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先日の昼下がり、NHK-FMから感動的な旋律が流れてきた。
ヴェルディ作曲の歌劇「ナブッコ」のテーマ曲だ。
確か「♪行け 我が思いよ 黄金の翼に乗って」がこの曲名だと思う。
何年ぶりかで耳にしたせいか、全身に鳥肌が立つようだった。
NHK-FMは午後2時からクラシック音楽を流し続けている。
器楽曲が中心で、在宅の時はこの番組を聴くのが習わしのようだ。
それが、ひと月ほど前から番組内容が変わった。
「クラシック・カフェ」の題名は変わらずに、オペラが中心になったのだ。
それで馴染みが薄くなり、少し遠ざかったような感じだった。
ところが、である。
たまたま耳に入ってきたのが「ナブッコ」で、ラジオにしがみつきたくなるほど。
ぼくの最も愛する詠唱が聴けると思って。
そして案の定、ラストになり、かの「黄金の翼に乗って」が流れてきた。
この合唱曲を言葉で表現するのは難しいが、感動と勇気をもたらすのだ。
力強く、ドラマチックで、しかも旋律が美しい。
久しぶりに耳にしただけに、古代ローマが映像のようになって蘇るようだ。
ヴェルディは十九世紀を代表するイタリアのロマン派作曲家だそうで、
いつの時代にも感動を人々にもたらす名曲を作ったことだろう。
その辺の知識はあいにく乏しいが、「黄金の翼」の一曲だけでも、
どれほど多くの人々に感動と勇気を与えていることか。
なお、サッカーのJリーグでは東京ヴェルディというチームがあるし、
同リーグで「ナビスコ杯」が設けられいる。
これが偉大な作曲家ヴェルディとは、どんな関係にあるのか知りたい。
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