|
「ローストビーフの店 鎌倉山]の玉川支店へ初めて行った。 身内同士の少人数の会食で、この店を選んだのだ。 鎌倉と名付けたのは、鎌倉産の牛肉が売り物かと邪推したが、そうではなかった。 別荘地として名高い鎌倉山に本店があり、高島屋百貨店が多摩川べりに進出したのに伴い、 その食堂街に鎌倉山本店が支店を設けたというわけ。 ともあれ、高島屋玉川店にある各種のレストランなどは、眺望が素晴らしい。 眼下に多摩川が流れている景色に心が安らぐし、遠く富士山を望めることもある。 ともかく、広々とした景観は、都会の雑踏から遠く離れた観があり、 大袈裟に言えば、健全な食欲をやさしく刺激してくれるようだ。 さて、広々としたテーブルにメーンディッシュが運ばれてきた。 なるほど、この店の目玉であるローストビーフの立派なこと! 生焼きの牛肉のフィレがいかにも美味しそうだ。 そのフィレ肉は、塩とコショウだけで生焼きにされており、いかにも食欲をそそる。 小口に切り、口に放り込むと、牛肉の味わい深さに我が身が喜ぶ。 サイドディッシュには新鮮な生野菜やら何やらが添えられており、 それらが柔らか牛肉とうまく調和する。 むろん、ローストビーフには赤ワインが付き物だ。 その一本が忽ち空っぽになったのは、主従の調和がとれているからだろう。 そして、一息ついて見渡すのは、広々とした眺望だ。 玉川高島屋は多摩川に近い所にあるだけに、その眺めは広々としており、 見渡すと、いつものことながら心を慰められる。 何も「ローストビーフの店」に限らず、このデパートの階上の各種レストランは、 素晴らしい立地条件に恵まれていることを再認識する。 少し離れた湘南からぼくが時折りここに来るのは、眺望が魅力だからでもある。 食欲と景観を共に満たしてくれるひとときは、無上の幸せだ。 (注:上掲の食卓は「ローストビーフ鎌倉山・玉川店」掲載の写真を拝借)
|
全体表示
[ リスト ]




