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東京に出張の折、ミッドタウンのサントリー美術館「鳥獣戯画がやってきた」を観に行きました。

以前に甲本は何回か見たのですが、甲本以外のものや、模写本は初めてだったので、一応みておこうと軽い気持ちだったのです。それに京うさぎという名前からしても・・・。

会場でじっくり見るといろんな発見もあり、来てよかったとの思いの展覧会でした。
かなりの人で大変だとは聞いていたのですが、夜6時過ぎに行ったのでそれほど混まないで見られました。夜8時までの開館はいいですね。

でも私の前のグループ、受付で領収書を貰っていたのでわかったのですが、学習院大学の美術史の学生五六人と先生らしいのが、いちいち解説をしながら見ていくので、若干渋滞気味で弱りました。でも彼女たちにとっては生きた勉強ができるのですから良かったのではないでしょうか。

展示の中でのお気に入りは 丁本の木遣りの場面、綱が切れてひっくり返って、笑い転げている男ども、次の場面は法会、なのに列席の貴族の一人が、何を騒いでいるのかと振り向いて、びっくりしている、秀逸です。この振り返りがあるので、巻物に連続性が維持されていきます。

この顔のみ丁寧に描かれているので、巻物の筆者ではないという説もあるようですが、私は同じ筆者の遊び心と構成の素晴らしさを買いたいと思いました。

ところで教科書で鳥獣戯画の筆者は、鳥羽僧正と習いましたが、最近は絵仏師か宮廷絵師の説が有力だそうです。

美術館に一言! ロッカーが少なすぎです。旅行中の私にとって、重い荷物を持っての鑑賞は辛いものがありました。

狩野永徳と信長

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さて、この展覧会に1点、美術ではないものが展示されていました。それは「信長公記」(しんちょうこうき)。太田牛一の書いた信長一代記であります。
びっくりしましたね。一昨年出版され、とっても興味深く読んでブログにまで紹介した「信長の棺」の主人公・太田牛一の自筆の「信長公記」にお目に描かれるなんて思いもよりませんでした。
「信長の棺」は信長の記録係であった太田が、信長の死をミステリアスに解き明かそうとする物語で、半分以上はフィクションで、太田牛一と「信長公記」もあったとしてもぼろぼろでどっかに保管してあるんだろうなどと考えていたのです。
こんな善本で、きちっとした文字で書かれていたのですね。

この展覧会に展示してあるのは、永徳と関係があるからです。公記の安土城の紹介の下りで、城内に飾られた絵の記述があり、永徳一門が、信長のために描いた金碧の壁画の様子がうかがわれます。もしも焼け落ちず残っていたら、日本美術黄金時代の美術品が見られたでしょうね。

多くの障壁画が、時を経づして、屏風に仕立てられ直していかれたのは、戦火や火事によって、建物とともに焼失することを恐れたためでしょうが、おかげで今日、その素晴らしい美術品を見られるわけです。

さて案外早く館を出ましたので、三三間堂の隣の養源院に参りました。ここは父浅井長政の供養のために淀君が建てたお寺です。
ここには俵屋宗達の描いた板戸の象がいます。若冲と双璧をなす奇抜な作品・・・なのに訪れる人とて わずか。穴場中の穴場です。ついでですが家康を守って死んだ兵士の血ぬりの天井もありますよ。

お昼になりました。ということで、秀吉の好んだ「わらじや」でうぞうすい。昼にしてはちょっとヘビーでしたが、狩野永徳を中心に戦国時代体感一日でした。

参考:http://blogs.yahoo.co.jp/usaginou69/25324018.html

狩野永徳展

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昨日は8時半京都国立博物館に行きました。すでに20名ほど並んでいます。駐車場は9時からなので、中にバイクを停めて、入館。

最近は人員整理が上手になった館は、グループごとに入れます。
それでも開館前に数百名がいたわけですから、若冲人気は永徳にも及んでいますね。

以前のように入ってからちびりちびりと進むような館内で無く、比較的すいた中での鑑賞はとっても良かったです。外での四十分くらいの待ち時間は許されるやり方でしたね。

とはいえ「洛中洛外図屏風」のまえはすずなり、これは鳥の目で見る鳥瞰図形式のパノラマ京都観光屏風なので、近づかないと見えないし、じっくり見てはじめてその時代の祇園祭に沸き立つ京の中世にタイムスリップできるわけですから、係員が少しづつすすんでくださいと言っても、皆見いって動きません。

この屏風は六曲一双屏風で、国宝。信長が若き永徳に命じ描かせ、上杉謙信に天正二年(1574)贈られたもの。謙信も新潟の地から、遠い都のにぎわいを見入ったのでしょうね。

六曲一双とは六枚折りの屏風が二つで成り立っているものを指します。

さて詳細に見入ると大発見、帰って図録で確認。
そうです。なんと今私が住んでいる室町通の、曲がった路地で、駕籠が止まっていて、乳母らしき女性がこどもにおしっこをさせているではありませんか!横にはお母さんらしい貴人が心配そうに眺めています。

永徳の遊び心が出ていて楽しくなりました。

うさぎの耳はロバの耳

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先日の東下りの折、千葉のそごうによりました。さとうめぐみさんという知人の日本画家の展示を観るためです。

千葉そごうは食事に数回来ただけですが巨大なデパートです。初めて別の階に行きました。
「こだわり趣味の街」という一角は屋内家屋でできた工芸や和物の横町といった感じです。

そのまた一角にめぐみさんの作品がありました。彼女はもともと、絶滅品種の動物や鳥を描く素敵な絵描きさんです。でも最近は猫を描いた小品も出されています。今回もいろんな猫の日本画と、猫に天使のような羽をつけた立体作品もありました。

驚いたのは絵本も描かれていたのです。ぱらぱらめくると、うさぎ!

ということで「まじょのほうき」を購入しました。内容は言いませんが、変身願望に対するちょっとした皮肉が込められています。

気に入りましたので彼女に追加注文、当然サインもお願いしました。
一冊は京都に遊びに来ている台湾の知り合いの5歳のケビンくんに、
もう一冊は絵本大好きな親類の子に贈ります。

帰り際、路地の端に置かれた大正時代の電話ぼっくっすの前で、写真を撮っているカップル、男性が手をのばしてどうかしてツーショットがとれないかと悩んでいます。

「カシャッ!」
「うまくとれないねー」

そこでわたし・・・
「撮りましょうか」
「うわーうれしー、お願いします」

ということで親切しました。
こういうときって、女性は素直に喜ぶんですが、男性は少しはにかんで無口になりますね。

色々あった八月もお終いです。今日の京都はとっても涼しいです。秋かしら?

若冲展

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今日から始まった相国寺の若冲展見てきました。開門前に行ったのにもう並んでいました。館内もすごい人人人!。以前来たときは誰もいなかったのにねー。若冲は人気者です。
若冲模写の「釈迦三尊像」3幅を中心に皇室所蔵の「動植綵絵」30幅が並んだ館内はやはりすばらしいものでした。これは120年ぶりの再会とか。
今回はあまり紹介されていない、「雪中銀鶏図」のリアリズムとアブストラクトの融合に感じ入りました。
ところであのプライスコレクションのプライスさん、京都の美大の講師で来ておられて、講義もあるとか、行きたいが出張で行けず残念です。


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京うさぎ
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