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かわいい(Kawaii)

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日本文化のキーワードに「わび」と「さび」がありますが、それは一面に過ぎないことが最近の若冲や永徳、暁斎で分かってきたことと思います。
鳥獣戯画から始まったもう一面は今日ではManga文化として世界に発信されています。
現代への流れの過程で近世に生まれたものが俳画・・・与謝蕪村の世界です。
ここでは「かわいい」がキーワード、それはキティーやひこにゃんとして今も熱烈な支持を受けています。
ということで、昨日はMIHO美術館で今開催されている「与謝蕪村 駆けめぐる創意」を観ました。多くの素晴らしい作品が展示されていましたが、特に蕪村の字はとってもアートフルだとの印象を受けました。またこのころの俳画の表具は、御殿にかかる物々しいものでもなく、茶室のかかるわびさびでもない遊び心のある表具で、古更紗などを使ったものが多く、画面との息がぴったりでうれしくなりました。
美術館から外を見ると全山新緑、吊り橋トンネルの向こうにはエントランスホールと駐車場、自動車の排気ガスが流れてこないように工夫されています。
昨日はゴールデンウィーク、国道は交通渋滞、でも琵琶湖の瀬田の唐橋を超えると緑のトンネルのドライブですから渋滞もなく行けました。

そして今日はちょっと散歩で「冷泉家」に。端午の節句飾りを鑑賞しました。
実は1994年に冷泉家の調査が始まったとき、その責任者の先生を存じ上げていたのですが、縁がなく行き損なっていました。
そしてもっと前安保闘争の時、同志社大学の中から、機動隊に石のつぶてが飛んでくるとき、冷泉家に損害がでないか気をもんだものです。
いま立派に再興され、多くの国宝、重文が保管され、調査されていることは喜ばしい限りです。

車争い=源氏千年紀

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今年は源氏物語が生まれて1000年だそうです。世界に冠たる日本文学の金字塔「源氏物語」は今でも日本人の心に多大な影響を与えています。
さてその千年紀展が今日から六月八日まで、京都文化博物館で行われています。

源氏物語は文学ですから、ビジュアルとしては源氏物語絵巻が中心ではありますが、今回は源氏物語を題材にした多くの屏風が展示されました。なかでも狩野永徳の弟子、狩野山楽が描いた「車争い図屏風」が最高!
それはこの争いがあった場所が、なんと一条戻り橋だったからです。とっても身近に感じます。
ご存じのようにこの場面は、「葵」の巻、賀茂の祭=葵祭を見るために六条御息所が場所取りをしていたところに、葵上御一行が、横入りしてしまう。その場面を上空から整然とした葵上様御一行に対して、逃げ惑う御息所とおつきたちの慌てふためいた様で描いています。
年下の源氏に恋した御息所、かって皇太子の妃であった彼女は気位も矜持もあったわけで、年端もない葵上に負けてしまった悔しさはいかほどか・・・彼女を応援したくなりました。
源氏にとっては葵上も六条御息所も年上の人なんだよなー。
能「葵上」では、般若となった御息所(みやすんどころ)が出てきますが、葵上は衣だけで表す表現をとっている心憎い演出です。私はそのモチーフを作品にして去年発表しています。

暁斎Kyosai展

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今日は9時過ぎに京都国立博物館に行きました。この前の狩野永徳展や若冲展の混雑を思って、早めに行ったのですが、あまり混んではいませんでした。
でも内容は、永徳・若冲にも勝るとも劣らない素晴らしい展覧会でした。

数年前東京駅のステーションギャラリーの国芳・暁斎展を見ていたので、期待半分だったのですが、さすが京博!そのボリユームの凄さに驚かされました。
初めて世に出たものもあって、暁斎の作品の多さにもびっくり、これからも発見されるかもわからない、世界に誇れる画家の一人といっていいのではないでしょうか。
いずれNHKの日曜美術館で紹介されますが、そうなるとドッと増えるでしょうね。

さて暁斎の作品ですが、多義多様に渡っていて、まともなものから、ひねったもの、酔って描いたものまでありますが、最大の特徴は、人真似はしない、今までにまったくない絵を描いたことではないでしょうか。
すごいクリエーティブなのに、テクニックがおろそかになっていない、それが暁斎です。
ここに紹介した、「鷹に追われる風神」、こんなのだれが考えます。
「風神雷神」は俵屋宗達のイメージが定着している中、慌てふためいて逃げる風神の面白さに思わず手を叩いてしまいました。
また幽霊や妖怪も描いていますが、あまりにも恐ろしいので、ここでは述べません。
ここに一つの画帳が展示されていました。
パトロンの一人だあった大商人の娘が若くして亡くなったので描かれた画帳ですが、死出の旅立ちを描いた絵は細密画のようなすばらしい作品です。ここに描かれた地獄の情景は、枝雀の落語「地獄八景」を思い出してしまいました。どちらもこんな地獄極楽なら行ってみたいと思わせるものです。

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「アーティスト症候群(Artist Syndrome)」大野左紀子著(明治書院)を読みました。少し前の日経新聞に紹介された本です。サブタイトルに「アートと職人、クリエーターと芸能人」、帯には「なぜ人はアーティストになりたがるか」そして
Check
□猫も杓子も「アーティスト」と呼ばれる状況にもやもやしたものを感じている。
□アーティスト/クリエーター/職人(志望)である。
□アートぽいものが好きだ。
ひとつでもあてはまったら必読です。

日頃アートと職人のはざまにいて、checkも二つもつけたし・・・ということで一気に読みました。

八代亜紀や工藤静香、片岡鶴太郎そして藤井フミヤといった芸能人がなぜアーティストと呼ばれてるか?もやもやが解けました。

現代のアートについても理解が深まりました。

一般に興味深いところを取り上げながら、アートの本質にも言及。硬い現代美術史の本読むよりためになって面白いです。
著者は東京芸大卒の元アーティスト、私が時々行く芸大の講師もされています。

ところで私は日ごろ、職人であり、その延長でその技術を一般の人に教えています。数年に一回個展をして、作品を発表します。アーティストと呼ばれないし、呼ばれたくはありませんが、どこにもないたった一つの作品を生み出すことが大好きな変人です。
来年秋にはまた展覧会をします。ゆっくりゆっくり心にたまったものを吐き出します。

堀木エリ子の世界展

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日曜日大阪の仕事の後、心斎橋そごうの「堀木エリ子展」見に行きました。
最初は横浜のそごうで催された時行く予定だったのですが、時間が取れなくって昨日になりました。
いずれも招待状いただいたので、ちょっと宣伝、1月20日まで開催中ですよ。

心斎橋の「そごう」にはなんと20数年ぶり、「東大寺展」のお手伝いに行ったとき以来です。
ちょっと暗いイメージだったデパートが、生まれ変わっていたのですね。そしてお客さまもいっぱい、昨日は心斎橋筋も道路が人で埋め尽くされていました。
京都に住んでいると、大阪の人の多さには恐怖を感じます。たぶん繁華街は東京より人口密度高いのではないでしょうか。

さて「堀木エリ子展」はパッと見た目、それほどでもないなーなんて思っていたら、実は会場はギャラリー内だけでなく、吹き抜けのエントランスを地下から屋上まで使った巨大なものだったのです。これはすごいと思いました。エスカレーターで上がればよくわかったのですね。
和紙とは思えない造形には感服です。繭から蝶が生まれるイメージだそうです。
でも私の気に入ったものは、和紙のマスクだったのですが、これって見方がひねくれていますかね。

堀木さんの和紙との出会いは今から20年ほど前、インテリアの面白い和紙を作る人が近くにいるよということで、京都四条烏丸の呉服屋さんの上の階にあるSHIMUSにいったのが最初でした。畳2枚ほどの大きさの紙を見せてもらいましたが、そのころは掛軸用の和紙を探していたので、厚すぎたのと高かったので見るだけでした。
そのあと10年ほどのち目黒でも見たのですが、その時は数人の人が見ているだけの展示で、一段と大きな紙が展示されていたように記憶しています。
それから17年ほどたって、堀木さんはとっても有名になられ、御室にショールームを作られました。フィンランドの女性で、日本の紙漉きの技術を学び、また私のところでも勉強した方が、1年ぶりに京都にきたので、連れて行きました。
堀木さんとは入口でちょっと挨拶するだけでしたが、スタッフから以前よりもっと進化した和紙を見せてもらいました。
光を当てることでどんどん変化する紙は、たんなる和紙の枠を超えた素晴らしいものでした。

そして昨日、また違ったイメージの作品群が並んでいました。一種の建築のような作品はそれなりに面白いんですが、とっても堅いイメージを感じました。
以前御室で見た和紙スクリーンの方が好きですね。

これからも私が会った素晴らしいひとたちを紹介できたらと思います。


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京うさぎ
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