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真夏を感じさせる日が続き、そうなると、蓮(ハス)の花を愛でたくなる。 我が家から歩いて数分の所に蓮池と称する小さな池があり、汗をかきつつ出掛けてみた。 幸い時宜を得たようで、その池では蓮の葉が密生する合い間に、 鮮やかな花たちが夏の陽光を浴びていた。 ただそれだけのことで、それ以上の言葉は浮かび上がってこないけれど、 ここに花の香りが漂っていたら、どうだろうか? 蓮の花は、幻想的な想いを誘い込むように思われるが、加えて芳香を放っていれば、 さぞや高貴な香りに違いないだろう。 ならば、もっと花に近付き、実際に香りを嗅いでみたくなる。 だが、そんなことは容易でなさそうだ。 せめて遠くからでも花たちを愛でるだけだろうか。 絶世の美女には近付けなくても、距離を置いて眺めるように……。 そうだとすると、この蓮池の周囲に暮らす人たちが、なんとも羨ましい。 朝な夕なにチラリと池に目をやり、花たちの機嫌をうかがうとか……。 その状態がどうあれ、心が満たされることだろう。 ただし、それは夏の一時期に限られよう。 いずれは別れねばならない日がやってくるだろうから。 そう思うと、歩いて数分の所に暮らすぼくらも似たような条件かもしれない。
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少し前花の咲く前の蓮池を紹介されましたが、あの蓮が咲いたのですね。やっぱあり花が咲くと雰囲気ががらりと変っていいですね。



お釈迦さまの花ともいわれますが、たしかにただ綺麗なだけではなく奥深い威厳のようなものを感じます。こちらの気のせいでしょうか。
蓮池を渡る風は気持ちがいいです。
2013/7/30(火) 午後 5:15 [ asa*ka* ]
これだけ盛大に蓮を咲かせる池は、近ごろ見たことがありません。
ぼくの子供の頃やはり蓮沼があって、小舟で近づき花の匂いを嗅いだり蓮の実を採ったりしたことがありますが、丑さんのブログを読んで夏の水の香りが鼻腔によみがえりました。
2013/7/31(水) 午前 9:45 [ tadaox ]
ASAOKAXさん あれっ、「少し前」に花の咲いていない蓮池を紹介したんでしたっけ!



当の本人がそれを忘れていましたよ。
いえいえ、気のせいではありませんよ!
当方の表現不足で、その花の奥深さを表せんでしたが、確かに他の花にはないような威厳がありますね。
「お釈迦さまの花」といわれるのも、あながち大袈裟な見方ではないでしょう。
この蓮池の背後にある家々に住む人たちをうらやましく思えたのは、お釈迦さまに近いと感じたからかもしれませんね。
2013/7/31(水) 午後 0:09 [ eiji ]
TADAOXさん そうですか、稀少な池と言ってもいいんでしょうね。



この小さな池の謂われも、蓮の根が盛大に蔓延っていたためのようで、古人もそんな特性を尊重したものと思われます。
幼少時に体験されたという「蓮池」は、東京でのことでしょうか、それとも別の地方とか……。
同じ名称だとすると、興味津々ですね。
2013/7/31(水) 午後 0:18 [ eiji ]