっています。
私がボッシュに会ったのは2年前の「ナイトホークス」http://blogs.yahoo.co.jp/usaginou69/43914167.html
そのあと「天使と罪の街」http://blogs.yahoo.co.jp/usaginou69/44660754.html
などで、その後の作品も期待していました。

「終決者たち」は、かってロス市警の敏腕刑事が、組織に嫌味を感じて退職し、私立探偵としていくつかの事件を解決しますが、やはり組織の中にいないとより大きな正義を行えないと思い、復帰するところから始まります。
その所属したところが、未解決班。
いくつかのグループに分かれて、担当するわけですが、ボッシュの担当は1988年、この年に起こった黒人少女殺人事件、DNA鑑定がヒットして再捜査されるという話。
推理小説ですから、二転三転します。
これまでのコナリーの小説にはずる賢い殺人鬼が登場する、全体に暗い話が主流でしたが、今回の小説は暗さのなくなった、とってもまっとうな警察小説になっています。
訳者が最高傑作だと言っていますが私もそう思いました。

それにしてもボッシュの担当が1981年・・・だったら「三浦事件」を担当していたのかしら?・・・なんて一瞬想像してしまいました。
そして今回のロス市警が「三浦事件」の終結者になれるのでしょうか。

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今年の芥川賞受賞作の川上未映子「乳と卵」、読みました。
まったくの女性の話なので、どうコメントしたらわからんし、そうなんだと相槌打つのもはばかれるし、同情しても軽蔑されるかなとおもいなやみながら、つらつらと読み終えて、やっぱ面白い小説で、今までにない文体、それはワンセンテンスがとてつもなく続く・・たとえば3ページ以上も、段落が来ない文章は、難しく疲れるはずが、ところどころにぽっと入る大阪弁が、効果的に生きて、最近にない文学やないかと、以前わが後輩(といっても高校の、かってに決めつけてはいるが・・・)の綿谷理沙の「蹴りたい背中」は若い子の考えの一端がうかがえた感じだったが、川上未映子の小説は、ストーリーの面白さと文章の成熟度でしのいでいると思えました。

ちょっと文体を真似してみました。

さて選考委員の書評は大体において好評でしたが、ひとり石原慎太郎は辛辣な評で、「薄くて軽い・・この作品を評価しなかったことが、私が将来慙愧することはない」と言い切っています。
慎太郎の小説は「太陽の季節」しか読んではいませんが、それこそ薄くて軽くはなかったのかと言いたい。
村上春樹や五木寛之はいっぱい読んだのに、慎太郎は読まなかったのは、政治家が書いた小説に何かのメーセージを植え付けられないかという危惧を持っていたからです。
石原慎太郎を好きな方、ごめんなさいね。

蛇足:主人公の名は一度しか出てきませんが 「夏ちゃん」
川上未映子は弟に好きなラグビー続けさせるために、北の新地でホステスをしていたそうです。
ライブをするときはぜひ行ってみたい!

「ホルモー六景」

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「ホルモーーーーー」と都大路を駆け巡る奇想天外小説「鴨川ほるもー」の続編読みました。万城目学の第3作。
これは「鴨川ホルモー」を読まないとわからない、ほんと続編です。

前の初々しさは無くなりましたが、ちょっと大人になった彼ら彼女らの話。

いつも利用している烏丸今出川のツタヤや同志社大学が出てきて嬉しくなりました。

そして六景目の「長持ちの恋」、本能寺の変と現代を結びつけた話にはほろっとさせられました。そういえば洋服ダンスから信長が出てくるコマーシャルとダブっていますね。
どちらのアイデアが先か?

さて今日は「終い弘法」、朝から奈良行きで、帰りは夜、残念ながら寄れません。

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少し前にマガジンハウス社から電話がありました。

「あなたのところで出された本「古建築細部語彙」を紹介したいのですがよろしいでしょうか」

「どうぞ、ところでどこで紹介されるのですか」

「カンサイ ブルータス」

「はあ わかりました。関西ブルータスですね」

けさポストに進呈本が来てました。

「コーサ ブルータス」!!!

建築家やデザイナーに人気のあるカッコいい雑誌だったのですね。知りませんでした。
「和楽」や「家庭画報」や「室内」や「CONFORT」くらいしか見てなかったのですね。

ということで今月号のコーサブルータスは特別号で「日本建築、デザインの基礎知識」が特集で、お寺、神社、茶室を紹介、その中で私のところの本も紹介されています(興味のある方はアマゾンでご覧ください)。

付録は「京都で「茶味」満喫」
表紙は近くの俵屋さんの大文字デザインのお菓子・・16日の大文字送り火の日に食べたい!

夜は短し歩けよ乙女

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6月8日に紹介した「鴨川ホリモー」(http://blogs.yahoo.co.jp/usaginou69/49390110.html)に次いで京都本第二弾、「鴨川・・・」の万城目学と同じ京大出身の作家、森見登美彦の作品。京大はいまや作家の宝庫?
この本は先日のクドカンの映画「舞妓Haaaaan!」にも劣らぬ、抱腹絶倒、奇想天外小説と言えば褒めすぎかな。でも山本周五郎賞もとっているし、本屋大賞2位だからいいんじゃないでしょうか。

「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店)は、全くさえない京大の先輩と、清楚で奇麗で純真無垢な新入生の約1年の物語であります。

第1章は木屋町、先斗町を舞台に、清楚ではあるが底抜けの酒のみであった少女の活躍。
第2章は古本市での騒動。知り合いの古本屋の名前が出てきて嬉しくなりました。
第3章は京大学園祭の上を下への大騒ぎ、(学園祭行きたい!)
第4章は京都じゅう風邪ひいて・・・読んでいる方も風邪ひきそうになるはなし。

デートもましてや恋愛もしたことない、骨董的若者二人の恋はいかがならんと、手に汗して読みました。

特にヒロインの少女・・・いいですね。
本上まなみさんは「何とチャーミングな女の子なんだと、同性なのに恋しちゃいそう」と帯に書いています。
それにくらべヒーロー?
進々堂のデート4時待ち合わせなのに、7時起床、服洗濯し、シャワー浴び、歯を磨き、髪を整えるのに数時間、会話の予行演習にも数時間・・・こういう時ってあったんだ。

(蛇足)先日市川の弘法寺に参った折、参加者の一人がいなくなりました。その方から今日ハガキが来ました。
「先日は途中かってながら失礼しました。実は弘法寺にて、不思議な少年に出会い、これが郷土史に滅法詳しく、案内されるままにあの界隈引きずりまわされて、気がつけば終了間際という体たらく、ご無礼の段、平に。」
これって「夜は短し歩けよ乙女」の第2弾古本市の少年そっくりではありませんか・・・。
あいたかったなーその少年に!

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