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映画「日本のいちばん長い日」を見て。。。

今日からお盆休み。
どうしても8/15までにこの映画を見たくて姫路まで行ってきました。
14:40からの上映と調べていったのですが、なんとこの時間はすでに残席なし。
次の17:20まで時間をつぶすはめに。。。
それでも見たかったので姫路の町をぶらぶらと。。。
根性で見てきました。
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以下は私見です。
なんでもそうですが、始めたり拡大することは比較的勢いに乗ればできますが、縮小したり幕引きをするということの難しさをこの映画を見て痛感しました。

この幕引きのできる人こそが、真の実力のある人であると思います。
まさに、太平洋戦争は終わりを想定して始めてない戦争であり、うまくいかなくなると泥沼のように深くはまりこんでいきました。

司馬遼太郎の坂の上の雲に、日露戦争の時の大山巌が旅順攻略の督励に行く児玉源太郎に言った言葉が言いえて妙です。
それは、「戦が始まって勝ち戦になりそうなら帰ってきてもらいましょう。でも負け戦なら私一人で十分です」と。
つまり、勝つためには参謀の力、作戦が必要、不利な時に軍を統率するのが将たるものの仕事というものです。
鈴木貫太郎首相はまさに幕引きの為に昭和天皇の要請で登場したリリーフ投手のようなも。のでした。どんなことがあっても戦争終結は自分の内閣でやると。。。
むろん、他にも戦争終結を画策している人はいましたが、皆が納得する条件でとなると無理でした。
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とくに陸軍を押さえることができる人がいませんでした。
軍には参謀として優秀な人材はいても将たる人材がいませんでした。
すなわち、自分の考えは主張することはできても皆をまとめ、統率することができるひとはいなかった。
そのなかで、阿南陸相は陸軍をまとめ、内閣の一員としても陸軍の代表として主張しつつ、暴発を押さえてきたのですが、ついに天皇のご聖断でポツダム宣言受諾が決まり、玉音放送を阻止すべく、クーデターが起きます。
まだ戦えるといっても主たる武器が竹槍では戦えるとはいいませんね。
この時点で、答案で試験官が好む答案を書く事のみに長けた学校秀才上がりの参謀の能力の限界であり、精神論一辺倒で真の国力向上を怠った国の教育の誤りを垣間見ることができますが、真実を言えば非国民とされ、治安維持法の適用を受けるということになったようです。
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阿南陸相はじめ軍首脳は反乱の意図はなく、それ以上大きくせずに収束するためと、部下が天皇に対して反乱を起こしてしまった事の責任を取って自決したのだということが、今回の映画でよくわかりました。
彼の遺書にある「一死、大罪を謝し奉る」という言葉はそういうことなんだなと。。
畑中少佐はじめ若手将校の行動は決して誉められたものではありませんが、彼らだけが悪いのかと言われると?でしょう。
映画の中で、いくら天皇陛下のご聖断とはいえ、狭義の命令と広義の命令とがあり、自分たちが、それは誤っていると思ったらそれを正すために、命令を無視してよいというくだりがありましたが、この思想こそ、戦争の原因となった考えであると思いました。
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昔の学校秀才は軍人でしたが、今は官僚でしょうか、国益よりも省益を争う醜い姿に戦争への道の危うさを感じてしまいます。

再び映画の話にもどりますが、
彼らを焚きつけつつ、いざとなったらトーンダウンして逃れていった人も少なからずいるのではと思います。
にもかかわらず、その後軍が崩壊したため、責任や処罰さえもうやむやにされてしまったということです。終戦前後には全国の役所で公文書、記録が焼却され、戦争に至った経路の記録が一切灰燼に帰してしまいました。
戦犯の追及を逃れるためだったといわれています。
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そのため、戦犯を裁く裁判では資料に乏しく、戦争回避に尽力した人や無実の人が処刑されるということになったことは否めません。
資料がないから、結局はその地位にあった人の責任とされたり、命令を遂行しただけで上官は逃れ、下のものが罪に問われるということもあったとされています。
戦後70年はそれを取材し、集め再編することに労が注がれました。
前作も見ましたが、やや記録映画っぽかったんですが、今回は時代が今ということもあり、もっと取材もすすんだのか、家族や人間ということにスポットをあてていました。
ただ、残念なのは前回の映画で大活躍のたつの市出身、東部軍司令官の田中大将の扱いが地味でした。あの八の字ひげもなかったですね。
まあ、これが史実かもしrませんが。。。
小学校5年、6年と担任がたつの市揖西町の先生でした。
田中大将のような立派な人になるようにとよく言われたものです。
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ですが、今回はもっと大きな意味でこの映画を見させていただきました。
最後に、今は日米同盟が不可欠と言われ、アメリカ様さまですが、原爆投下をはじめ戦争末期の空襲での非戦闘員の無差別殺戮は国際法違反に問われないのでしょうか?
中立条約を一方的に破って火事場泥棒みたいに攻めてきた上に多くの人をシベリアに抑留して強制労働をさせ、多くの人を死なせたソ連は勝ったら何でも許されるのでしょうか?
今、日本が中国、韓国から外交カードとして責められていますが、米ソ両国の方がはるかに非人道的な極悪非道なことをしています。
日本が責められれるとすれば、戦争を始めたこと、これは遠く明治までさかのぼらねばなりませんが、暗殺された伊藤博文はそもそも日韓併合に反対だったと聞きます。

戦後何十年かも修羅場を踏んだ力のある政治家がいましたが、今の政界を見渡してその役目を果たせる人材が枯渇しており、不安です。
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自国が攻められた時に防衛するのは当然です。
特に稀代の侵略国、中国は脅威です。都合が悪くなると国内問題と言って逃げ、内政干渉と言って反発しますが、チベット、ウィグルなどは明らかに中国の侵略です。今、尖閣のことが取りざたされていますが、かの国の狙いは沖縄です。
だから、日米同盟が必要という話になるのでしょうが、
アメリカの言うがままに憲法9条の解釈を変えてまで戦争に巻きこまれる険性のある法案を国民の反対を押し切って成立させようとしていますというか、最高議決機関である国会の議決を待たずして国際公約するという愚を犯したことは重大な失策であったと考えます。
これはもう、法案の中身云々の話ではなく、それ以前の問題であり、政府としては無理やりにでも通して、アメリカの機嫌を取る必要があったのではないかとうがった見方さえしてしまいます。
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今、日本人に求められているものは、今までなおざりにしてきた昭和史をきっちりと検証することです。
中韓の歴史認識は、間違った歴史を教えて自国を正当化してきた反日教育の成果であり、若い世代ほど日本を悪者にする傾向が強いです。
日本は、戦争に至った原因を単に軍部の暴走とするのではなく、明治以来の政治家、政党、財界、軍部を含む官僚の権益や学閥、藩閥をも年代を越えた識者を交えて検証し、成功体験こそ失敗のもとという観点のもとに、歴史を紐解く必要がある、そう感じた次第です。


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