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日曜日の午後、感嘆する実話ドラマを観た。
フジテレビの〈ノンフィクション〉シリーズで、
「ダメ親父のラブソング 28年ぶりに娘と再会」が放映されたのだ。
ダメ親父とは、クーペさん(以下略称)という芸名で知られる個性的な歌い手で、
ぼくは以前、2度ほどそのステージを鑑賞したことがある。
人の魂に届くような歌いぶりがドラマチックで、聴く者の心に刻み込まれるような芸が印象的だ。
ともあれクーペは昔、故・林家三平の弟子になっていたことがある。
しかし、落語家として登りつめられなかった。
それでも歌い手として努力し、SHIFOさんという女流ピアニスト兼作曲家と組み
ステージに出られるようになっていく。
その陰には、別れた妻との間に生まれた娘と再会したいとの思いがあった。
そんななか、3年ほど前に娘から一通の手紙が送られてきた。
その後、娘の所在地である福岡に行き、ステージに立つ。
そこで再会なるかと思われたところ、娘からの電話があった。
だが、すぐに会えるものではなかった。
その辺の経緯をテレビは映し出していくが、
観る側としては、この親子の情に次第に胸が締め付けられるようになっていく。
ところが、神様の思し召しのように、やがて親子再会に恵まれるのだった。
それが28年ぶりの再会となったわけで、娘幼は28歳になっていた。
そして、積もる話に二人は幸せに酔ったようだ。
その後、東京国際ホールの舞台にクーペ/SHIFOtは立つ。
そこでのクーペの歌声は、喜びに浸るとともに祈りのようでもあった。
おおまかにそんなノンフィクション・ドラマで、とりわけ気を惹かれるのは、
クーペが半身不随にになりながらも歌い上げるところだ。
声がかすれ気味だけに真に迫ってくる。
その心の底に親子の情が流れていると思うと、なおさら迫力が感じられた。
因みに、クーペ&SHIFOのクラブ風の店が東京の府中市中河原にあり、しばしば出演している。
なお、このドラマの画像を出せなかったので、ご関心のある人は、下記をご覧ください。
http://www.fujitv.co.jp/b.hp/yhenonfx/index.html/
または クーペ(音楽)
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