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久しぶりに映画を鑑賞した。
ただし、自宅で観たわけで、映画館へ行ったわけではない。
その日、放映されたのはNHK/BSで、ハリウッド製の『OK牧場の決闘』だ。
50年ほど前に製作された西部劇映画で、初見は自分がまだ若かった頃だった。
それだけに初めて観た当時の驚きや感動が蘇ってきた。
ご存知、主役はバート・ランカスターとカーク・ダグラスで、
この2人の強烈な個性が溢れ出し、迫力満点。
物語を記すと長くなるので省略するが、
要するにOK牧場で善玉と悪玉が闘うところが目玉だ。
無論、善人役の上記2人が勝ち、同時に男同士の友情が歌い上げられる。
そこに至るまで物語の流れは複雑で、そこがまた観る者を惹き付けてやまない。
というのも、保安官のランカスターも、元医師で酒に溺れるダグラスも、
魅力あふれているからだ。
ランカスターには恋人とおぼしき女役が存在し、演じるのはロンダ・フレミング。
それが荒くれ男の中に咲く一輪の薔薇の花のように輝く。
かつての西部劇には大概、そんな女が存在し、背景がささくれているだけに
目を見張る美しさがあった。
こうして息も継がせぬ物語展開を巧みに演出する監督がジョン・スタージェスで、
この名前を聞くのも久しい。
また、題名と同じ「♪OKコラル」の主題歌が何度も流され、
歌っているのは、フランキー・レーンではないだろうか。
以上、概略だけ記したが、近年、こんな西部劇映画はまだ健在だろうか?
滅多に観られなくなったとすれば、ハリウッド映画にせよ、一般の映画にせよ、
何やら寂しい気がする。
単純明快な善玉と悪玉が登場し、観客を惹きつける作品が滅多に観られないとすれば、
かえって世間がささくれ立っていくような気がした。
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名作ですね『OK牧場の決闘』。懐かしい!







まだ青臭い少年の頃ワクワクしてみました。
今ではこういう単純明快なストーリーもあまり見かけなくなりました。特に西部劇はインデイアンを敵方にして描いていましたっけ。
大人になってから、よく考えてみれば野蛮な侵略者は開拓民である白人たちの側なんだから、変な話なんだけれど。
私はどちらかと言うと後に登場してきたクリント・イーストウッドなどのマカロニウエスタンが、雄大さや夢はないけれど好きでした。
知恵熱おやじ
2013/4/6(土) 午後 9:59 [ asa*ka* ]
西部劇とりわけ『OK牧場の決闘』とか『大砂塵』は、主題歌と結びついて我らの細胞に染み込んでいますね。
夢中で見た思い出が甦りました。
2013/4/7(日) 午前 9:52 [ 門外漢 ]
知恵熱おやじさん






おやまあ、少年時代にご覧になったとは……。それだけに印象は強烈だったでしょう。
「野蛮な侵略者は白人」とは言い得て妙ですね。ところが、米国人はそうは思っていないでしょうし、映画製作者たちも正義は我にありとしいるようてすね。
でも、題名は思い出せませんが、アメリカ・インディアンの正しい心や人間味を上手に描いた作品も少しだけあったようです。
マカロニ・ウェスタンとは懐かしい呼称で、確かイタリア人が製作して当たった時代がありましたね。
そのファンだったとはまた、うれしいことで、小生も何作が鑑賞したものです。
いつかまた、テレビでも放映してくれないでしょうかね。
2013/4/7(日) 午後 4:49 [ eiji ]
門外漢さん そうそう、『大砂塵』というのもありましたね。

主題歌は「♪ジョニー・ギター」でしたっけ?
いやはや、我ら高年者層には、かつての西部劇映画が体に染み込んでいるようなものです。
なんならば、貸しビデオ店で古い名作を見つけてきて、ひっそりと鑑賞したいところですね。細胞を呼びさます上でも。
2013/4/7(日) 午後 4:56 [ eiji ]
『大砂塵』は中学生の頃見たなあー。












同じクラスに私と同じように大砂塵にぞっこんのませた友人がいて、ペギーリーの『ジョニー・ギター』を覚えていつも口ずさんでいましたっけ。
3年前何十年ぶりのクラス会で会ったのですが、お互い爺さんになっていて笑っちゃいました。顔見たら名前より先にジョニー・ギターが頭に浮かびましたね。そして砂嵐の中を根っこごと転がるオープニングの草の画面が・・・細かいストーリーはもう霧の中なのにそんな部分は鮮明に残っていて、記憶ってのは不思議ですね。
知恵熱おやじ
2013/4/9(火) 午前 7:47 [ asa*ka* ]
知恵熱おやじさん 記憶ってのは、実に面白いものですね。






どんなにトシをとっても、断片的な記憶は、永久不滅なのが嬉しいことです。
少年時代の級友と会ったときなんぞ、そんな記憶が浮かび上がってくるのでしょう。人間、捨てたものじゃありませんね。
だからというわけでもありませんが、自宅でくつろぎながら、古い映画を再び鑑賞するのって良いものです。
人生の終盤にかかった者にとっては、懐古するというのも、ひとつの、ひそやかな楽しみではないでしょうか。
2013/4/9(火) 午前 11:07 [ eiji ]