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愛読しているプログにジョージ・シアリングのことが書かれていた。 ご丁寧にもこのジャズ・ピアニストの演奏する「♪9月の雨」が You Tubeで聴けるようにもなっていた。 さっそくヘッドフォンで視聴したら、たちまち古い過去のことがよみがえり、 想いはそっちのほうへ飛んでいった。 まだ高校生の頃だった。 我が家には当時、新式のレコードプレーヤーが入っていて、 父親がレコードを少しずつ買い集めていた。 そのなかに一枚、少年としては目を惹きつけられたのがあった。 「Black Satin」というタイトルで、カバーには 黒い絹のドレスを着た美女が艶然と微笑みかけている。 見ただけで心ときめいたものだが、レコード盤に針を落とすと、 妙なるピアノの演奏が。 「♪セプテンバー・イン・ザ、レイン」「♪オータム・リーブス」 「♪アイル・リメンバー・エプリル」「ララバイ・オブ・バードランド」 などが聴けたように思う。 弾むようでいて、ぬくもりがあり、 耳を傾けているうちに幻想的な世界が広がっていくようでもあった。 当時から進駐軍放送などで聴いてはいたが「これがジャズだ」と合点した。 後で分かったのは、ジョージ・シアリングは英国出身のピアニストで、 盲人でありながらクインテットを率い、モダンなジャズで人気を博していたのだ。 しかし、そんな豆知識よりも、この人の奏でる曲に痺れていくうち、 ぼくはジャズに開眼したように思う。 ほかに好きなプレイヤーやヴォーカリストも次第に浮かび上がってきた。 だけど、誰が何と言おうと、ピアノならシアリングと思い込んでいた。 それはともかくとして、 さるジャズ愛好家のプログが刺激を与えてくれたことに感謝したい。 |

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お父様がシアリングファン きっとモダーンな方だったのでしょうね
ピアノとギター・バイブのユニゾン シアリングサウンドは衝撃的でした
来日した時は後輩を誘って観に行きました
古い話で申し訳ありません
2011/9/6(火) 午前 11:43 [ 章ちゃん ]
two**hapterさん こちらこそ古い話で申し訳ありません。
シアリング・クインテットを実際に鑑賞したなんて夢のようですね。あのサウンドが直に聴けたら……。
なお、ぼくの父はタンゴ狂い、それもアルゼンチン物ばかりでした。それでも、たまには他の洋楽も聴きたくなるのか、ジャズのレコードも買ってきましたっけ。
2011/9/7(水) 午前 10:53 [ eiji ]